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【記号はそのまま!】Windows 英語キーボードで日本語入力をする方法

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最終更新: (1年前)

※この記事の内容は、Windows10の環境下でのモノです。他のバージョンでの確証性はございません。

※Macだと、事情が変わりますので、参考になるかは分かりません。

 

コチラの記事で紹介しましたが、英語キーボードを入手しました↓

sliplife.hatenablog.com

 

しかし、英語キーボードでは、日本語がうまく入力できません

英語なら、そのまま打てるけど、ローマ字入力にしたとたん、記号が一致しない

 

これでは気持ちが悪いので、設定を変えます。

 

英語キーボード使用者必見のローマ字入力ができて、記号も一致する方法です!

 

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英語キーボードで困る事

英語用製品で日本語を使うのですから、当然スムーズにはいきません。

 

「ローマ字入力」と「記号の一致」は、両立しない

まず、普通に英語キーボードを導入した時の末路をお教えします...

 

  1. 英語キーボードを買ってくる
  2. PCに接続する(IME*¹設定は日本語のまま)
  3. ローマ字が打てる。が、記号が一致しない
  4. IME設定で「English」を選び、記号が一致。だが、ローマ字入力ができない
  5. 困る(´・ω・`)
  6. IME設定を「日本語」と「English」とで入れ替えながら作業する
  7. 面倒くさくて日本語キーボードに戻る

*1「IME」 言語ごとに用意された文字入力補助ソフトウェアのこと。Input Method Editorの略。

悩む人

これでは、悲しいですね…(~_~;)

 

IMEで「English」を選択するには?

IMEでの「English」の選択は、コントロールパネル ≫ 時計、言語、および地域 ≫ 言語 ≫ 言語設定の変更 から「言語の追加」で追加することができます。

IMEで「English」を選択する

英語に限らず、世界各国の言語が選べます。

 

でも、これでは結局ローマ字入力ができません!

日本語が使えません!

 

 

せっかく買ったのにもったいない!

そもそも、英語キーボードでローマ字入力をするには、特別な設定が必要なのです!

 

○ローマ字 ×記号

   or

×ローマ字 ○記号

     下矢印

○ローマ字 ○記号

 

 

このようにしなくてはなりません。

 

Windowsの仕様 

どうして、そのままでは上手くいかないのか?

それは、Windowsの仕様なので、仕方がないのです。

 

IMEの「日本語」は、日本語キーボード「英語入力」「ローマ字入力・かな入力」をサポートしています。半角と全角どちらにも対応します。

 

IMEの「English」は、英語キーボード「英語入力」をサポートしています。半角のみに対応します。

 

この仕様が原因です。

この仕様を融合させて…

 

IMEの「日本語」で、英語キーボードで「英語入力」「ローマ字入力・かな入力」をサポートしています。半角と全角どちらにも対応します。

 

ってやりたいんです。

 

便利な事に、コレはユーザーの手でイジることのできる範囲なんですよ!

やる気に燃える人

早速やっていきます。

英語キーボードで日本語入力をする設定

※この設定方法は、windowsのシステムを変更するものです。コレを行って生じた問題の責任は負いかねます。自己責任でお願いします。

 

混同すると訳が分からなくなるので、先に言っておきますが、「日本語入力」と言っているモノは「ローマ字入力」の事であって「かな入力」の事ではありません。

英語キーボードを買って「かな入力」は、できなくはないですが、キーボード自体にかな印字がないため、日本語キーボードを使うのが定石です。

 

では、順を追って説明していきますね。

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レジストリエディタを開く

Windowsボタンを右クリック。

「ファイル名を指定して実行(R)」で「regedit」と入力。

「ファイル名を指定して実行(R)」で「regedit」と入力

「OK」をクリックすると、通知が鳴りますが、「OK」をクリックで大丈夫です。

すると、レジストリエディタが開きます。

 

キーボード設定のファイルを見つけ出す

レジストリエディタの大量のフォルダーから見つけ出します。

場所は…

HKEY_LOCAL_MACHINE ≫ SYSTEM ≫ CurrentControlSet ≫ Services ≫ i8042prt ≫ Parameters

です。

 

内容を変更する

間違えると、PCをぶっ壊しかねないので、注意して作業を進めましょう。

 

ぞれぞれ、右クリックから「修正(M)…」をクリックして、書き換えます。

 

  • 「LayerDriver JPN」の「KBD106.DLL」「KBD101.DLL」に変更
  • 「OverrideKeyboardIdentifier」の「PCAT_106KEY」「PCAT_101KEY」に変更
  • 「OverrideKeyboardSubtype」の「2」「0」に変更
  • 「OverrideKeyboardtype」の「8」「7」に変更

 

もともと、値が変更されていたり、項目がない場合は、触らなくて大丈夫です。

私の環境下での変更後↓

レジストリエディタ 変更後

変更が完了したら、ミスのないことを確認してからレジストリエディタを閉じましょう。これで、変更は完了です。

 

再起動する

なにも、難しい事はありません(笑)

普通に、いつものようにパソコンを再起動させましょう!

 

確認

無事に変更ができているか確認してみましょう。

日本語キーボードで言う「半角/全角キー」は「Alt+`」に代用されているはずです。

 

ここで、どうもうまくいかない場合は、IMEの設定がズレてしまっているのかもしれません。

画面右下からオプションを表示します。

IME オプションの出し方

「プロパティ(R)」をクリック。

「Microsoft IME の設定」が出てくるので「詳細設定(A)」をクリック。

「Microsoft IME の設定」の「詳細設定(A)」

「編集操作」にある「変更(D)」をクリック。

 

「キー設定」タブにある「設定(T)」「Microsoft IME」を選択。

ここが、もともと、「Microsoft IME」になっている場合は、なにか別の原因でおかしくなっています。

「設定(T)」から「Microsoft IME」を選択

終わったら、下の「OK」をクリック。

 

これで、大丈夫なはずです!

 

結局、英語キーボードは使いにくい!

ここまで説明しておいて、どの口が言っているんだ!って思うかも知れませんが(笑)…

 

やっぱり、PCで日本語を扱うのであれば、日本語キーボードが一番です。

Windowsの核(レジストリエディタ)をイジってまで対応させる必要ってあるのかな?って、思ったりもします。

普通にPCを使う人には、英語キーボードなんぞオススメしません。

 

…でも、この記事を読んでくれたあなたは、「自分の英語キーボードを何とかして日本語で使ってやろう!」っと、お思いになっていたのですよね?

 

 

やりたいからやる。

 

 

それだけで、英語キーボードに手を出す理由になると思います。

だって、もうこれは、趣味の領域ですから。実用的かどうかじゃないんですよね。

 

上手くいきましたか?

日本語環境では、ハードルの高い英語キーボードを使用したいと思える同志である、あなたの力になれたのなら幸いですm(__)m



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