更新日:
2017年09月27日
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すぐに試せて劇的に改善! いびきの原因「口呼吸」を治す方法とは?
口呼吸はいびきの大きな原因のひとつ。口呼吸が癖になっている場合、睡眠中にいびきをかきやすくなります。多くの場合、いびきは、口呼吸を鼻呼吸に戻すことで劇的な改善が望めます。そこで今回は、いびきによく効く口呼吸の治し方についてご紹介します。
なぜ口呼吸は身体に良くないと言われるの?
鼻には、フィルター機能が備わっています。この機能により、鼻呼吸を行うと、鼻から空気を取り入れる際に、空気中に含まれる不純物(ホコリや細菌など)は取り除かれ、きれいな空気を肺に取り込むことができます。鼻呼吸こそが、人間本来の自然な呼吸法でもあります。
これに対して口呼吸の場合は、フィルター機能が備わっておらず、口から吸った空気は、不純物が含まれた状態のまま、ダイレクトに肺に取り込まれます。その結果、よけいな細菌やアレルゲンを含んだホコリを吸い込んでしまうことになり、感染症やアレルギー疾患などの発症リスクが増大します。このように口呼吸は、不自然で不健康な呼吸法なのです。
これに対して口呼吸の場合は、フィルター機能が備わっておらず、口から吸った空気は、不純物が含まれた状態のまま、ダイレクトに肺に取り込まれます。その結果、よけいな細菌やアレルゲンを含んだホコリを吸い込んでしまうことになり、感染症やアレルギー疾患などの発症リスクが増大します。このように口呼吸は、不自然で不健康な呼吸法なのです。
口呼吸が癖になっていると、当然、眠っている間も口呼吸を行ってしまいます。眠っている間に口呼吸をすると、軟口蓋(上あごの奥にある軟らかい部分)が落ち込み、気道が狭くなるため、いびきをかきやすいです。
口呼吸は、元々舌の筋力が低下している場合に起こりやすいです。舌の筋力が低下していると、睡眠中に舌の根元も落ち込むため、ますます気道が狭くなり、いびきがひどくなります。(完全に気道が塞がって無呼吸に陥るリスクも生じます)
口呼吸は、元々舌の筋力が低下している場合に起こりやすいです。舌の筋力が低下していると、睡眠中に舌の根元も落ち込むため、ますます気道が狭くなり、いびきがひどくなります。(完全に気道が塞がって無呼吸に陥るリスクも生じます)
いびき対策で健康に! [口呼吸の治し方1: 日中は口を閉じる]
鼻で呼吸をすることを意識することで、口呼吸の癖を改善することができます。常に口を閉じることを意識することも同様の効果が望めます。
間違って口呼吸してしまったら「あ、ダニを大量に吸い込んだ」と思うようにするのも効果的だそうです。実際に口から吸うと鼻のようにフィルター機能がないため、空気中のほこりやダニ、有害物質をそのまま身体に取り込むことになります。
間違って口呼吸してしまったら「あ、ダニを大量に吸い込んだ」と思うようにするのも効果的だそうです。実際に口から吸うと鼻のようにフィルター機能がないため、空気中のほこりやダニ、有害物質をそのまま身体に取り込むことになります。
いびき対策で健康に![口呼吸の治し方2: 口や舌の筋トレ]
口のまわりの筋肉を鍛えて、口をしっかりと閉じることができれば、自然と鼻呼吸にシフトしやすいです。口まわりの筋肉の鍛え方としては、以下のような方法が効果的です。
よく噛んで食べる
三食よく噛んで食べるようにしましょう。ガムをかむ方法も同様の効果が期待できます。いずれの場合も左右均等によく噛むことがポイントです。あいうべ体操
睡眠中の口呼吸を予防していびきを防止するために考案された口回りの筋力トレーニングです。口を大きく開いて「あ」「い」「う」と発音した後と「べ~」と舌をできるかぎり出します。この手順を1日30回を目安に繰り返しましょう。いびき対策で健康に![口呼吸の治し方3: 睡眠中はマスクと口テープ]
出典:http://info.felissimo.co.jp/monokotolabo/repo/monitor/034014.php
睡眠中、口を閉じることを意識しましょう。以下の方法も一緒にやると効果的です。
マスクをする
睡眠中の口呼吸の治し方として効果的な方法です。マスクから鼻だけを出した状態で呼吸することがポイントになります。睡眠中、口テープを使用する
原理は、マスクと同様です。口にテープを貼り、睡眠中に口が開くことを防ぎ口呼吸をしづらくし、鼻呼吸へと促します。テープは、皮膚に貼れるタイプのものなら何でもOKですが、「いびき防止テープ」として市販されているものがおすすめです。おわりに
口呼吸の癖がなおり、鼻呼吸にシフトチェンジできれば、いびきだけでなく、様々な不調も改善でき、まさにいいことづくめです。これを機に、続けやすいものからお試しになってみてはいかがでしょう?
編集部が厳選! いびきに効くおすすめグッズ3選
軽量で使い捨てできる! 鼻チューブ型グッズ「ナステント」
国内メーカーにより2014年から販売されたのが「ナステント」という一般医療機器。これは鼻から口蓋垂(のどちんこ)まで鼻チューブを挿入し、気道を確保することで、無呼吸になることを防ぎます。
チューブを挿入して気道を確保するという方法自体は、救急医療現場で気道確保などに使われてきたものの応用だとか。
見た目はアレだが、効果あり?「口呼吸防止テープ」
口呼吸防止テープは、いびきの大きな原因の1つである「口呼吸」を、口に直接テープを貼るという方法で、いびきを防止するいびき対策グッズです。
中にはガムテープなどで代用する人もいるようです(笑)
付けてても目立たない「マウスピース」
マウスピースは、寝る前に下アゴを少し前に固定するという方法で、気道を確保し、いびきを防ぐいびき対策グッズです。
慣れるまでは起きた時にちょっと口が痛いらしい…
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