店頭販売が始まった「ひゃくまん穀」の新米=野々市市内のショッピングセンター
石川県産米の「ひゃくまん穀(ごく)」の店頭販売が5日、県内のスーパーなど約270店で始まった。2キロ入りと5キロ入りの新米が並び、買い物客は大粒で粘りが強く、冷めてもおいしい新品種を買い求めた。
野々市市のイオン御経塚店では、県やJA全農いしかわなどでつくる普及推進委員会がPRイベントを実施し、買い物客がおにぎりを試食した。店頭価格は2キロ入り980円、5キロ入り1980円(いずれも税抜き)で、コシヒカリより1割程度安いという。ひゃくまん穀は今季約250ヘクタールで作付けされ、約1500トンの出荷を見込む。