(アイリスオーヤマとティファールの比較表)
嫁の料理は美味しくない。
実はそれについて僕は結婚をする前から知っていた。
しかし我が家は共働き。
ご飯を作ってくれるだけ僕はありがたいと嫁に対して思わなければいけないのだ。
それに、人には得手不得手というものがある。
僕が計算が得意だけれど、人とのコミュニケーションが苦手なように。
彼女についても仕事に対しての才能と引き換えに料理の腕は神様にとられてしまったわけだ。
これは仕方のないことかもしれない。天は二物を与えない。
またそれくらいの方が僕としても丁度いい。
だから夫婦で互いのバランスをとるのだから。
- 取っ手が取れるアイリスオーヤマのフライパンとオサラバした理由
- 1年半以上毎日使っているオカンのティファールは全く焦げていなかった
- ティファールのフライパンを購入したら世界が変わった
- アイリスオーヤマの取っ手が扱いにくすぎてぶん投げるレベル
- 蓋のつまみがたためるティファール、出っ張るアイリスオーヤマ
- 取っ手水洗い不可!アイリスオーヤマは手入れが面倒
- ティファールはアイリスオーヤマよりも長持ちで強い
- セット購入はアイリスオーヤマがお得!でも買い替えの時は?
- 他に気になった点を箇条書き
- やっぱりティファールのフライパンは買いでしょ!!
取っ手が取れるアイリスオーヤマのフライパンとオサラバした理由
その異変に気付いたのは半年以上前だった。
僕が毎日食べている特製トースト(6枚切り78円のそれに目玉焼き乗せただけ)
上に乗っている目玉焼きが毎回潰れたり、焦げたりしているのだ。
特に夫婦喧嘩しているわけでもない。
『なぜ君の目玉焼きは焦げるんだい?』
と嫁にいう。
困った顔をした彼女から吐かれた意外な事実。
なんでもそれは全ての原因がアイリスオーヤマのフライパンにあるようだった。
すっかりなくなってしまったテフロン加工(フッ素樹脂加工)
それが卵の白身を鉄板から離すことを引き止め、また最悪の結果として黄身まで潰れる。
どう試行錯誤を繰り返そうとそれは同じ。
なるほど確かに自分も料理をするからその変化に気付いてはいた。
明らかにこのアイリスオーヤマのフライパンは購入して1年を超えてからそれがあたかもフライパンとしての寿命を終えたかのように焦げ付き始めた。
取っ手がとれるから重宝していたけれどさすがにもう使えない。
週5使用で1年を越えてからテフロン加工が剥がれはじめた
取っ手はとれるが1年で使えなくなったダイヤモンドコートパン
1年半以上毎日使っているオカンのティファールは全く焦げていなかった
『また取っ手が取れるやつで、今度は長く使っても焦げないフライパンが欲しいね』
っていう話をしていた嫁と僕。
・取っ手が取れること
それは僕らにとって超重要だ。
そのおかげで鍋やフライパンを重ねて片付ける事が出来る。キッチンの収納スペースが狭い我が家にとってこれはマスト。
また、汚れやすい取っ手部分の手入れが超楽になるという点もいい。
そんなことを重視した上でフライパンを探しているとうちのオカンが
『うちで使ってるやつはもう1年半以上たつけど全く焦げてないよ』
という話をしてくれた。
それがティファールのフライパンだった。
Amazonで探してみると(類似商品が多くて分かりづらい)これだった。
・チタンでのコーティングが何層にもされている
そこがどうやら焦げずに長持ちするポイントらしい。また熱伝導率も高めてくれる。
どうやらティファール公式サイトを見るとこの製品、まだまだ最近である2016年の2月に発売されたばかりのものらしく
・今までのティファールのフライパンの3倍長持ちの耐久性を実現
していると書いてあった。
だからうちのオカンのようなフライパンを1年おきに変えていたような人でも全く汚れすらないわけだ。
最新の技術は凄い。
1年半使用ンのティファールフライパンは全く焦げや剥がれがない!
ティファールのチタンコートは実際に耐久性が高い
ティファールのフライパンを購入したら世界が変わった
(我が家は3口のガスコンロ)
1番身近な存在の親が
『1年半使っても焦げ付きなかった』
といい、実際にそれを見ても本当だった。
僕はすぐにAmazonでティファールのフライパンの注文をした。
そして実際に今使ってから2ヶ月が経とうとしていている。
率直な感想として思ったことは
『もっと早く買っておけばよかった』
そうすれば
・小さな焦げ付きを必死にとっていた時間
だったり、
・アイリスオーヤマ独特の取っ手の扱いに悩まされる
ことからもっと早く解放されていたわけだ。
調理の時の快適さはもちろん、手入れと収納についても圧倒的にティファールのフライパンの方が質が高くて満足できる。
まさにお値段以上。
なぜ今までのフライパンに数ヶ月もこだわりすぎていたのかを後悔した程だ。
せっかくなので
アイリスオーヤマのフライパンとティファールのフライパンについて
実際に使用をして感じたポイントについてを上げていく。
また、簡単な特徴については以下の通りになる。
一番の違いは取っ手の扱いやすさ!ティファールの方がイイ!
