こんばんは。
ニュースウオッチ9です。
衆議院選挙の公示まで1週間です。
自民、公明の与党と、希望の党、それに立憲民主党や共産党などの勢力が争う構図となる中、各党の選挙準備が加速しています。
きょう、第1次公認候補を発表するとしてきた希望の党。
それに先立って、代表を務める東京都の小池知事は。
そして午後。
希望の党は第1次公認として、192人の擁立を決定。
そのうち、民進党出身者は110人になりました。
希望の党への事実上の合流を進めた民進党の前原代表は。
また、希望の党との連携を模索してきた自由党の小沢代表は、自由党の3人の立候補予定者が希望の党から公認されたことなどを受け、党として公認候補は擁立しないと表明。
その上で、みずからと玉城幹事長は無所属で立候補することを明らかにしました。
ところで東京都の小池知事が率いる地域政党、都民ファーストの会の都議会議員2人が、離党する意向を固めたことが分かりました。
離党の意向を固めたのは、都知事選挙の際に、いち早く小池知事への支援を表明した、音喜多しゅん議員と上田令子議員の2人です。
このうち音喜多議員は、NHKの取材に対し、都政の課題が山積みとなる中、小池知事が国政に関わることはいかがなものかなどと話し、小池知事の政治姿勢に疑問を持ったことなどが理由だとしています。
一方できのう、新党、立憲民主党の設立を表明した枝野代表は、けさ。
そのおよそ2時間後。
このたび、立憲民主党という新党を立ち上げようということで。
新党に参加する長妻元厚生労働大臣が、総務大臣宛てに、合わせて6人の民進党出身者が参加するなどとした、立憲民主党の設立の届け出を行いました。
これに対して、安倍総理大臣は、自民党の選挙対策本部の幹部会議に出席。
政策論議を通じて政権担当能力をアピールし、支持を得たいという考えを強調しました。
その後の街頭演説では。
希望の党や立憲民主党を巡っては、閣僚からも発言が。
各党からは。
59人が犠牲になった、アメリカ・ラスベガスの銃乱射事件。
現地は、発生から2日目の朝を迎え、その詳細が明らかになってきました。
ニュースウオッチ9では、現場の模型を作りました。
あちらです。
見てきましょう。
現場です。
ラスベガスの中心部、こちら、金色をしているホテルの近くなんですね。
容疑者の男は、ここ、ホテルの32階の部屋から、通りを隔てたあちらです。
こちらですね。
屋外のコンサート会場に向けて、銃を乱射したと見られています。
さあ、模型を回します。
こちら、ホテルから現場までの距離、こうなんですね。
大体300メートルほど。
そして、コンサート会場には当時、2万人余りの人がいたと見られているんです。
事件の結果、59人の方が亡くなりました。
そしてけがをした人が500人以上。
銃社会、アメリカに大きな衝撃を与えています。
中継が出ています。
ラスベガスの現場近く、この辺りに、須田記者がいます。
須田さん、今、そちらはどんな状況になっていますか。
事件の発生から30時間がたちました。
私の後ろ、あちらに見えるのが、容疑者の男がコンサート会場に向かって銃を乱射したホテルです。
ここはラスベガス一の繁華街でして、大きなホテルや店舗が立ち並んでいる一帯です。
ふだんは交通量も、人通りも非常に多い場所なんですが、事件以降、警察によって通りが封鎖されていまして、ひっそりとした状態が続いています。
昨夜は各地で犠牲者を追悼する集会が開かれまして、ふだんは明るくにぎやかなラスベガスの街が追悼ムード一色となっていました。
ラスベガスの市役所に集まった大勢の人たち。
神に祈りをささげる歌を歌い、犠牲者の死を悼みました。
59人が死亡したほか、527人がけがをした今回の事件。
犠牲になった人たちについて、少しずつ明らかになってきました。
サニー・メルトンさんは、銃弾が降り注ぐ中、妻のヘザーさんを守って亡くなったということです。
トランプ大統領も、ホワイトハウスで黙とうをささげました。
およそ2万2000人が集まっていたコンサート会場。
そこに銃声が鳴り響きました。
突然のことに、コンサートの演出ではないかと思った観客も少なくありませんでした。
しかし、僅かな間を置いて、再び銃声が響きました。
何が起きているのかさえ分からず、大混乱に陥った人々。
銃声はホテルの方角から聞こえていました。
容疑者が銃を乱射したのは、通りを隔てたホテルの32階の部屋。
窓ガラスを割ったうえで、銃を乱射しました。
射撃の精度を上げるため、銃をスタンドに固定していたということです。
容疑者の身柄確保に向かった警察。
無線の交信記録には、緊迫したやり取りが残されていました。
部屋には、死亡しているスティーブン・パドック容疑者の姿が。
警察は、自殺したと見ています。
