米銃乱射事件 無差別殺人を綿密に計画か

米銃乱射事件 無差別殺人を綿密に計画か
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アメリカ・ラスベガスで50人余りが死亡した銃の乱射事件で、容疑者の男は47丁もの銃を所有し、殺傷能力を高める部品を多数所持していたことがわかり、警察は銃による無差別の殺人を綿密に計画していたものと見て調べています。
アメリカ西部ネバダ州のラスベガス中心部で1日夜に発生した銃の乱射事件では、58人が死亡したほか、527人がけがをし、事件後に自殺したパドック容疑者(64歳)がホテルの32階の部屋に銃と銃弾を大量に持ち込み、道路をはさんだ数百メートル先のコンサート会場に向けて10分前後、銃を乱射したことが警察の調べでわかっています。

警察はさらに3日夕方の記者会見でパドック容疑者がホテルの部屋で見つかった23丁と、2軒の自宅の合わせて3か所で47丁の銃を所有し、いずれも使用した痕があることを明らかにしました。さらに警察は、弾倉が空になるまで銃弾を連射する「フルオート射撃」ができる部品を12個押収し、パドック容疑者は銃の殺傷能力を高めていた疑いが強まっています。

パドック容疑者はこれらの銃を、ネバダ州をはじめ隣接するユタ州、カリフォルニア州など合わせて4つの州で購入していたということで、警察は銃による無差別の殺人を綿密に計画していたものと見て調べています。

また、パドック容疑者と同居していたとされるフィリピン出身の女性について、警察はこの女性が海外からアメリカに帰国したとして事情を聞いていることを明らかにし、パドック容疑者が犯行に至る経緯と動機の解明を急いでいます。

一方、今回の乱射事件をめぐって、トランプ大統領が4日にラスベガスを訪れて、被害者の家族などと会う予定で、トランプ大統領としては、遺族や被害者に寄り添う姿勢を示すことで、国民に結束を呼びかける狙いがあると見られます。

米銃乱射事件 無差別殺人を綿密に計画か

アメリカ・ラスベガスで50人余りが死亡した銃の乱射事件で、容疑者の男は47丁もの銃を所有し、殺傷能力を高める部品を多数所持していたことがわかり、警察は銃による無差別の殺人を綿密に計画していたものと見て調べています。

アメリカ西部ネバダ州のラスベガス中心部で1日夜に発生した銃の乱射事件では、58人が死亡したほか、527人がけがをし、事件後に自殺したパドック容疑者(64歳)がホテルの32階の部屋に銃と銃弾を大量に持ち込み、道路をはさんだ数百メートル先のコンサート会場に向けて10分前後、銃を乱射したことが警察の調べでわかっています。

警察はさらに3日夕方の記者会見でパドック容疑者がホテルの部屋で見つかった23丁と、2軒の自宅の合わせて3か所で47丁の銃を所有し、いずれも使用した痕があることを明らかにしました。さらに警察は、弾倉が空になるまで銃弾を連射する「フルオート射撃」ができる部品を12個押収し、パドック容疑者は銃の殺傷能力を高めていた疑いが強まっています。

パドック容疑者はこれらの銃を、ネバダ州をはじめ隣接するユタ州、カリフォルニア州など合わせて4つの州で購入していたということで、警察は銃による無差別の殺人を綿密に計画していたものと見て調べています。

また、パドック容疑者と同居していたとされるフィリピン出身の女性について、警察はこの女性が海外からアメリカに帰国したとして事情を聞いていることを明らかにし、パドック容疑者が犯行に至る経緯と動機の解明を急いでいます。

一方、今回の乱射事件をめぐって、トランプ大統領が4日にラスベガスを訪れて、被害者の家族などと会う予定で、トランプ大統領としては、遺族や被害者に寄り添う姿勢を示すことで、国民に結束を呼びかける狙いがあると見られます。