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愛知

走るペンギン、難関越え ビーチランドで障害物競走

台を乗り越え、さっそうとトップを走るセリ(手前)=美浜町の南知多ビーチランドで

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 美浜町奥田の南知多ビーチランドで、フンボルトペンギン四十羽以上が障害物をクリアしながら駆け抜けるイベント「ペンギン障害物競走」が開かれている。十一月二十六日までの毎日午後一時十五分から。

 ペンギンプールから芝生までの長さ五十メートルを網で仕切って、特設コースを設置。障害物は高さ十~十五センチの計六本の台や長さ六十センチのトンネル、幅三十五センチの細い通路の三種類ある。

 ペンギンたちはハンドベルの合図で一斉にスタートし、ジャンプしたり、腹ばいになって滑ったりして台を乗り越えた。中には転んでしまうペンギンもいて、子どもたちから「頑張れー」と声援が送られていた。

 イベントが始まった二日に続き、四十七羽が参加した三日の一着は雄のセリ(八歳)。ゴール後に餌がもらえるため、「食欲が一番あるんです」と飼育員の佐々木夏希さん(25)。野生のフンボルトペンギンは断崖絶壁などでも生息するため、佐々木さんは「かわいらしいだけでなく、たくましいペンギンの姿を見てほしい」と話す。

 (大槻宮子)

 

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