あなたは普段、自分の歩き方を意識していますか?脚やせダイエットを行うには、正しい歩き方を身に着けることがとても大切です。日常的な行動だからこそ、ほんの少し意識するだけで、自然とほっそりとした脚が手に入ります。
この記事では、脚やせのための正しい歩き方を、脚が太くなる原因と合わせてご紹介していますので、「本当かな?」と思った方、是非実践して、自分自身の目で確かめてみてください!
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歩くことが脚やせに効果的なワケ
脚やせで大切なポイントは、太ってしまった原因を知ること、的確な対処をすることです。ただ、どのような原因であっても「歩くこと」は脚太り改善の基本で、脂肪を燃焼させ、筋肉を作り出すことで引き締まったほっそり脚へと導いてくれます。
しかし、闇雲に歩くだけでは脚やせ効果は得られません。偏りや歪みがあると、必要のない筋肉がついてしまい、美しい脚のラインを作ることが出来ないのです。
そこで、まず正しい歩き方を知り、それを実践する。これが脚を細くするためにとても重要です。正しく歩くことは、身体全体のバランスを整えることにもつながりますので、自分の歩き方を知るところから始めてみましょう。
不格好な歩きが脚を太くする!
間違った歩き方とは
脚が太くなる原因の一つが、普段無意識に歩いているときの筋肉の使い方です。歩き方にクセがあると不必要な筋肉がつきやすくなり、その結果、脚のラインは悪くなります。
さらに身体が歪み、余計な脂肪まで付きやすくなってしまう悪循環に陥るのです。健康や美容のために歩いている人は、自分のフォームを一度、確認してみましょう。
間違った歩き方を招く習慣
人間にとって「歩く」ことは、他の運動のように学ぶ必要がありません。小さい時から自然と身につけていることなので、それだけに独自の癖がついている人がほとんどです。
立っているとき、無意識に片足に重心をかけて立っていませんか?そう言った些細な癖が、やがて脚を太くする原因となっていくのです。
間違った歩き方を招く習慣①ハイヒールばかり履いている
女性らしいハイヒール、足首が綺麗に見えるし脚も長く見えるので、女性のファッションでは欠かせないアイテムですよね。仕事上、ハイヒールを毎日履いている人も多くいると思います。
しかし、ハイヒールは脚に負担をかけやすく、むくみや疲れを招いたり、指先が詰まって血行が悪くなる原因に。それだけではなく、前のめりのような不自然な姿勢になるので、それをカバーしようと不必要な筋肉がついたり、骨盤が歪む原因にもなるのです。
ハイヒールは自分の足にあったサイズ、高さのものを選び、できるだけ脚の負担を減らすように工夫しましょう。
間違った歩き方を招く習慣②カバンや荷物をいつも同じ肩にかけて持つ
普段カバンを持つときに、片方の腕や肩で持つことがほとんどだと思います。習慣づいていて、無意識に毎日同じ方で持ってしまいますよね。
その時カバンを持っている方の肩は、気付かないうちに前かがみになり、猫背を招いてしまいます。また、重い荷物を支えようと身体の重心が変わるので、歪みを引き起こしてしまいます。カバンを持つときは少し意識して、ときどき左右入れ替えて持つようにしましょう。
間違った歩き方を招く習慣③姿勢が悪い・猫背
悪い姿勢と言えば、代表的なのが「猫背」ですよね。猫背は脚やせに直接関係ないのでは、と思う方は多いと思います。なぜ、姿勢の悪さが脚太りの原因になってしまうのでしょうか?
それは、猫背になると、内臓が圧迫されてぐっと下の方に落ち込みます。するとその内臓が骨盤を圧迫して、骨盤が開いてしまいます。それによって歪みが生まれ、リンパや血流が圧迫されてむくみやすくなります。
内臓が圧迫されると代謝も落ちるので、なかなかむくみが解消されず、セルライトの付きやすい脚になってしまうのです。
下半身太りを招く浮き指って?
下半身が太る原因は身体の歪みにあることが多く、最近になって増えているのが「浮き指」と呼ばれる状態です。ただし、この状態になっていても普段はあまり気にならず、自分がなっていると気付いていない人がほとんどなので、今から紹介する簡単なセルフチェックを行ってみてください。
セルフチェックの方法
脱力した状態で椅子に座り、足裏を地面に着けてみて下さい。指が地面についていない、足の指が少し浮いていると「浮き指」の状態であると言えます。
本来、立っている時に土踏まず以外のすべての箇所が地面に接地していることが理想で、拇趾球、小趾球、かかと、それぞれの指の腹で体重を支え足の中央部分に体重が乗っています。
しかし時として指が浮いてしまう場合があり、そうなると体重のバランスがうまくかからず、余分な力がかかって身体に歪みが出てきてしまいます。
浮き指が招く悪影響とは
浮き指は足のトラブルとして最近になって増えてきていますが、外反母趾、内反小趾、ハンマートゥなどと違ってまだ知名度が低く、痛みを伴わないことから見逃してしまいがちです。
しかしながら放置しておくと足にかかる体重がバランスよく分散できず、どこかに負荷がかかってしまいます。その結果、体が歪んでしまう、余分なところに肉がついてしまい足が太ってしまうのです。
しかも浮き指を自覚しないと、指に体重を乗せることがなくなり、足指で地面を掴むことがなくなるので、筋力が低下してしまいます。それゆえそのままだと浮き指の状態が進行して、悪化してしまうことが多いです。そうなると全身のバランスが悪くなり、肥満にも繋がっていきます。
正しい歩きで美脚に!
