アマゾンジャパンは10月4日、日本未公開の映画を先行独占公開するサービス「Amazonビデオ ミニシアター」の提供を始めた。作品の配信期間は約1カ月間で、1本当たり1400円(税込、以下同)でレンタルが可能(変更の可能性あり)。レンタル期間は30日間だが、一度視聴を始めると72時間でレンタル期間が終了となる。期間内であれば何度でも視聴できる。
第1弾はアン・リー監督の「ビリー・リンの永遠の一日」(字幕版、吹替版)で、配信期間は10月4日~31日。続けて「ホーンテッド・メモリーズ 戦慄ノ館」(11月1日~28日)、「バンド・エイド」(11月29日~12月26日)、「Man From Reno(原題)」(12月27日~18年1月23日)の配信を予定している。
Amazonビデオ事業のウェイド・ワカシゲ本部長は「海外で多数受賞した映画でも、日本ではなかなか劇場公開されなかったり、公開後のDVD発売やオンデマンド配信開始に1年以上かかることもある」とし、先行公開のメリットを強調する。
「ビリー・リンの永遠の一日」など作品提供に協力するソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの曽我謙介さん(ホームエンタテインメント営業統括本部バイスプレジデント)は「同サービスを通して、多くのお客さまに映画コンテンツの素晴らしさを体感してほしい」としている。
Amazonビデオは、オンデマンドで映画やテレビ番組の作品レンタル、購入ができるサービス。Amazonプライム会員(年会費3900円か、月会費400円)は、数千本の映画やテレビ番組、オリジナルコンテンツなどが見放題になる「Amazonプライム・ビデオ」を利用できる。
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