シェムリアップは、12月にしては珍しく、数日間にわたり雨がシトシト降りました。
4年、カンボジアに住んで、初めて12月に雨が降りました。
今日は、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)がアンコールワットでショー本番。
見事に晴れました。
気温も下がって、カラッと乾燥した秋の日ような、日本人には心地よいお天気でした。
でも、カンボジアの人には寒いんですよねー
みんな、朝起きるのも大変そうです。
今朝は早起きだったので、数名のメンバーは我が家に宿泊。
みんなで声をかけあって、起きていました。
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)を応援してくださる方、クリックお願い致します☆
今日、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなが参加させて頂いたのは
自分たちの街を綺麗にしよう!というイベントです。
カンボジアにお住まいの皆さんはご存知かと思いますが
カンボジア・・・だけではなく、東南アジアは全体的に、
実は汚いです。
シェムリアップも、貴重な財源であるアンコールワット周辺はお掃除隊がいて綺麗ですが
それ以外のところには、至るところにゴミが散乱しています。
ビニール袋、ペットボトル、食べカス・・・
ほんとに、みんなポイポイごみを捨てます。
川とかも、本当に汚いし臭い!!!
このイベントでショーをするにあたり
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)メンバーとも「掃除って何なのか?」
という話し合いをしました。
掃除をしないと、どうなるのか?から始まり
最終的には「教育が大事」という結論に至りました。
そうそう、まずは皆がお手本にならないとね!
で、このイベントでは、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)の皆が子供にダンスを教えることになりました。
“ビューティサイズ”という「掃除」をテーマにしたわかりやすいダンスで、
それを皆が子供に教えました。
みんながたくさんの子供を連れてCSA(つまり我が家)にやって来ます。
↑子供たちにジャッカス(大人がひどい悪ふざけをする動画。私はこれ大嫌い。)を見せるVan Norith(ノリ)先生
ノリとカミナリ親父は、ジャッカスが大好き。
子供たちは、すっかりPOLARIXCREW(ポラリックスクルー)のファンになってくれました。
練習も一生懸命に頑張って(Tata(タタ)が、私たちより頑張ってダンス練習してると言っていました・・・)
本番も無事に踊りきりました!
↑一緒にダンスを練習するPOLARIXCREW(ポラリックスクルー)とお子様たち
そして、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)も美幸先生が振り付けしてくださったダンスを披露!
小・中学生たちから大きな拍手と歓声をもらいました!
たくさんの小・中学生が集まった会場。↑
リーダー・Kong Jubi(コン)、パフォーマンス後のインタビューで大緊張していました(笑)
そして今日は
私にとって、カミナリ親父にとって、特別な日にもなりました。
私たちは4年前にカンボジアにやって来て、
最初の2年は地元の公立小学校で音楽と美術を子供に教えていました。
今思えば、大変だったし、嫌なこともいっぱいあった
カンボジアのことをよく解っていなかった私たちは
この小学校の2年間でカンボジアの基礎を学びました。
この会場に、その時に小学校卒業を見送った生徒たちが数人いたのです。
「レナ・・・私のこと覚えてる?」
「・・・・ラム!!」
彼女と私は、再会のハグをしました。
そして、カミナリ親父も。
「大きくなったね」
突然の再会
正直、カンボジアに来た最初の2年と、
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)と知り合ってからの2年は、
あまりに毎日の生活が違っていて
私の中で、同じカンボジアでの生活なのに、なかなか結びつかずにいました。
でも・・・
「私のチームメイトが今日は踊るんだ。Facebookチェックしてね」
小学校の生徒たちに、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)の名刺を渡した時
ようやく、カンボジアでの4年間が繋がった
小学校の生徒だったみんなが、私に「世界」を教えてくれた
そしてPOLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなが、私に「人間」を教えてくれている
カミナリ親父が小学校の生徒たちとハグをしているのを
タタが不思議そうに見ていました。
「ケンが、小学生とハグしてる」
そう、私とカミナリ親父は、POLARIXCREW(ポラリックスクルー)の皆と
そんな風にハグをしたことが無いんですよね
ふざけてコチョコチョしたり
Haru Heang(ヘアン)がカミナリ親父の背中に飛びついたり
私とヘアンが泣きながら抱き合ったりはしますが
こうして真正面から“ハグ”をしたことがありません。
特にカミナリ親父は。
(みんな、動物の勘で“この人に容易に抱きついてはならぬ”と察している)
ついでに、男子たちは私とのハグを拒みます。
何回か、“ここは一般的にハグの場面か?”と思われる状況に至った事はあるものの
お互いに両手を広げられませんでした(笑)
(こんなオバさんとハグできるか!と思っているのだろう😤
オーストラリア育ちのミッキーだけが、可愛く私とハグしてくれます。)
でも、今日、わかりました。
私たちとPOLARIXCREW(ポラリックスクルー)は
私たちと小学校の生徒たちより
まあまあ、良い関係を築けているのだと。
カミナリ親父と私が、日本で仲の良い友人たちとハグをしないように
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のメンバーたちともしないんだ
小学校の生徒たちとは、この街のどこで、またいつ会えるのか
私たちは、2年前に「さよなら」をしたんだな
POLARIXCREW(ポラリックスクルー)のみんなとの「正式なハグ」は
いつかの、いつかの、大事な日のためにとっておこう
まだ、その日は来ていない
まだまだ、そんな日は来なくていい
思わず皆を抱きしめたいようなこともあるけど
とっておこう
まだまだ、皆とやることがある
Rena
☆公式HP☆