出発前に、車のエンジンルームやタイヤなどに猫が潜んでいないか、車体を軽く叩いて確認するいわゆる「猫バンバン」。
近年、自動車メーカーやタクシー会社が注意を呼び掛けるなど、推奨され始めている安全対策のひとつです。
そんな猫バンバンが必要な場面に遭遇したという投稿が、注目を集めています。
初めて見た「猫バンバン」
写真を投稿したのは、チルにゃんさん(@saku39r34)。数日前から、自宅付近を子猫がうろつき気になっていたそうです。
9月30日の夕方ごろ、車の近くにいた子猫の姿が見当たらなくなり、不安になったチルにゃんさんが自分の車を叩いてみたところ……。
ボンネットの付近から子猫の鳴き声が聞こえてきました。ボンネットを開けると、エンジンルームで寝ている子猫の姿が見えました。
その後、子猫を保護して動物病院へ連れて行ったそうです。チルにゃんさんは「猫バンバンが必要な時期…やってきたかもしれません」と伝えています。
ツイートには「情報ありがとうございますー!」「これから寒くなるので、気をつけます」といったコメントが寄せられ、1万8000件以上リツイートされていました。
子猫がウロウロしていて
この時の状況について、チルにゃんさんはこう語っています。
この出来事は9月30日夕方のことです。数日前から自宅付近を子猫がウロウロしていて気になっていました。最初はタイヤの上に乗っていたところを見つけ、一度その場から救出し、車から少し離れた場所に子猫を放しました。
その後、子猫がちょろちょろと歩いていた姿を見ましたが、少し時間をおいたら姿が見当たらなかったんです。念のため、車をバンバンしてみたところ、子猫が反応して鳴いてくれました。そこでボンネットを開けたら、写真のような状況でした。
子猫の健康状態ですが、病院の先生からは猫風邪の影響で目ヤニが出ていると言われました。まずは1週間ほど目薬の効果を見て、次の治療をしてくれるそうです。
少し鼻も詰まっていますが、食欲もあって元気いっぱいです!たくさんいたノミも、きちんと駆除してもらいました!
今後については、とりあえず私が子猫を自宅へ連れ帰って保護しています。車が多い地域に住んでいるので、危なかったことと目が心配でしたので…。
ウチの子に迎えてあげたいところですが、実は他にも4匹の猫がいて、そのうちの1匹は夏に飼い出したばかりです。
おそらく、この茶トラの子猫については里親を探すと思います。里親が見つからなければ、ウチの子になると思いますが…。
まだ猫風邪の症状もあり、別室で隔離していて少し寂しい思いをさせているのが可哀そうかなと。でも、子猫が私に心を開いてくれていて、人のあとをついてくるようになりました。
チルにゃんさんのような優しい人に保護されてよかったですね!
子猫の様子が気になる方は、ぜひチルにゃんさんのTwitterアカウント(@saku39r34)をチェックしてみてください。
この記事のツイートと画像はチルにゃんさんの許可を得て掲載しています。