こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりん(@dujtcr77)です。
みなさんは「途上国」と「ブログ」の相性は良いと思いますか?
「物価の安い途上国で、ブログ収入で生活する」
こう聞くとけっこうオイシイ条件な気もしてきます。
ルワンダに住んでブログを書いている私はまさにこれに当てはまるわけですが、けっこう厳しいなというのが率直な感想です。
8月、9月とブログ収入が順調に増え、ブログ収入だけでも生活費を賄えるレベルまで来ました。
いわゆる「ブログ飯」ってやつですね。
今回は、実際にルワンダに住んでブログ飯を達成した私が、
「途上国でブログ収入を得て暮らすって実際どうなのよ?」
というところを語っていきたいと思います。
途上国でブログ収入を得て暮らすくメリット
生活費が安い(ブログで稼ぐべき金額が少なくてすむ)
基本的に途上国と呼ばれる国では生活費が日本と比べて安いです。
そのため必然的に「生活するためにブログで稼ぐべき金額」は日本のそれよりも低くなりますね。
ちなみに私の住むルワンダで生活する際のざっくりとした目安は以下の通りです。
- 首都:10万円
- 地方都市:8万円
- 田舎:6万円
「意外と高い」と感じた方も多いのではないでしょうか?
途上国では日本よりも治安が悪い場合が多いです。
そのため家を見張ってくれるガーディアンをつける、セキュリティのしっかりした家に住むなど、「安全代」がかかるんですね。
それでも、日本と比べたら安いのは事実です。
月に20万円もあれば首都でかなり贅沢な暮らしができちゃいますからね。
ネタが豊富
途上国で生活していると、日本に比べてネタに困りません。
「日常が非日常」
しかも他のブロガーさんとネタがかぶりづらいので「同じような記事見たことあるな…」とせっかく思いついたネタをボツにする必要もありません。
ネタかぶりをしたとしても競合が弱いことが多いので、自身を持って記事を書くことができます。
とにかく、気楽にネタを見つけて気楽に書くことができるのがメリットです。
(例1)温泉にマッサージに行くだけで記事になるネタがたくさん転がってるし☟
(例2)田舎に住んでいれば村を散歩するだけでも1つの記事ができあがってしまいます☟
ただし、ほっといてもネタが勝手に転がってくるのは1年目まで。
2年目以降はアンテナをはる、シリーズものを作る、など工夫しないと記事ネタに困ります。
セルフブランディングがしやすい
「こんにちは、ルワンダ会計士ブロガーのぴかりんです。」
私はこのルワンダ会計士ブロガーというブログとSNS上で使っている肩書きだけで得をしている部分があります。
はじめて私を知ってくれた方の中には「ルワンダ会計士ブロガー」というのがキャッチ―だったから注目してくれる方も一定数いらっしゃるようです。
「ルワンダ会計士ブロガー」からルワンダ要素を抜くと「会計士ブロガー」で、インパクトは半減。
ルワンダがあるから、
「会計士がルワンダ!?ルワンダ…アフリカにいるのかよ!しかもブログガチ勢かよ!!はあ?…はあ!?」
と強烈な印象を残すことができます。
いまは途上国でブログを書いている人も多く、「途上国」×「ブロガー」だけだと少し弱いです。
そこに自分の専門性を掛け合わせて「専門」×「途上国」×「ブロガー」とするとあっという間に唯一無二のブロガーになれますよ。
途上国でブログ収入を得て暮らすデメリット
マネタイズが難しい
途上国でのブログマネタイズは意外と難しいです。
マネタイズといっても色々な方法があるですが、日本のブロガーさんの多くがメインの収入源としている「アフィリエイト」を前提としましょう。
まず、自分の住んでいる国をテーマにした記事では案件が見つからない場合がほとんどです。
あるとしても、宿や飛行機の予約ですかね。
ただこれも国によっては非常に難しいです。
私のルワンダのブログを読んで、「じゃあルワンダ行こう。さっそく予約予約…」ってなる人は皆無ですから。
またそれ以外の案件を探そうにも以下のような案件は海外にいる間は取扱いが困難です。
- クレジットカード:新しくカードを作ることができない
- 商品レビュー:日本以外で受け取れないことがほとんど
したがって、海外でも受けられるサービスや、Kindle本のレビュー、日本在住時に使っていた商品・サービスなど、扱える案件が限られてしまうんですね。
日本人が興味のないテーマが多い
メリットで「ネタが豊富」と書きました。
ネタが豊富で書くのには困らないんですよ。
そう、書くのには!