ホテルの部屋からは、23丁の銃が見つかっており、中には、照準器が取り付けられたり、改造されたりしたライフルも含まれていました。
容疑者は少なくとも10個ものスーツケースをホテルの部屋に運び入れていました。
犯行に使用された銃のうち、少なくとも1丁は、自動小銃AK47と確認されたと、アメリカの有力紙は伝えています。
AK47カラシニコフは、高い殺傷能力を持つことから、小さな大量破壊兵器とも呼ばれています。
数々のテロ事件や世界各地の紛争地域で使用されてきた銃です。
現場から100キロ以上離れた容疑者の自宅からも、19丁の銃や、大量の銃弾、それに爆発物が見つかっています。
警察は、容疑者が周到な準備を重ねて犯行に及んだと見ていますが、その動機は謎のままです。
容疑者の兄弟は。
パドック容疑者は不動産投資で財を成したと、アメリカのメディアは伝えています。
警察のこれまでの調べでは、容疑者とテロ組織などとのつながりは確認されていません。
事件が起きたネバダ州は、銃の規制が緩やかな州として知られています。
購入の際、州から特別な許可を得たり、購入後に警察に届け出たりする必要はなく、また一度に購入できる銃の種類や数にも、ほとんど制限がありません。
アメリカでは、銃の乱射事件が起きるたびに、銃規制を強化する声が上がってきました。
アメリカでは、銃の所持を巡って国民の意見は二分しています。
ことし4月、アメリカ有数のロビー団体、全米ライフル協会の会合です。
大統領選挙で支援を受けたトランプ大統領は、演説で。
トランプ大統領は、今回の事件後も、銃規制については、一切言及していません。
では再び、須田記者に聞きます。
須田さん、銃の乱射事件は繰り返し起きて、多くの人が犠牲になっています。
それなのに、なぜ銃の規制というのは進まないんでしょうか。
アメリカでは、自分の身は自分で守るために、銃を持つ権利は憲法上も認められた当然の権利だとして、規制の強化に反対する意見が根強くあります。
その後ろ盾となっているのが、全米最大のロビー団体、全米ライフル協会です。
問題は銃犯罪を起こす人自身にあるのであって、銃自体には問題がない、規制を強めれば、いずれ銃を持つ権利すべてが奪われてしまうとして、銃規制に強硬に反対していまして、銃規制の強化が実現しない原因となっているんです。
須田さん、銃自体には問題がないと、こういうことですけれども、ホテルの容疑者の部屋から20丁以上の銃が見つかっているわけですよね。
そもそもそれほど多くを、ホテルの部屋に運び込めるものなんでしょうか。
ここラスベガスがあるネバダ州はですね、銃規制が比較的緩やかな州の一つなんです。
公共の場で銃を持ち運ぶことも、見えるようにしていれば許可はいりません。
人から見えないようにして持ち運ぶには許可が必要なんですけども、ホテルでは、手荷物検査は一切ありませんで、銃を持ち込もうと思えば、簡単に持ち込めてしまうのが実情です。
59人の方が亡くなっても、アメリカの銃が野放しという状況は変わらないと、こういうことでしょうか。
今のところ、状況を変える要素は見当たりません。
私は去年ですね、フロリダ州で49人が死亡した銃の乱射事件を現場で取材して、その後の議論に注目していました。
事件後、銃規制の強化を図ろうという機運が一時的には高まりましたが、すぐに全米ライフル協会や、その支援を受ける議会多数派の共和党側の反対に遭って、議論が立ち消えになってしまったことに驚きを禁じえませんでした。
去年の大統領選挙で、全米ライフル協会から30億円以上もの支援を受けたトランプ大統領は、事件後、銃規制の強化には一切言及していません。
アメリカで銃規制の強化を進めるのは、依然として、厳しい状態と言わざるをえません。
須田記者でした。
私たち日本人には、なかなか理解しがたい感覚ですよね。
ですよね。
銃を持つ権利が、果たして人の命と天秤にかけられていいのか、そんな思いは持ってしまいます。
では、次のニュースまいりましょう。
こちらです。
知の巨人、アインシュタインが残した最後の宿題。
100年ぶりに、この宿題を解くことに大きく貢献した、アメリカの研究者3人が、ことしのノーベル物理学賞に選ばれました。
その宿題とは、重力波。
実はこの研究には、日本人が大きな役割を果たしているんです。
ノーベル物理学賞発表のおよそ1時間前。
私たちが訪ねたのは、日本で唯一の重力波の大型観測施設。
よろしくお願いします。
東京大学宇宙線研究所の川村静児さん。
重力波のスペシャリストです。
ことしのノーベル物理学賞について。
時刻は午後6時40分。
まもなくノーベル物理学賞発表ということで、日本の研究者の皆さんも注目しています。
受賞が決まった研究は、予想どおり、重力波。
初めて観測することに貢献したアメリカの研究者3人が選ばれました。
