平日お昼にサッと読む どろんぱの散文

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ゴミ箱へ捨てなかったゴミと、行動規範の向かうところ。

出張のため、一週間ビジネスホテルに宿泊中です。

毎日部屋がキレイに掃除されていて、洗面台には水滴もホコリも髪の毛もありません。お陰で仕事後は部屋に戻ったら直ちに爽やかなベッドへダイブして、ぐーたら快適に過ごしています。

本記事はそんなホテル滞在中の身の目線から

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ゴミの残骸

夜に気づいたのですが、洗顔フォームのパウチのゴミが洗面台の横にそのままちょこんと残っていました。朝起きて顔を洗った時、ゴミ箱に捨てずにその場へ置き去りにしたものです。

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これだけ完璧に掃除されているのに、なぜこのゴミだけは処分されなかったんだろう、と一瞬考えてしまいました。

 

掃除した人の目線

掃除した人にとって、たとえ洗顔パウチの残りカスでもゴミ箱にない限りは「ゴミと勝手に判断してはいけない微妙なもの」という位置づけ。

マニュアルも当然あるんだと思いますが、もしこの日にチェックアウトしていたらあのぺらんぺらんのゴミ「忘れ物」として更に一定期間ホテルに保管されていたような気がします。

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行動意識

至極当たり前のことなんですが、ゴミをゴミ箱に入れるだけで掃除してくれる人の手間も保管の手間も省けます。

自分の家ではゴミ箱に入れるのに、無意識下で「ホテルの人が掃除してくれるからいっか」ぐらいに思って置き去りにした今回のゴミ事件。自分の怠惰や行動意識について考える機会をもらいました。

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今回のことに限らず、無意識にやっていることに時々意識を向けてみると、「やめた方がよいような気がする」とか、「こうした方が良いのでは」ということに気づけます。

こういうのはどうしても意識しないと顧みたりはしないものなので、そのきっかけ作りが必要にはなるのですが。

余談

ビジネスホテルの利用が増えたこと、友人がホテル清掃の仕事をしていたこともあり、清掃係の方へ置き手紙を残してチェックアウトするようになりました。「ありがとう」とか「お世話になりました」とかその程度。スタッフの方が見ているかどうかも分からないので、完全に自己満足の世界です。

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海外ではチップの習慣がありますが日本にはそれがないので、ばかうけチョコレート手紙に添えることもありましたが、今考えるとあれも忘れ物として保管されている可能性大ですね。

 

まとめ


ゴミはゴミ箱へ。

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今日の名言。


It seems, in fact, as though the second half of a man’s life is made up of nothing, but the habits he has accumulated during the first half.

人間の後半生は、通常、前半生で蓄積された習慣のみで成り立つ。

ドストエフスキー