2017.10.04 Wed posted at 18:13 JST
サンフランシスコ(CNNMoney) 半導体メーカー世界大手の米インテルで最高経営責任者(CEO)を務めたポール・オッテリーニ氏が2日、死去した。66歳だった。
オッテリーニ氏は2013年に退任するまで、8年にわたり、インテルを率いた。当時は、デスクトップパソコンからスマートフォンへの移行という業界に大きな変化が訪れた時期だった。
オッテリーニ氏は約40年にわたり、インテルに在籍。CEOになる前にもいくつかの役職に就いていた。
オッテリーニ氏はエンジニアとしての経歴を持たないインテルで初めてのCEOだった。
オッテリーニ氏は、データセンター向け半導体の市場に進出し成功を収めた。同氏はまた、アップルの「マック」にインテル製チップを採用させることにも成功した。セキュリティー企業マカフィーの買収にも携わった。
インテルによれば、オッテリーニ氏がCEOを務めた8年間の売り上げは、その前の45年間の売り上げを上回ったという。
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