ティファールの蓋の収納性はめっちゃすごい!
我が家の場合はティファールの方が長持ち!
アイリスオーヤマは全ての製品が単品買替えできるわけじゃない!
アイリスオーヤマの取っ手が扱いにくすぎてぶん投げるレベル
これはホントにイライラする。特に料理中。
ティファールの取っ手を一度でも使った人だったら耐えれないレベルなんじゃないかな。
アイリスオーヤマの取っ手はマルチハンドルという2重ロック構造。
取っ手を外す時に
・つまみをひねる
・ボタンを押す
この2つの動作をしないといけなくて、両手が必要となる。
取っ手外す時に両手使うくらいならもうメンドくさいから外さねーよって事が数えきれない程あった。
安全かもしれないがそれを上回る不便さ。
一方ティファールは片手で楽ちん
(フライパンにはめて1PUSHでOK。取るときも)
対してティファールは画像見てわかるように片手の簡単操作。でも全くぐらついたりはしない。
正直これだけでもうティファールに買い換えたくなるレベル。
あと地味にティファールの取っ手には穴が開いているのでフックにかけておく事が出来る。割と重宝するんだこれが。
蓋のつまみがたためるティファール、出っ張るアイリスオーヤマ
(この狭いスペースに3枚入れる)
一目見て分かるけれどティファールの蓋の取っ手はたたむことが出来る。だから収納するときに蓋同士を被せれば全く場所を取らない。
これはマジでコロンブスの卵。よく思いついたなと思った。
おかげで
・キッチン収納のデッドスペースが無くなり
・蓋部分を無理やり噛み合わすような無理のあるしまいかたをしないで済むようになった。
一方、アイリスオーヤマの蓋はかさばる
アイリスオーヤマの蓋の取っ手はたたむことができないし、とることもできない。
それはスペースをとるだけではなく、見た目としても不恰好。
また、蓋の部分が他とぶつかるからイライラもする。
取っ手水洗い不可!アイリスオーヤマは手入れが面倒
『水洗いができない!!』
アイリスオーヤマの取っ手のカスタマーレビューを見ると1番に書いてある不満がこれ!
どう考えてもおかしい。絶対に汚れるだろ、フライパンの取っ手なんて。
僕は構わず水洗いしていたのだがだんだんと取っ手が固くなっていることに気付く。
アイリスオーヤマの取っ手は消耗品として考えないといけないレベルだと思う。
もちろんティファールは丸ごと水洗いOK。
ティファールはアイリスオーヤマよりも長持ちで強い
アイリスオーヤマのダイヤモンドコートパン、使用して半年を過ぎてからまず、表面のダイヤモンドの絵がポロポロと崩れ落ちていく。(金属ヘラなどを使用していたわけではない)
その部分に食材もこびりつきはじめる。
かなりフライパン自体の手入れも大変だ。
一方で1年半以上毎日使用されているオカンのティファールのフライパンは表面の色が少しだけ薄くなっているように見えるものの
全く焦げや剥がれなどもなく洗うときにもスルッと汚れが落ちる。
ティファールのチタンコーティングはアイリスオーヤマのダイヤモンドコートを上回っているということは間違いないようだ。
セット購入はアイリスオーヤマがお得!でも買い替えの時は?
ティファール(フライパンが2つソースパンが2つの一般的なセット )
アイリスオーヤマ(フライパンが2つソースパンが2つの一般的なセット )
価格は常に変動をしているのでチェックしてもらう必要があるのだけれど、だいたい
ティファールが12,000円くらいでアイリスオーヤマは7,800円くらい。同じ条件で比べたこの場合でもその価格差は4,000円ほど。
またアイリスオーヤマについてはそれに追加してフライパンと蓋が1つずつある12点セットが8,980円という超破格値でかうこともできる。
しかしフライパンは1度買ったら終わりではない。今後にわたってずっと使用していくもの。
どれだけいい製品でも買い替えの時期がくる。
そしてそれはフライパンの種類によってその買い替えの時期が異なるから、単品で購入する必要がある。
単品購入で比較してみた
ティファール(26cmフライパン)
アイリスオーヤマ(26cmフライパン)
例えば一番使用頻度の高いとされる26cmのフライパンでその価格を比較してみると
ティファールが3,980円くらいでアイリスオーヤマは2,600円くらい
12点セットで8,980円という価格で買えたことを考えるとアイリスオーヤマの単品のフライパンが妙に高く感じるのは僕だけではないはずだ。
事実アイリスオーヤマのフライパン単体についてはAmazonで殆ど売れていない!!
