旧記事に手を加えての、再お目見えです。
寺子屋における「読み書き算盤(計算)」が日本人の教育の基幹です。
あらゆる教育の基礎、国語と算数ですね。
正確な資料はありませんが、幕末の頃の識字率は7割~9割とされています。
ほぼ同時期に朝鮮では、2割ほど。
ハングルの識字率を飛躍的な識字率レベルにまで持ち上げたのは、日本政府の尽力です。言葉は文明の基礎ですから、言葉なくして、現在の韓国の発展はありませんでした。
言葉に加えて日本が与えた数々の援助が、韓国近代化の基礎となっています。
かつての菅直人氏や仙谷由人氏に代表される左翼たちが日韓併合100周年にあたり、「朝鮮の方たちから言葉を奪った」と表明したことを忘れないようにしましょう。
故意なのか無知なのか、史実の改変、捏造です。
ハングルの貧相ぶりは、漢字を廃したところからも始まったのですが、そもそも識字率自体が異常に低く、そのために庶民でも読めるハングルが世宗により作られたわけです。
朝鮮という国号すら明に貰ったような国家レベルにありました。
さてハングルの致命的欠陥というのは表音文字であるということで、しかも基本文字がたった24文字。日本語の50音の半分にも満ちません。ということは、必然的に同音異義が多くなります。日本語にも同音異義はあります。「はしではしをおとした」「きしゃのきしゃがきしゃできしゃ」。しかしながら、日本は漢字を用いますから「橋で箸を落とした」「貴社の記者が汽車で帰社」と一目瞭然です。
ハングルの伝達手段としての貧相さですがたとえば「郵政」と「友情」が同音。우정韓国らしい同音異義に「犬食い」と「見識」견식というのがあります。中には3つの意味を持つ朝鮮語もあるそうで、こうなると意味不明ですね。彼らの時として意味不明の論理展開もどきは、案外ハングルという貧弱文字や朝鮮語に由来するのかもしれません。
中には、一つのハングルに対して15もの意味を持つ同音異義語があるといいますから、お手上げですね。何という不便さでしょう。
もっとも韓国人の不可思議なメンタリティは、「いちいち漢字変換しなければならない日本語はハングルより劣っている」という言い分になってしまうのです。平仮名、片仮名を交えて草書体や隷書まで使いこなす日本人のもはや起源の中国を超えた漢字の駆使のさまが、韓国人の目には野蛮だと映るのでしょうか。
日本語の平仮名片仮名と漢字を混在した融通無碍の言語空間が彼らには理解出来ません。オリジナルを他から取り入れて、更に優秀なものに精錬(リファイン)して行くという日本のお家芸の発揮です。
韓国人の教授が「日本人がノーベル文学賞を貰って韓国が貰えない理由」として「ハングルが高級過ぎて世界に伝わらない。日本語は下級なので翻訳が簡単で、ノーベル賞を貰える」と講義していて、失笑させられます。
【快刀乱麻】日本語とノーベル賞の関係[桜H25/6/3]