脚やせができる美しい歩き方とは
ただ脚を細くするだけではなく、形を整えるためには正しい歩き方を知ることが大切です。歩くだけでカロリーが消費されて、体重が落ち、痩せることができますが、必ずしも脚が痩せるわけではありません。正しく行わないと美しさは得られないので、歩くフォームがポイントになってきます。
美脚を作る正しい歩き方
まず頭と上半身をまっすぐに固定して、姿勢を正します。この時、猫背にならないよう少し胸を張って立ちましょう。その姿勢のまま、やや早足で、大きく腕を振って歩きます。
姿勢を正してリズミカルに歩くことで、脂肪が燃焼しやすくなります。余裕がある方はさらに大股で歩いてみてください。内ももにストレッチ効果がありおすすめです。この時、かかとから着地してつま先で後ろにけり出すようにしてください。
慣れるまでは難しいですが、綺麗な脚を手に入れるために、日々意識して継続していくことが大事です。
痩せたい部位別の歩き方!
正しい歩き方で美脚を手に入れることができますが、部位によって若干異なってくるので、その部位に適したお役立ち情報をご紹介します。
ふくらはぎを細くするには
ふくらはぎを細くする歩き方のポイントは、膝を伸ばしてかかとから着地することです。つま先の向きをまっすぐにして、歩き出すときに足をけり出すように、股関節から動かすと効果的です。こうすることによって、太ももの後ろにあるハムストリングスと呼ばれる筋肉が刺激されて、脚全体が引き締まっていきます。
ゆっくりとしたスピードでは効果が薄くなるので、やや早足で歩くことによって脂肪燃焼効果も高まります。
そして歩き終わった後にはマッサージをする、これも大切なポイントになってきます。使った筋肉をしなやかに保つために、しっかりと揉みほぐし老廃物を残さないようにしましょう。
太ももを細くするには
ダイエットを行う際に悩みとなるのが太ももで、こちらを細くするためにも正しい歩き方を知りウォーキングすることが必要になります。こちらも姿勢が重要となり、頭と上半身をまっすぐにして、骨盤を正しい位置にキープしてください。
次におへその下にぐっと力を入れて、お腹をへこませるようにます。肩甲骨を体の中央に寄せて、胸を開いて背筋を伸ばします。膝裏を伸ばして、足の裏で地面をけ飛ばすようにして踏み出し、かかとで着地するようにします。
これを大股で、広い歩幅で歩くようにすると、内もものストレッチや筋肉の刺激につながり、引き締まった細い太ももが作られていくはずです。太ももを細くするためにも、毎日続けることが大切です。正しい姿勢を意識して実践し、引き締まった美脚を手に入れましょう。
脚やせには歩き方だけでなく速さや距離も重要!
脚やせを考えて歩く時には速度、そして距離が重要になります。ポイントは少しだけ早足で歩くこと。距離に関しては、最近の研究で長すぎると身体に負担がかかってしまい、健康や美容に良いどころか悪影響を与えてしまうことが分かりました。
そこで、身体の負担にならない一日8000歩を目安に、ウォーキングを行うようにしましょう。
歩き過ぎて筋肉への負担が大きくなると、筋肉を凝り固まったままになり、固太りの原因となってしまう場合あります。歩く時は、体組成計やスマートフォンのアプリなどを利用するのがおすすめです。自分の歩く速度や距離をチェックしてくれるので、脚やせダイエットの強い味方となってくれるでしょう。
回数を重ねると身体に感覚が染みついてきますので、感覚を掴むまではこういった便利なツールの役立つ機能を活用して効率的に実行しましょう。
正しく歩くには靴も重要!
すり減り具合でわかる間違った歩き方
正しいフォームで歩こうと思っても、常に姿見を見る、映像を撮って確認できるわけではなく、無意識の癖というのは分かりにくいものです。
この時に靴裏をチェックすると、すり減り具合で間違った歩き方を知ることができます。本来なら平等にすり減るはずですが、一か所だけが極端に損なわれていると力がその部分にかかっていると分かるはずです。
歩き方の癖を自分で簡単に確認できるおすすめの方法
そこで靴裏のすり減り具合を確認して、自分自身の癖を見つけて改めると、間違った歩き方を修正して正しいフォームを知ることができます。
また、靴裏の写真を撮っておくと、自分の癖が改善されているかの確認ができるので、モチベーションを保つためにもおすすめの方法です。しっかりと確認して、癖を改善していきましょう。
さらに脚やせしたい方にはジョギング!
ジョギングをする際は正しいフォームが重要!
本気で脚やせをしたい時には、部分痩せではなく全身のシェイプアップをする必要があります。筋トレと合わせて定期的な有酸素運動が大切で、ジョギングやスロージョグといった運動がおすすめです。ただし、歩き方と同じく、こちらも正しいフォームで行うことがとても大切です。
正しいフォームとは
正しいジョギングのフォームは、上半身は背筋を伸ばして肩の力を抜きます。下半身は自然な歩幅、そしてかかとから着地することを心掛けてください。スピードを重視する短距離走なら歩幅を大きくしますが、ジョギングは長距離を走るので無理をしないようにすることが大切です。
また姿勢に関してですが、上半身は地面に対して垂直からやや前傾に、着地した足は上体よりも後ろにある状態が望ましくなります。
まとめ
いかがでしたか?脚やせのためには正しい姿勢で歩くことが欠かせません。普段の自分の癖を見つめ、できるだけ正しい姿勢で歩くことが出来るように改善していきましょう。
ちょっとした意識で美しい脚が手に入りますので、是非実践してみてください。