さくらインターネットの環境でSiteGuard Liteが無償で使えますが、特に今年の6月にはNginx版も提供されるようになっていますね。
それまではApacheのみの対応であったので、Nginxを使っている身としてはちょっと縁がないかなぁと思っていたわけですが、Nginxが出たので利用し始めています。
ただ、仕方ないのですが、Nginxをソースからビルドしてインストールする、という手順となるのでそこが複数台のサーバにインストールするときに面倒だったり、一応バージョン管理もしたいので、イマイチでした。
なので、CentOS7限定(自分が必要だったので)ですが、SiteGuard Lite付きNginx RPMをビルドするためのDockerfileを作ったので公開します。RPM作成となるベースのNginxは、CentOS7向けに公開されているSRPMを使っています。
ついでに、ngx_mrubyも必要であったので ngx_mruby 付きです。公開リポジトリには、ngx_mruby なしも公開しています。
ngx_mruby あり github.com
ngx_mruby なし(同一リポジトリの別ブランチ) https://github.com/kikumoto/nginx-siteguard_lite-rpm/tree/without_nxg_mruby
上記リポジトリのREADMEの通りですが、そもそもさくらインターネットの環境でSiteGuard Liteを利用できる条件を満たしていることが前提です。
その上でリポジトリをcloneして
make
すれば build ディレクトリ配下にRPMが作成されます。
このRPMを使えば、SiteGuard Lite公式のドキュメントにてNginxをビルドする箇所を、RPMインストールに読み替えればOKです。
誰かの参考になれば幸いです。