米Googleは10月4日(現地時間)、サンフランシスコで開催の「Made by Google」イベントで、「Chrome OS」搭載のハイエンドChromebook「Pixelbook」を発表した。
北米など(販売地域に日本は含まれていない)で同日予約受付開始、10月中に発売の予定で、価格は999ドルから。メモリを8/16GBから、ストレージ(SSD)を128/256/512GBから、プロセッサをIntel Core i5/i7から選べる。最高スペックにすると価格は1649ドルになる。
12.4インチ(2400×1600ピクセル)のタッチ対応ディスプレイで、サイズは290.4×220.8×10.3ミリ、重さは1.1キロ。アルミ製ユニボディで背面はPixel 2のような2トーンになっている。
最大の特徴は、初の「Googleアシスタント」搭載ノートPCであることだろう。Android端末や「Google Home」と同様に、「Ok, Google」と呼び掛けることでGoogleアシスタントを呼び出せる。音声でだけでなくキーボードにGoogleアシスタント呼び出しキーも搭載する。
ヒンジを360度回転させることでタブレットとしても使える。専用スタイラス「Pixelbook Pen」は付属ではなく別売で、価格は99ドルだ。筆圧感知、レーテンシーはほぼ0という。
Googleアシスタントをサポートする。例えばこのペンで画面上の写真を丸で囲むと、その選択範囲内の画像情報をGoogleアシスタントが表示する。
充電ポートはType-C(3.5ミリイヤフォンジャックもあり)で、同日発表した新Pixelと同じアダプタで充電できる。バッテリー持続時間は約10時間。
また、Pixel端末を持っていれば「Instant Tethering」機能でWi-Fiのない場所では自動的にPixelからテザリングできる。
もちろんGoogle Playストアのアプリを使える。イベントではSnapchatが対応したことも発表された。
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