(画像 幽幻道士)
こんにちは、うったんです。
幽幻道士は私が子供のころにブームになった映画です。夏休みの特別番組をビデオに録ってもらって夢中で観たのを覚えています。
今年で30周年ということで懐かしく思い出しました。
懐かしのキョンシーとテンテン、耳に残る特殊霊魂のBGM!
両手を前にあげてピョンピョン飛び跳ねる。おでこにお札を貼られているとおとなしい一見コミカルなキャラクター。でもお札をはがすと狂暴になり人を襲う恐ろしい吸血鬼。キョンシーに噛まれるとその人もキョンシーになってしまいます。
キョンシーは視力が弱いので、息を止めるとこちらの存在を確認できません。もしキョンシーが現れて襲ってきたら息を止めて身を隠さなければならない…当時小学生だった私は必死で息を止める練習をしました。
アイドルすぎるテンテン
(画像 幽幻道士2)
男の子たちは超絶美少女テンテンちゃんに魅了されていて、私の好きなクラスの男の子も、テンテンちゃんがかわいいと盛り上がっていて、ふんっ!と思った記憶があります。
そして今回調べて初めて日本でアイドルをしていたことも知りました!しかも最初はテンテンという芸名でやっていたのですね。ご本人が日本語で話している映像を見て、テンテンやチビクロたちの愛らしさは声優さんたちが引き出していた部分も相当あったのだなあと、あらためて声優さんってすごいと思いました。
チビクロ
(画像 幽幻道士)
チビクロも大好きでした。すごい雰囲気のある子役さんだったなぁと懐かしく思い出します。私は初回作の次に幽幻道士2がおすすめですが、当時"2"になってチビクロ役の変更がとても残念でした。変更後も魅力的な子役さんなのですが、カンフーアクションがまったくできない点に子供ながらに物足りなさを感じてしまいました。
幽幻道士の劇中曲
幽幻道士でとても印象に残っているのが劇中曲です。その独特なサウンドが、ギリシアの音楽家Vangelisさんの名盤『Heaven and Hell』(25:24~,32:00~)とフランスの音楽家JEAN-MICHEL JARREさんの『OXYGENE』(7:38~,)に収録されています。
子供心に中国っぽいなあと思って聞いていたので、意外にも欧州全開で驚きました。
私は特殊霊魂のシーンで流れるBGMが強く印象に残っています。当時リアルタイムで見ていた皆さんはどうでしょうか。白塗りの風貌と独特の衣装、そして音楽。まさに黄泉の国へ赴くにふさわしい怪しさで、ゾクゾクしながらも興奮したのを覚えています。
(画像 幽幻道士)
格好いい親方とキョンシーの怖さ、そして盛天文さん
(画像 幽幻道士)
幽玄道士の魅力の一つとして、格好いい親方を挙げたいと思います。今思うとこの渋さで当時25~26歳というのですから驚きです。でもキョンシー化した親方の演技はとても怖かったです。(怖いので載せません)
親方役の俳優さんはシリーズで様々な役柄で登場していますが、メイクで完全に別人に化けるので初見ではほとんどわかりません。幽幻道士2で語られるベビーキョンシーの父親役や幽幻道士3の敵役であるムササビ道士も親方です。
幽幻道士3では盛天文さんがかっこいい!思っていました。
日本語を話す金おじいさん
夏休みの特番だったと思いますが、当時子供たちの間でブームになっていた幽幻道士のキャストが来日してテレビ出演しました。その時に金おじいさん役の俳優さんが流暢な日本語で話し始めたのです。なんでだろうと不思議に思い、昔は台湾が日本の一部だった話を父にしてもらったことを覚えています。
この話は子供心に不思議というか、とても驚きました。
実は若かった金おじいさんとマーボおばあちゃま
金おじいさんやマーボおばあちゃまが、実はお年寄りではなかったことに驚きました。あれだけ飛んだり跳ねたりするので当然といえば当然です。スタントさんのシーンも多いとは思いますが、今見返してみるとお顔はとても若いです。
今年で30周年
30周年を記念して、東京池袋の新文芸坐で9月30日にイベントがありました。
幽幻道士と霊幻道士の違い
キョンシーといえば幽幻道士シリーズと霊幻道士シリーズが有名です。私は霊幻道士もすべて見たはずなのですが、ほとんど印象に残っていません。
まとめ
子供のころに好きだったものを調べ直してみると面白いですね。今回は調べてみて驚きの連続でした。その時の家族のことや自分のこと、今まで思い出したこともなかった場面がよぎったりして、いろんな気持ちになりました。キョンシーネタは、かなりピンポイントで同年代にしかわかりにくいかも知れません。かなり限られた年齢(学年)の中で爆発的なブームとなっていました。
お読みいただきありがとうございます。m(_ _)m