12月の半ば、シェムリアップ
毎年恒例
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなと、CSAの犬たちの大好物
コオロギがたくさんやって来る季節・・・
さすがに4度目のコオロギシーズン、慣れました。
でも
Lux(ロイ)がでかいコオロギを捕まえて、こう言う
「レナ、食べる?」
「いいえ、結構です。」
わかっています、日本だって昔は虫を食べてたって。
世界の大事なタンパク源なんですよね
でも、私はもう決めたの、無理はしない、わかったフリなんかしない
私らしく生きる
ぜったいにコオロギは食べない
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最近、嬉しかったような、よく考えるとそうでもないような出来事がありました。
それは・・・Tata(タタ)の姉に間違えられたことです。
この一週間のあいだに2回ほど、知らない子どもに
「タタのお姉ちゃんか」
と聞かれました。
「うふふ、レナさん、私の“ママ”と間違えられなくて良かったじゃん」
「うるさい」
これまでにも何回か書いてきましたが
このタタという娘、本当に生意気なんです
でも、悔しいことに彼女は賢いんで、クメール語(カンボジア語)もタタから習うことが多いです。
今日は、英語が全く話せない宇宙人・ロイのクメール語を理解することができて、
褒められました。
「う・・・ううっ・・・」
「ちょっと、なんで泣くわけ!?」
「ついに・・・やっと・・・・レナがクメール語を理解したわ・・・ううっ」
Haru Heang(ヘアン)もジョイン
「タタ教授・・・とうとうやりましたね・・・・苦労が報われましたね・・・ううっ」
「奇跡だ」
ウソ泣きしながら抱き合う二人・・・
そしてそれを見ながらせせら笑う残りのメンバーたち・・・
神様
どうやったら、私はこの生意気な人たちから尊敬されるようになるのでしょうか
ちなみに、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)だけでなく
スタッフのミッキーもひどいんですよ
「あれっ、レナ、今日はキレイだね」
「なんだなんだ、来月の給料アップでも狙ってるのか!?」
「あっ、化粧してるからだ〜あはははは」
来月の給料カット
覚えてらっしゃい
あんた達の「外ヅラ」の良さを
いつか暴露してやるわ
本当は、全員(カミナリ親父含む)が揃いも揃って悪ガキだってことを世に知らしめてやる・・・
あっ、一人だけ「外ヅラ」と「内ヅラ」を使いわけられないヤツがいました
コオロギ・マイスターのロイさんです。
先日、シェムリアップではメガコンサートという大きなコンサートが行われました。
メガコンサートについて、詳しくはこちら↓
カンボジア初の全国ライブ。SMART Mega Concert 2016へ参加しました - カンボジア「ぢゃがいも」情報局
実はPOLARIXCREW(ポラリックスクルー)のメンバーたち
このメガコンサートの出演者・・・つまり現在のカンボジアスターの皆様と、
会食を共にすることになったのです!!!
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のメンバーの中には
自ら「有名になるために頑張ろう!」と考えている子と
「日本人にくっついていれば大丈夫」と思ってしまっている子
両方が存在します。
そして、まだまだ「仕事」と「プライベート」の区別ができない子もいます。
そういうワケで、この会食は
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のメンバーたちと、スタッフのミッキーだけで参加させることにしました。
きっと、皆なら大丈夫
誰とでもすぐ仲良くなれるし、「外ヅラ」良いし(笑)
褒め上手だし!(←この“褒め上手”は、多くのカンボジア人に共通する)
しかし・・・待てよ、待てよ
一人だけ「ありのまま」なヤツがいる、
スーパースターの前でロイに粗相があってはいけない!!!
私たち、事前練習しました。
「ロイ、もしローラモンさん(←有名女性歌手)が“これ食べたいなー”って言ったら、
あんたが食べたいものでも、“どうぞどうぞ”って言わなきゃダメよ。」
「うん、わかった!」
「じゃ、練習ね。
私がクミンクマエ(←有名二人組男性ラッパー)だとして・・・
“あー、俺たち、これが食べたいなー”」
「はい!どうぞ、どうぞ!」
「そうそう、その調子!」
この練習の成果が活かされたかどうかは分からないけど・・・
↑ローラモンさんと🎶
↑クミンクマエさんと🎶
最後はみんなで楽しく踊った様子!
昨日、みんなにも話したけど・・・
きっと今は、世界の中で
日本とカンボジアは同じアジアで似たようなとこはあっても
環境は、きっと対局にある
昔の私は、綺麗ごとばかり頭の中に描いていて
先進国だろうが、開発後進国だろうが
世界は一つで、平等で、音楽みたいなモノさえあれば、国境の壁は越えられると思っていた
カンボジアに来て、
世界は平等なんかじゃなく
理不尽で、汚くて、国境の壁はそう簡単には越えられないことも解ったけど
受け入れるのにも時間がかかった
でも、4年過ぎて、ようやく受け入れられるようになった
「カンボジア人」「日本人」
いくら区別しないでおこうと思っても、区別してしまう自分を
だから、今、私は夢を描ける
綺麗ごとで「平等」を描いていた時とは違う、もっと明確な夢を
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなは、私たちのものじゃない
みんなの人生は、みんなのもの
全ては、みんな次第
いつ離れたって、いついなくなったって・・・・
でも、私はみんなと一緒に働きたい
今の私の夢は
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなと
雇用主や従業員ではなく、音楽の先生や生徒ではなく
ただの、私とあなたとして、一緒に働くことです。
そして、私は絶対に、ありのままの皆に負けません。
今は、毎日バカにされてますけど
いつかはギャフンと言わせてみせる!!!!
「レナってすごい」
と言わせてみせるぞー!!!
(と、わめいていると、カミナリ親父に「バカじゃないの」と嘲笑われます。
私の悩み・国境を越えて、エンドレス)
Rena
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