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「反省見えず」少年と母親提訴へ 兵庫

山内美輝さんが亡くなった踏切には、造花のヒマワリが供えられていた=兵庫県尼崎市南清水で2017年8月1日、茶谷亮撮影

 兵庫県尼崎市で2015年3月、高校1年の山内美輝(よしき)さん(当時16歳)が、バイクの少年(同)に押されて電車にはねられ死亡した事件で、美輝さんの両親=同市=が加害者の少年と母親を相手取り、慰謝料など7570万円の損害賠償を求め神戸地裁尼崎支部に提訴する。美輝さんの母千恵子さん(55)は「少年や家族に謝罪や反省の姿勢が見えず、何もなかったかのように生活していることが許せない」と話している。

 両親の代理人が4日、同支部に訴状を郵送した。

 刑事裁判の判決によると、少年はバイクで走行しながら時速49キロで美輝さんの自転車を押した。美輝さんは「怖い、怖い」と叫びながら、警報機が鳴る踏切に突っ込み、死亡。少年は傷害致死罪などで懲役4~6年の不定期刑が確定した。無免許運転だった。

 訴状によると、少年の母親が無免許運転をさせないよう徹底していれば、事件は起きなかったと指摘。さらに、少年側から正式な謝罪はなく、少年の家族との面会も断られ続け、精神的苦痛を受けたとし、美輝さんと両親に対する慰謝料と逸失利益など計7570万円の賠償を求めた。

 千恵子さんは「美輝の命をお金に換えることは本当はしたくない」としつつ、「少年は事件後も、逮捕されるまで同じバイクを乗り回して遊んでいて、現場を何もなかったように通り過ぎていった」とし、「少年の母親には裁判で美輝の死をどう考えているのかを聞きたい」と話した。【米山淳】

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