「もし人類補完計画が発動しなかったら」 シンジ17歳、山下いくとによる「エヴァ」が10年越しの単行本化決定
ついに出るー!
「エヴァンゲリオン」メカデザイナー山下いくとさんによる、テレビ版パラレルストーリーを描いた小説『エヴァンゲリオンANIMA』がついに単行本化されます。
ストーリーはテレビ版第24話「最後のシ者」から分岐したもので、「もしも人類補完計画が発動しなかったら?」というifの世界が舞台。進化したエヴァンゲリオンである「スーパーエヴァンゲリオン(命名:ミサト)」が登場するほか、17歳に成長したシンジ、レイ、アスカをはじめ、加持と共にエージェントとして活躍するケンスケなど、おなじみのキャラクターたちの意外な未来が描かれます。ちなみに、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の最後で8+2号機が振り回していた刀は、『ANIMA』に登場する「マゴロックスステージ2」。
同作は2007年、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』が公開された約3カ月後に『電撃ホビーマガジン』誌上で連載開始され、2013年に完結。当初から単行本化が待ち望まれていましたが、関連企業の組織改編といった諸事情により発刊が遅れることに。以後も山下さんのTwitter上で単行本化に向けたブラッシュアップ作業が進行中である旨が定期的に伝えられていましたが、ついにそれが実った形です。
『ANIMA』ではキャラクターデザインをうたたねひろゆきさんが担当。当初小説部分を陰山琢磨さんが担当していましたが、その後本文は山下さん自らが執筆する体制に変わりました。山下さんによると、単行本化にあたり、雑誌で陰山さんが担当していたパートも山下さんによる新規書き起こしで統一されるとのこと。
1巻、2巻は各1512円で、11月30日同時発売。山下さんのツイートで全5巻予定であると明かされています。
発行:株式会社KADOKAWA/プロデュース:アスキー・メディアワークス/編集:電撃ホビーウェブ編集部/表紙イラスト:山下いくと/(C)カラー
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