4歳のジョンは、父親に連れられて、生まれて初めてショッピングセンターへ行った。
広いロビーで父親がスマホを使って目的のショップがどこにあるのか確認している間、生まれて初めて、ロビーにあるエレベータの扉が開くのを見た。
ちょうど一人の太ったおばさんが、そのエレベータに乗った。
エレベータの扉は閉まり、上昇していった。
しばらくして同じエレベータが降りてきて扉が開き、若くてすらっとした女性が出てきた。
ジョンはその様子を見て、目を丸くした。
そして、父親に向かって興奮しながらこう言った。
「おとうさん、あの箱はすごいよ!おかあさんを連れてきてあの箱に入れたら、もうフィットネスジムにおカネを使わなくても済むよ」