高校は県立の学区では一番の進学校に通っていました。
中学までは
こんな感じでかなりサバイバルな過酷さだったんですが、高校に入って世界が変わりました。
修羅の世界そのものだった中学校と違って、ここは本当に別天地。
休み時間にノート整理や勉強の準備をしていても攻撃されないし、失敗してもうしろでクスクスされたり、男子が大声でからかったりもしないし…。
人と比べちゃうところがあるともしかしたら辛いこともあるのかもしれませんが、我が道を行くタイプの子は進学校に行くとかなり楽になる可能性は高いと思っています。
みんな、勉強は「やるかやらないか」だってことはわかってるから、おかしなやっかみ方をしないし、自分のやるべきことをしっかり持ってる子が多かったから過剰に他人を気にする子も少なかったです。
公立だったから校風が自由だったことも大きかったかもしれません。
ひとはひと、自分は自分、みたいな空気がすごくあった。
いい意味で、人と人の間に距離感がありました。
中でも一番変わったことは女子がべたべたしてないってことでした。
グループは一応ありましたが、グループ間の反目もなかったし変な結束もなかったし、グループの中で順繰りに回ってくるシカトもなかった。
そして女子の連れション文化も消滅してましたw
とにかく女子の独立心が強かった印象です。
そんな中、うちのクラスの男子だけはめっちゃ距離が近かった。
最初は小グループとグループ化しない男子だったような気もするんですが、1学期の間にはクラスのほぼ全員がグループとなっていて
常に団体行動。
実際教室移動で、ひとりを待っててほぼ全員が遅刻してくるみたいなこともありました。
そしてそれを冷ややかに見る女子…。
ちょっと不思議な空気のクラスでしたね…。
教室移動も一緒、休み時間のたった5分でも毎回
さすがにコレは…威圧感あった。
仲良すぎでしょきみたち…
女子はその近くの席だと、休み時間は席にいられない感じ。
ここまで行くと、本人たちにそんな意図がなくても同調圧力のようなものが生まれてしまうようで、これになじめなかった子はちょっと辛そうでした。
帰りも部活の子以外は一人を待ってずーっと教室に残ってたりとか…。
一番すごかったのは教室移動で男子トイレの前を通りかかったとき。
ぶつかりかけたのでお先にどうぞしたら
あとからあとから
あとからあとからあとから…
もちろん全部うちのクラスの男子。
いやいやいや、どこにそんなに入ってたの!?
そこ、個室3つくらいしかないサイズのトイレのはずだけど!?
クラスで団体行動しない男子は2名だけだったので、たぶん総勢15、6人はいたはず…。
(それでもその二名が排斥されているということはなかったので、それは彼らのいいところだった)
男子の中にはイケメンでモテる子もいましたが、クラス内の女子に対しては全員玉砕してました…。
「群れるのは女子」だけってわけじゃないんですよね。
確かに中学生の頃も男子にもヒエラルキーやグループがあったし…。
「そういう時期」だったり、入学したてで不安だったのもあったのかもしれませんが、いやはや、いろんな集団があるもんですね…。