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「超低高度」回る衛星の技術試験機を公開 鹿児島
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通常より大幅に低い高度300キロ以下の軌道で人工衛星の運用が可能かどうかを調べる技術試験機が6日、鹿児島県の種子島宇宙センターで公開されました。
この試験機「つばめ」は幅およそ1メートル、長さ2.5メートルの箱状で、高度300キロ以下の「超低高度軌道」と呼ばれる軌道で人工衛星の運用が可能かどうかを調べます。
通常の地球観測衛星は高度600キロから800キロの軌道を周回しますが、この超低高度軌道での運用ができれば、より高い精度の観測が可能となります。
ただ、こうした低い高度では大気による抵抗がおよそ1000倍に達するため、衛星が落ちてこないようにするためにはエンジンを効率よく使うことが必要で、「つばめ」はこうした技術などの検証を行います。
JAXAの佐々木雅範プロジェクトマネージャは「衛星が低い軌道を回ることができれば、災害監視や台風の進路予測の精度を高めることができる。実験の成果を将来の衛星開発に生かしたい」と話していました。
技術試験機「つばめ」は、気候変動観測衛星「しきさい」とともに来年3月までにH2Aロケットで打ち上げられる予定です。
通常の地球観測衛星は高度600キロから800キロの軌道を周回しますが、この超低高度軌道での運用ができれば、より高い精度の観測が可能となります。
ただ、こうした低い高度では大気による抵抗がおよそ1000倍に達するため、衛星が落ちてこないようにするためにはエンジンを効率よく使うことが必要で、「つばめ」はこうした技術などの検証を行います。
JAXAの佐々木雅範プロジェクトマネージャは「衛星が低い軌道を回ることができれば、災害監視や台風の進路予測の精度を高めることができる。実験の成果を将来の衛星開発に生かしたい」と話していました。
技術試験機「つばめ」は、気候変動観測衛星「しきさい」とともに来年3月までにH2Aロケットで打ち上げられる予定です。
「超低高度」回る衛星の技術試験機を公開 鹿児島
通常より大幅に低い高度300キロ以下の軌道で人工衛星の運用が可能かどうかを調べる技術試験機が6日、鹿児島県の種子島宇宙センターで公開されました。
この試験機「つばめ」は幅およそ1メートル、長さ2.5メートルの箱状で、高度300キロ以下の「超低高度軌道」と呼ばれる軌道で人工衛星の運用が可能かどうかを調べます。
通常の地球観測衛星は高度600キロから800キロの軌道を周回しますが、この超低高度軌道での運用ができれば、より高い精度の観測が可能となります。
ただ、こうした低い高度では大気による抵抗がおよそ1000倍に達するため、衛星が落ちてこないようにするためにはエンジンを効率よく使うことが必要で、「つばめ」はこうした技術などの検証を行います。
JAXAの佐々木雅範プロジェクトマネージャは「衛星が低い軌道を回ることができれば、災害監視や台風の進路予測の精度を高めることができる。実験の成果を将来の衛星開発に生かしたい」と話していました。
技術試験機「つばめ」は、気候変動観測衛星「しきさい」とともに来年3月までにH2Aロケットで打ち上げられる予定です。