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現在志向バイアス
本日もご訪問いただき、ありがとうございます
こんにちは。
ある時はコンサル目線にて企業経営について。
またある時は、あなたがあなたの人生の経営をしているということに気付いていただくための人生経営について。
そして、時々与太話。
何とも迷走している当ブログ。
このようなネットの僻地にお越しくださいましてありがとうございます。
そして本日は~。
ジャカジャカジャカ♪
バン!!
企業経営のお話をしたいと思います。
会社の成果を上げるためのプロセスは決して難しいことではありません。
いかに見るのか、気付くのか、そして知り理解した上で、決意し覚悟し、行動し継続するのかということです。
これらの一つひとつの精度をいかに向上するのかということが問われているだけということですね。
そして、この点は企業経営、人生経営と密接な関連があるのです。
企業に属さないあなたもぜひ一緒に考えてみてくださいね。
そのために、5分で成果の向上ができる5分間コンサルティングを早速始めましょう。
何の因果か、当ブログにたどり着くほどの向上心をお持ちのあなたです。
日々の5分の習慣が、あなたの人生をより輝くものとすることでしょう。
ちなみに当ブログは毎夜21時には更新完了致します。
どうぞよろしくお願いを致しますm(__)m
現在志向バイアスとは
先日に、損失回避性についての記事を投稿しました。
私たちは利益を手にする期待と、手にした利益がこぼれ落ちていく損失を比較した際。
損失の悲しみの方が2倍から2.5倍もの影響を与えているというものです。
そのようないわゆる本能の勘違いを理性によって正すことで、私たちの人生により多くの利益を求め、そして守ることを可能とする。
私たちが生きたといえる人生を歩むための意思決定力を磨きましょうと言った記事でした。
そして今回は、損失回避性と似てはいるものの少し違った話をしてみようかと思います。
それは「現在志向バイアス」というものなのですが、なんだかとても難しそうな、角ばった名称ですよね。
しかし、そんな名称でありながら、理解してしまえばとても単純なことなのです。
そして、単純でありながらこれも私たちを大きく惑わす心理でもあります。
知らずの内に私たちに不適切な意思決定をさせてしまう点がとても損失回避性と似ている点ですね。
私たちは「今」を最優先する
では、現在志向バイアスがどのようなものかと申しますと。
これもわかり易い例を用いてお話をいたしましょう。
あなたには以下A・Bのどちらかを受け取る権利を持っています。
A.あなたに今すぐ10万円分の商品券をお渡しします。
B.あなたに1年後に15万円分の商品券をお渡しします。
ちなみに商品券は換金不可、生活費においてのみ使用可能です。
さて、あなたはどちらの選択をしたでしょうか。
損失回避性のときほどの偏りはないことでしょう。
それでもAを選択した方が多数ではないでしょうか。
現在の我が国の金利からして、1年で1.5倍とは破格の増額であると言えます。
ですが、現在の利益を優先してしまいがちですよね。
この「今」を不当に優先してしまいがちな心理を現在志向バイアスと呼びます。
ちなみに、当ブログは経営ブログですので10万円というお金ならばこれを元手にして増やせるという判断もありましょうが、その点を踏まえて商品券とさせていただきました。
経営者になられるような方は頭が柔軟(屁理屈に饒舌)な方が多いのですよ(*´ω`*)
現在志向バイアスが作る落とし穴
さて、私たちがこの思考に惑わされてしまうことによってどのような損を被るでしょうか。
この落とし穴は私たちのとても身近に点在しており、そして少しの油断が命取りとなりかねません。
たとえば、カード破産なんてその最たる例ですね。
その支払いは今ではなく未来に発生します。
私たちは痛手を被るにしても今ではなく未来ならばと受け入れやすいのです。
そして利益は現在に受け取ることができます。
いますぐに欲求を叶えることができるという目の前に転がっているということに、私たちはつい甘えてしまいがちということですね。
破産は極端な例ですが、分割が可能であればこそ、その場の思いつきでつい購入を決定してしまう。
このような例は非常に多く見ることができます。
これは時として必要なものを信頼において揃えることを可能とする手段ともなります。
しかし、その多くの場合がその時に叶えることのできぬ欲を叶えるための手段となってしまったいるのです。
現在志向バイアスを知ることの利益
いかがでしょうか。
欲という本能と、それを抑制する理性と。
損失回避性とどこか似ているとは思いませんか?
そして、私たちが現在志向バイアスを理解することで、行動を可能とする2点。
これももうお分かりですね。
1つ目は現在志向バイアスに惑わされない意思決定を可能とすること。
そしてもう1つが、現在志向バイアスによって人を惑わすという能力を獲得するということですね。
現在志向バイアスに惑わされないためには、自らの人生においての視点を複数確立するということです。
私たちは思った以上に近視眼的に短期目線を用いて人生を見つめているということです。
もちろん未来のことは不確定ですし、利益を現在に確定することが最適であるということも多々あります。
しかし、その考えを常識や定石としてしまうことに思考停止が生じます。
そして思考停止とは無防備であり隙を晒すということとなりやすいですね。
よくよく提示された条件とその状況とを考えて意思決定を下すという習慣を身につけることが良いのでしょう。
佞言断つべし
そして、現在志向バイアスを用いて惑わすということですが、これも基本的には推奨をしません。
あまり良心的ではありませんからね。
ですがこれも周囲を見返してみると、そのような文言を利用したアプローチの多さに気付きます。
たとえば、そうですね。
「不労所得、あなたもすぐに稼げます!」
この文言も、「不労所得」「あなたも(だれでも)」「すぐに」「稼げます!」と分解できますね。
つまり甘言+甘言+甘言+甘言、甘すぎてどうにかなってしまい章な文章なのですが、その通り実際にどうにかなってしまう方がいるのです。
この時の文章が「不労所得、あなたも1年後に稼げます!」であったときにはどうでしょうか。
途端に冷静さを取り戻すことができますよね。
人は思った以上に現在しか見ておらず、それが問題であるとも認識していないことが多いのです。
よって、先の無防備であり隙を突くということも可能となるということですね。
さいごに
さて、現在志向バイアス。
これがどのようなものであるかをご理解いただけたでしょうか。
私たちにとって重要なものは過去でもなく、未来でもない。
現在こそが重要であると私は認識しておりますし、そのようにお話をすることも多いのです。
常に現在の行いこそが、私たちの人生を決定しているということですね。
ですが、反面。
そのような決めつけや極端な思考もまた危険であるということです。
現在を優先するあまり、未来や家族、周囲の方に迷惑をかけるということも許されません。
時と場合と状況とをしっかりと見つめた上で、冷静な判断と意思決定を可能としたいものですね。
本日はこの辺りでお終いとしたいです。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
次回はきっと、もっと面白い話ができることでしょう。
ぜひ、またいらしてくださいね(*´ω`*)
この記事が、少しでもあなたのお役に立てたのでしたら幸いです。
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臼田 寛
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