都民ファーストの会 都議2人が離党へ

都民ファーストの会 都議2人が離党へ
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東京都の小池知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の都議会議員2人が、離党する意向を固めたことがわかりました。NHKの取材に対し、「都政の課題が山積みとなる中、小池知事が国政に関わることはいかがなものか」などと話し、「希望の党」の代表に就任した小池知事の政治姿勢に疑問を持ったことなどが理由だとしています。
離党の意向を固めたのは、都民ファーストの会の都議会議員で、北区選出の音喜多駿議員と、江戸川区選出の上田令子議員の2人です。

2人のうち音喜多議員がNHKの取材に応じ、「市場の移転問題や3年後のオリンピック・パラリンピックの準備など都政の課題が山積みとなる中、小池知事が国政に関わることはいかがなものかと政治姿勢に疑問を持った。都知事の職務に専念するために都民ファーストの会の代表をやめたのに、国政政党の代表になるというのは納得いかない」と述べました。

また、音喜多議員は、代表の決定の過程など都民ファーストの会の意思決定が不透明であることや、みずからの情報発信について、党の制約によって十分にできていないことなども離党の意向を固めた理由として挙げました。

2人は、5日に閉会する都議会本会議のあと、離党について記者会見を開く予定だということです。

運営に疑問呈す

離党の意向を固めた2人は、去年の都知事選挙の際に、いち早く小池知事への支援を表明し、ことし1月には「都民ファーストの会東京都議団」を設立して音喜多議員は幹事長を務めていました。

しかし、ことし7月の都議会議員選挙で最大会派となった「都民ファーストの会」の中で、2人はいずれも役職に就きませんでした。

さらに先月、会派の代表が交代した際に、音喜多氏が選考方法の透明化を求める意見を出すなど、「都民ファーストの会」の運営に疑問を呈していました。

都民ファーストの会 都議2人が離党へ

東京都の小池知事が率いる地域政党「都民ファーストの会」の都議会議員2人が、離党する意向を固めたことがわかりました。NHKの取材に対し、「都政の課題が山積みとなる中、小池知事が国政に関わることはいかがなものか」などと話し、「希望の党」の代表に就任した小池知事の政治姿勢に疑問を持ったことなどが理由だとしています。

離党の意向を固めたのは、都民ファーストの会の都議会議員で、北区選出の音喜多駿議員と、江戸川区選出の上田令子議員の2人です。

2人のうち音喜多議員がNHKの取材に応じ、「市場の移転問題や3年後のオリンピック・パラリンピックの準備など都政の課題が山積みとなる中、小池知事が国政に関わることはいかがなものかと政治姿勢に疑問を持った。都知事の職務に専念するために都民ファーストの会の代表をやめたのに、国政政党の代表になるというのは納得いかない」と述べました。

また、音喜多議員は、代表の決定の過程など都民ファーストの会の意思決定が不透明であることや、みずからの情報発信について、党の制約によって十分にできていないことなども離党の意向を固めた理由として挙げました。

2人は、5日に閉会する都議会本会議のあと、離党について記者会見を開く予定だということです。

運営に疑問呈す

離党の意向を固めた2人は、去年の都知事選挙の際に、いち早く小池知事への支援を表明し、ことし1月には「都民ファーストの会東京都議団」を設立して音喜多議員は幹事長を務めていました。

しかし、ことし7月の都議会議員選挙で最大会派となった「都民ファーストの会」の中で、2人はいずれも役職に就きませんでした。

さらに先月、会派の代表が交代した際に、音喜多氏が選考方法の透明化を求める意見を出すなど、「都民ファーストの会」の運営に疑問を呈していました。