うちの子供が公文に行き始めました。
まだ小さいので、宿題にはお付き合いをしなければなりません。
おんどくの宿題もあるので、一緒に文章を読んでいます。
「くまさんの ふくの ぼたんの いろは あかいろです」
なんて文章を見たときに「そこー!『の』が続いているー!」とつっこみたくなります。
もちろん子供の教材ですし、私もブログの中では『の』が続くような文章は書いていると思いますし、つっこんではいかないのですが。
でも職業病ってやつなんですかね。
子供の教材とはいえ、『の』が2つ続くと、「あー、続いてるよ」と思っちゃうのです。
なぜ気になってしまうか。
たぶん読みにくいんでしょうね。
いちいちひっかかってしまうんです。
私の感覚としては、ひと昔前の女子高生(今でもかな?)が「それは〇〇だし~、でも〇〇だし~、だったら〇〇だし~」といつまで続くかわからないような、だらだらとしているように思えるのです。
くまさんのなにがいいたいのかな?と。
赤色のぼたんなのか、服をきていることなのか、服にボタンがついていることなのか。
つまりは主語と述語がはっきりしていないということなんですよね。
大人の場合はこういうのを自分の記事に見つけてしまった場合は、直さないといけません。
そこが文章力とかバリエーションをいくつ持っているか、という差になるのだと思います。
もし1文にしてしまおうと思えば、「くまさんの着ている服は、赤色のボタンがついています」とすれば、『の』が続きません。
また思い切って「くまさんは服を着ています。その服には赤いボタンがついています」と2文にすれば、よりわかりやすいですね。
最近はワードで文章を打つと、このように『の』が続いたり、「~たり」のあとにもう一度「~たり」という文章がこなければ、指摘のラインを入れてくれます。
私もそれで気が付くこともあるのですが、できればそういうのがなくても気が付くようになりたいですね。
自分の癖というのがあるので、今まであまり気にせずに文章を書いていた人は、このような『の』続きはよくやってしまうことだと思います。
でも、それが読みにくさを生み出してしまう、ということに気が付けば、読み直したときに気が付くようになると思います。
ライターとしてやっていこうと思うのであれば、たとえ子供の絵本であろうと、このような『の』続きのところを見つけた場合には、「ここはこのように言い換えるべきだよな」などと考えてしまうようになったら、立派な職業病の仲間入りですね(笑)
でも目に触れる記事にそのような気が配れるようになれば、自分のスキルはぐんとあがるのではないでしょうか。
【ライターおやかた】