「民進党分裂は想定内」 それはないよ 最初で最後の前原批判
ワタクシは代表選挙で、前原さんを支持した。
理由は一点。民進党を分裂させないため、である。
「民進党分裂は想定内」との前原氏のコメントを読み、本当に残念に思う。
それはないよ、前原さん。
そして「東京と大阪を立て直すことが、反転攻勢の第一歩である」と代表選挙でもたびたび言っていたのに、このありさま。
政治家に、最も大切なのは「信頼」である。
ワタクシたちは「コマ」ではない。
今回の経過の中で感じたのは、たとえ考え方が違っていたとしても、少なくとも、それなりの時間をともに過ごしてきた仲間の、人としての「尊厳」をおかしたということである。
選挙に勝つための戦略もあろう。そこは理解する。
しかしながら、ならば、それなりの説明と説得があって良いのではないだろうか。
それは、「立憲民主党」に行く皆だけではなく、
心に痛みを持ちながら「踏み絵」を踏んだ仲間たちにも、
無所属で闘う決断をした人々にも、だ。
自分の正しさを語る前に、
皆、痛みを感じる人間であることを、前原さんはよくよく考えるべきである。
ワタクシたちが今回最も辛かったのは、小池氏の非情ぶりではない。前原さんがどうやら本気で、同じように思っている、ということなのだ。
これ以上、失望させないでほしい。
そして、二度とALL FOR ALLなんて言わないでほしい。
代表選で前原さんを支援したことを、心から後悔している。
ワタクシにとっては、最初で最後の前原批判。
その真意が届きますように。