東北・みやぎ復興マラソン、レース参戦記(3)15キロ~ゴール完走 サブ6
海岸沿いの直線で、暑さが蓄積
東北・みやぎ復興マラソンのコース、15キロからは、海岸沿いの道路を走る。
海岸沿いとはいえ、新しく出来た堤防の下を走る為、海は全く見えない。
16キロの辺りで、堤防に登って海が見える場所がある為、上がって写真をとる。
堤防も新しく、綺麗に整備されていた。
海は見えなくなってしまったが、そんな情緒的なことを言っていられないのが、現実なのかな。
スタート・フィニッシュ会場の希望の丘のような、つくられた丘がコースの途中にもみられ、津波時の高台避難の為の丘だった。
15キロから、20キロ過ぎまで堤防下の道をひたすら走る。
ちょうど12時から1時の時間で、一番暑い時間。
堤防で遮られ、風がなくなり暑さが増し、かなり暑さとの戦いになる、
もっともこの辺りは、まだ、余裕もあり、エイドを楽しみながら、なぜかいた羊の写真を撮ったり、遊びながらも、ペースを保って走れていた。
海岸沿いの道から離れ、また少し内陸を走る。
ここから25キロまでまだ、気温も暑く、風も無く、とにかく暑い。
暑い暑いと叫びながらしんどくなり、かなりへばった。
左膝の調子が今一だったため、左膝だけテーピングで補強して走ったのだが、テーピングがかなり仕事をしてくれて、痛みは出ない。
変わりに、テーピングのしていない右膝が痛み出す。
両方しておけばよかったのにと後悔。
途中、立派なお屋敷がポツンとたっており、この辺りで人が住んでいるのか?と思ってみて
いたが、よくよく見ると、1階の壁が抜けていて、被災した住宅だった。
ほとんどが撤去されてはいるが、まだ幾つかの被災した住宅は残っているそうだ。
25キロから、だんだんへばって来た
25キロを超えると、気温が少し下がって来て、風が強くなる。
吐き気と、悪寒がしてきて、結構やばい状況に。
熱中症かな~、内臓が弱いのか?などと考えながら、とにかくエイドで大量に給水を繰り返すも、体に水分が足りていないのは、確か。
塩飴を前半から、なめていたが、塩分が足りなかったのかもしれない。
体調とは別に、足にも来ていた、膝、太もも、ふくらはぎと痛みが出たが、困ったのが、足の裏。
足の裏の筋肉を痛めると動けなくなる為、まずい。
ペース自体は最初から落ちておらず、とにかく30キロまで、このまま落とさず走った。
前半と違い、この辺りから、遊んでいる余裕は無くなってしまった。
吐き気も出て来て、固形物が飲み込めなくなってしまい、エイドの給食を戴けなかったのが残念。
完走へ
30キロで、余りに足が痛くストレッチを入れるが復活ならず。
そこから先は、歩きと走りを繰り返す。
夏にウォーキングをよくやっていたので、歩くにしては、そこそこのペースは保てたが、駄々下がりには変わりなく。
5時間完走を目指したものの、ここで断念。
寒気が続いていたので、30キロ以降の風の強さは、気温の低下と共に、少し辛かった。
スタートから、ゴールまで、地元の方の応援が多くて力になった。
来てくれてありがとうと言われ、遊びに・走りに来ているだけなのに、そんな事を言われて、ビックリ。
スタッフさんも皆明るく、解らないことをちょっと聞くと、きちんと教えてくれて、人達に支えられている大会だなと本当に感じる。
5時間45分でフィニッシュ。
ばてましたね。
レースの後で
ゴール後直ぐに、あんこが中に入ったアイスを渡され、溶けてしまうから直ぐ食べる、待った無しの提供はご愛想。
アイス上手かった。
風は相変わらず強く、着替えて帰りのシャトルバス待ち時間は、少し冷えてた。
遅い新幹線を取っていた為、仙台牛タンとテールシチューを食べて帰途につく。
新幹線に乗る段階では、まだ足の裏が痛かったが、降りる時は既に痛みは無く、怪我にならなくて良かった。
走り方のせいで、痛くなるのか、筋力が足りないからなのか。
検証しどころ。
一日たって、全身がだるくはあるが、筋肉痛はそんなに無く、膝が少し痛い程度。
一番痛いのは、日焼けで、足や首筋がヒリヒリする。
子供の時の、海水浴以来か?
テーピングの跡が日焼けで、クッキリついてしまった。
風邪は治らず・・・ですが、フルマラソン翌日から、普通に仕事が出来ているのは、成長したかな。
【編集後記】
秋シーズン、ゴルフのお誘いがチラホラ。
練習せねば。
世界に一つだけのあなたらしい家を設計する建築士が、家づくり・フルマラソン・ゴルフ・茶道について語ります。 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所
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