MMORPG「ファイナルファンタジーXIV」の吉田直樹プロデューサー兼ディレクターがGamesindustry.bizのインタビューに応じ、FF14のビジネスモデルに言及した
「もし、ファイナルファンタジーXIVの80%~90%のプレイヤーが基本プレイ無料化を求めるなら、私達はビジネスモデルの変更を考えなければならなくなるでしょう。しかし、ビジネスモデルの変更に合わせてゲームデザインも変更する必要があります。」
と、吉田直樹プロデューサー兼ディレクターは回答した。
しかし、「紅蓮のリベレーター」の発売によって、月額課金者の数が過去最高を記録したため、基本プレイ無料化の選択肢は残しつつも、内情としては月額課金制を継続し、基本プレイ無料化は考えていないと思われる。
更に、吉田氏は『ファイナルファンタジーXIV』はまだアクティブユーザーの「ピーク」には至っていないと考えているようだ。
一方で次のようにも語っている。
「今後1ヶ月の間にどんな予定が入るのかはわかりません。皆忙しいので、次の30日間でどれだけゲームを遊べる時間が取れるのかはわかりませんが、私達はそんな30日間のために前もってお金を払ってくださいと言っているわけなので、ハードルは非常に高いです」
また、ファイナルファンタジーXIVではフリートライアルの期間をレベル35までにし、無料期間が終わりかける頃にジョブを獲得してメインストーリーの本当の冒険が始まるように感じるため、ユーザーにその後も見てみたいと思わせられるように設計されているとのこと。
なお、次の拡張パックが発売される頃にはフリートライアルをレベル50までに拡張する事を検討するかもしれないとしている。Gamesindustry.biz