ガス火用のフライパンが単体で売ってないアイリスオーヤマ
また、我が家の場合はガスキッチン。
一部の商品を買い替える際はIH対応のものではなくてガス火専用のものが買いたい。
理由としては軽くて扱いやすく、また値段としても安いから。
ティファールはもちろんガス火専用のフライパンを購入できる。
これなら価格は3,150円ほどなのでアイリスオーヤマのIHものと比べて500円ほどしか値段も変わらない。もちろん品質は折り紙付きだ。
しかしアイリスオーヤマについてはガス火用のフライパンはどこにも単品販売がされていない。
よって無駄に割高感があり重さのあるIH対応製品を買わないといけないというジレンマがある。
正直すごい無駄金のような気がしてしまう。
他に気になった点を箇条書き
・セット購入の場合、取っ手が2つ付いてるアイリスオーヤマはユーザーに優しい
(12点セットで1万円切るからこのセットは超お得!ただし今だけの特典かもしれないので注意。)
アイリスオーヤマのフライパンセットには大抵取っ手が2つついてくる!
ティファールのセット購入は取っ手が1つしか付いてこない。
別途買うことができるとはいえはじめからセット購入でも最低2つ取っ手を付けて欲しかった
最近は1人暮らしでも二口以上のコンロは当たり前だし長持ちするとはいえ一つだけだと壊れる可能性もある。
ティファールのセットを買う人は取っ手のみもう1つ単体で買うのがオススメかなあ。
・アイリスオーヤマの方が軽い。でもガスキッチンの人は注意
IHまたガス火専用。
同条件での比較だったら数十グラムだけどアイリスオーヤマの方が軽い。
ただ上に書いたようにアイリスオーヤマはガス火専用フライパンが単品購入できない。
我が家はガスキッチン。
だからアイリスオーヤマで買い替えしようとすれば無駄に重くて値段も高いIHのフライパンを買うしか選択肢がない。
それだとティファールのガス火専用フライパンより重くなってしまう。これは不満。
・熱の伝わり方(熱伝導率)はどっちも満足だった
少し焦げ付いてもアイリスオーヤマを何とか騙し騙し使っていたのはこれが理由で。
ダイヤモンドコートが理由なのだろうか。
例えば冷凍してたものをそのままか焼きたい時とか、スグに熱が通るそのフライパンは便利だった。
ティファールについても勿論
・すぐに
・全体に
・隙間なく
熱が通るのでこの点は互角かな。
・ティファールは人に聞かれたときドヤれる
フライパンどこの使ってるの?と聞かれた時に即答できる気持ち良さ。
『ん?ティファールだけどお前は?』
・フランスが生産国のティファールと中国のアイリスオーヤマ
国で区別するつもりはあまりないんだけれど、アイリスオーヤマを使っていて薄々と気付く。
どこか安っぽい感じ。
生産国を見て正直なところ『なるほどな』と思った事は事実。
一方ティファールはフランス製。やっぱり質感が違う。
やっぱりティファールのフライパンは買いでしょ!!
(簡単な比較表)
アイリスオーヤマは中途半端だなと僕は思う。
決して悪い商品じゃない。
熱はすぐ通るし、1年使うまでは焦げ付きもなかった。初めて買うフライパンセットとしては間違いなくコスパがいい。
そして取っ手が取れるという利便性もある。
しかしその取り外しできる取っ手は簡単に使えない。意味がない。
そして取っ手が取れるということは同時にその収納性も高めてくれる。
だけどアイリスオーヤマのフライパンの蓋はたためないし外れない。結局しまう時にスペースを取ってしまうのだ。
繰り返し言うけれど、中途半端なんだよねアイリスオーヤマは。
それだったらこういうもっと安いものでも十分アマゾンの評価もいいわけで。
どうせ悪くなるんだったらとってもとれるしこれでよくない?と僕は思う。
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それを考えた時、お金という面を除けばほぼ全ての面でティファールのフライパンははアイリスオーヤマの上位互換になる。
そしてそのお金の部分についても、長年利用していく前提であれば単品の買い換えで済む。年間コストは数千円にもならないだろう。
それにこだわるかどうかはともかくとして、日々どうしたって使わざるを得ないのがフライパン。
だったらやはりいいものを使って生活の質を上げていきたい僕。
僕はフライパンをティファールに買い換えてめっちゃ満足している。