私はルワンダで美味しいレストランとか、オシャレなカフェを見つけると感動します。
ついつい記事にも書きたくなります。
実際に何度か書いた事があります。
でもさ、読みたい?
「コーヒーがおいしくてオシャレなルワンダのカフェ5選(Wi-Fi付き)」とか
「クオリティ高え!ルワンダとはにわかに信じがたいガチレストラン」とか。
書くよ?
いつか、誰かの役に立つと信じているし。
少しでも必要としてくれている人がいて、それが自分にしか書けないなら書く。
それがルワンダブロガーとしての矜持ですから。
でも今マネタイズの話してるわけですよ。
読んでくれる方がそれなりに多くないといけない。
じゃあここでアンケート取りまーす。
この類の記事を読みたいと思う人ー?
「…」
「…」
お姉さん「じゃ、あたしあげちゃおうかしらw」
周りの人「ワロタw」
「ワロタ」じゃねーよ!
ブランディングが仕事につながりにくい
たしかに、途上国でセルフブランディングをするのは難しくありません。
ただ、セルフブランディングってセルフブランディングのためにある訳じゃないですよね?
そこからうまく仕事や集客につなげるためにあるんです。
例えば陶芸作家でブロガーのユキガオさん。
ユキガオさんは、陶芸に魅せられ脱サラを決意、同時にブログもはじめて今はクラウドファンディングによるイベント開催やオンラインショップでの販売につなげています。
非常に上手に、ブログによって手に入れたブランドを活用しているブロガーさんの1人だと思っています。
じゃあ、じゃあですよ?
「ルワンダ会計士」の私の場合ね?
例えばたまたま日本在住のAさんが私のブログを見て気に入ってくれたとしましょう。
そこから、
ってなるかーい!笑
とりあえず持てるキャラを全力でかきあつめて作った「ルワンダ会計士ブロガー」ですが、今は非常に展開しづらい訳です。
このように、途上国でできるブランディングはそのまま仕事につながる可能性が日本と比べて低いんです。
将来的にルワンダに日本人、日本企業がたくさんルワンダ進出してくるようになった時に窓口になれるようにね。(おいどうした急に真面目に)
まとめ:メリットとデメリットが表裏一体
ここまで紹介してきたように、「途上国」×「ブログ飯」のメリット・デメリットは表裏一体。
必要となる収入が少ない⇔マネタイズも難しい
ネタに困らない⇔読まれにくい
セルフブランディングが容易⇔仕事につながらない
正直ブログのことだけ考えると「あんまり旨みねえな」ってのが正直な意見です。
ただし、
- 本業と絡めた明確な戦略があること
- マネタイズを見込めるテーマを1つ2つ持っておくこと
- 途上国ライフを楽しめること
という条件を満たしていればかなりおすすめです。
自分の住む国とやりたいことがバチっとはまれば、かなりの化学反応を起こすポテンシャルを秘めています。
強いネタ、面白いネタは勝手にお金を産んでくれません。
ブロガーで途上国進出を考えている方、また途上国在住でブログをはじめようかと考えている方は、まずこのあたりをしっかり練ることをおすすめします。
途上国でもできる「仮想通貨アフィリエイト」がおすすめ!
途上国(海外)に住んでいる人でもできるおすすめのアフィリエイトが仮想通貨の取引所アフィリエイト。
ビットコインがますます注目を浴びている最近ですが、各社シェアを取れるようにアフィリエイトに力を入れています。
たとえば国内最大の仮想通貨取引所「bitFlyer」。
bitFlyerは1件紹介するごとに最大10,000円とかなり報酬単価が高かったのですが、最近12,000円に報酬がアップしました。
10人に紹介したらそれだけで最大12万円。
1か月生活できちゃいますね…!
bitFlyerはアフィリエイト報酬が通常最大2,500円のところ、期間限定キャンペーンで12,000円となっています。
ある程度お客さんがとれたらこの太っ腹キャンペーンは終了してしまうことが予想されるのでおはやめに。
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