アナログレコードやラジカセなど、若者の間で“アナログ”なものがはやっているという。しかもそれは、懐古趣味ではなく、デジタル時代だからこそ生まれた現象だったのだ!
若者がボードゲームカフェに集まる理由とは?
平日、夜の渋谷。ボードゲームができるカフェ「Jelly Jelly CAFE 渋谷店」は多くの若者で溢れ、予約をしていないと入店できないほどの盛況ぶりだ。

「Jelly Jelly CAFE 渋谷店」店内。満席だったが一人だったため、相席で入店することができた。
「今日一緒に来たのは池袋店で知り合った人です。ボードゲームをやって意気投合したので、その場でLINEを交換して待ち合わせました。スマホのゲームだと黙々と一人でやるだけになってしまいますが、ボードゲームでリアルな友達が増えるのは楽しいです」
そう語るのは、20代の男性。忙しい合間を縫って、週に1度は必ず足を運ぶようにしているほどハマっているらしい。これほど若者を引きつける魅力はなんなのか? 芸人でボードゲームに詳しい、
いけだてつや氏は次のように語る。

プロダクション人力舎所属のピン芸人。ボードゲームのほかにも、高校野球観戦、サイクリング、玩具収集など多趣味。
「一種の“出会い系ツール”になっているんだと思います。みんなが集まるキッカケになりますし、ボードゲーム自体がそれなりに時間を必要とするので、仲間意識が芽生えやすいんでしょう」
出会いを提供するサービスが流行する昨今。ボードゲームがリアルな出会いの場を提供する役割を担っているようだ。また、若者だからこそはやる要因もあるという。

2時間ほどプレイした後、同席者とLINEを交換!
「新しいものに抵抗感がない。これが若者に流行する理由かもしれません。そして、スマホのアプリと連携したARのボードゲームも登場しているので、さらにブームが大きくなる可能性はあります」
ARで進化するボードゲーム。盤の上に見る景色はかつてのものとは違うのかも!?
●20代の声
ボードゲームを通じて、リアルな友達を増やしたい!
【ボードゲーム芸人・いけだてつや氏】
プロダクション人力舎所属のピン芸人。ボードゲームのほかにも、高校野球観戦、サイクリング、玩具収集など多趣味
― 20代アナログ復権現象を追う ―