障害者施設暴行事件 県警OBら証拠隠滅を指示か

障害者施設暴行事件 県警OBら証拠隠滅を指示か
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宇都宮市の障害者支援施設で入所者が暴行された事件で、事件に関する内部調査の文書を廃棄したとして逮捕された県警OBの職員らが「文書をシュレッダーにかけろ」と複数の職員に指示していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。警察が入る前に証拠隠滅を指示した疑いがあると見て調べています。
宇都宮市の社会福祉法人「瑞宝会」の職員で、栃木県警OBの手塚通容疑者(69)や同じく県警OBの齋藤博之容疑者(58)ら3人はことし4月、障害者支援施設で、知的障害のある入所者が元職員らから暴行された事件を受けて行われた内部調査の文書を廃棄したとして証拠隠滅の疑いで逮捕され、5日、検察庁に送られました。

施設では入所者が大けがをしたあと職員に用紙を配り調査が行われましたが、その後、調査を担当していた手塚容疑者らから「文書をシュレッダーにかけろと指示された」と複数の職員が証言していることが捜査関係者への取材でわかりました。

警察に対し「元職員が暴行しているのを見たと用紙に書いた」と証言する職員もいましたが、警察が捜査に入った際、そうした書類は残されていなかったということです。
警察は、捜査や調査に入る前に証拠隠滅を指示した疑いがあると見て調べています。

調べに対し、3人は「重要な書類だと思わなかった」と容疑を一部、否認しているということです。

障害者施設暴行事件 県警OBら証拠隠滅を指示か

宇都宮市の障害者支援施設で入所者が暴行された事件で、事件に関する内部調査の文書を廃棄したとして逮捕された県警OBの職員らが「文書をシュレッダーにかけろ」と複数の職員に指示していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。警察が入る前に証拠隠滅を指示した疑いがあると見て調べています。

宇都宮市の社会福祉法人「瑞宝会」の職員で、栃木県警OBの手塚通容疑者(69)や同じく県警OBの齋藤博之容疑者(58)ら3人はことし4月、障害者支援施設で、知的障害のある入所者が元職員らから暴行された事件を受けて行われた内部調査の文書を廃棄したとして証拠隠滅の疑いで逮捕され、5日、検察庁に送られました。

施設では入所者が大けがをしたあと職員に用紙を配り調査が行われましたが、その後、調査を担当していた手塚容疑者らから「文書をシュレッダーにかけろと指示された」と複数の職員が証言していることが捜査関係者への取材でわかりました。

警察に対し「元職員が暴行しているのを見たと用紙に書いた」と証言する職員もいましたが、警察が捜査に入った際、そうした書類は残されていなかったということです。
警察は、捜査や調査に入る前に証拠隠滅を指示した疑いがあると見て調べています。

調べに対し、3人は「重要な書類だと思わなかった」と容疑を一部、否認しているということです。