今、ノーベル物理学賞に選ばれました。
非常に盛り上がっています。
沸いています。
世界で初めて重力波を観測したのが、こちらのアメリカの施設、LIGO。
実は川村さん、30年ほど前からLIGOの建設に携わり、10年近く観測精度の向上に貢献してきました。
今回選ばれた1人、マサチューセッツ工科大学のレイナー・ワイス名誉教授とは家族ぐるみのつきあいだといいます。
2つの巨大なブラックホールが引き寄せ合い、合体。
このとき、その巨大な質量で空間がゆがみ、宇宙全体に広がります。
この波が、重力波です。
アインシュタインは、およそ100年前に、重力波の存在を予言。
ただ、空間のゆがみはごく僅かで、直接観測した例はなく、最後の宿題と呼ばれてきました。
LIGOは、長さ4キロある2本のパイプをL字型に組み合わせた形をしています。
レーザーの光を発射。
両端には鏡があり、光が往復します。
重力波によって空間のゆがみが生じると、2つの光が往復する時間に僅かなずれが生じます。
そのずれを測定することで、初めて重力波を捉えたのです。
LIGOの観測チームは、おととし以降、4回も重力波の観測に成功。
世界の重力波研究の基礎を確立したのです。
おととし、ノーベル物理学賞を受賞した、梶田隆章さんは。
欧米を追いかけるように、重力波の観測は今後、日本でも本格化。
岐阜県飛騨市の地下200メートルに建設が進められている観測施設、KAGRAです。
川村さんたちが中心となり、2年後の本格稼働を目指しています。
完成すれば、世界最高精度の観測ができるようになります。
目指すのは、宇宙の謎の解明です。
今も膨張し続けているとされる宇宙は、どこまで大きくなるのか。
消えてなくなったりしないのか。
そんな宇宙の将来を知る手がかりになると、期待されているんです。
もう目がきらきらされてますね。
熱、高いですね。
宇宙がこれからどうなるか分かるかもしれないって、壮大な話ではありますけれど、これ、考え方によっては、私、有馬さん、そして、皆さんのこれからにも関係している、そんな気分にもなりませんか?
ね、桑子さん、スケールが大きいですね。
いや、そんなことないですけど。
今回、アメリカの研究者の受賞が決まったわけですけれども、日本の関係者の皆さんが本当にうれしそうなのが印象的でした。
さあ、半世紀のおつとめに幕を下ろしました。
大阪のJR大阪環状線を48年間走り続けてきた103系です。
高度成長期の日本で、多くの通勤客の足として活躍してきたんですよね。
こちら、見てください。
これ、主なものだけなんですけど、ご覧のように、さまざまな色に彩られて、私たちを支えてきました。
赤にオレンジに黄色に緑に。
戦隊ヒーローみたいですね。
そうとも言えるかもしれないですけども、すでに首都圏では新型車両に変わっていますが、103系にちなんだ10月3日のきょう、大阪環状線からも引退しました。
駅のホームに入ってきたのは、JR大阪環状線を走る列車、103系です。
大阪の中心部を48年間にわたって走り続け、オレンジ色の車両で親しまれました。
きょう、最後の任務を終え、歴史の幕を閉じました。
東京オリンピックを前に、当時の国鉄が開発した103系。
昭和38年に、東京の山手線に導入され、全国各地で活躍しました。
通勤客の増加に対応するため、加速性能を向上させるなど、輸送力を強化。
日本の高度経済成長を支えたサラリーマンを運び続けました。
JR大阪環状線を103系が走り始めたのは、昭和44年。
その後、老朽化で部品の調達や修理が難しくなり、新型車両も次々と導入され、103系は僅か1編成だけになっていました。
特別な思いで103系を見送りに来た人がいます。
かつて車掌として乗務していた山西裕文さんです。
昭和57年、当時の国鉄に入った山西さん。
駅員や関連のホテルの仕事をしながら試験を受け続け、6年目に念願の車掌になることができました。
103系と一緒に乗客を時間どおり安全に運ぶ仕事に、誇りを持っていました。
その後、鉄道の仕事を離れましたが、103系と共に働いたころの記憶が、今も心の支えになっています。
そしてきょうの最終列車。
たくさんの人が別れを惜しみました。
半世紀にわたり、通勤客を運び、人々の生活を支えた103系。
ありがとう!
その姿は人々の心の中に焼きついています。
お父さんもね、お子さんもね、泣きつきましたね。
武骨なんですけれども、見ているうちに、どんどん愛着が湧いてくるって言うんですかね。
便利に頑丈にっていう、昭和の時代を象徴するような存在だなぁというふうに思いました。
そうですよね。
今もまだ一部の地域では運行されていますけれども、毎日乗って、自分たちの生活の一部だったものが、なくなるというのは、やっぱり寂しい気持ちはしますよね。
ということで、本当に長い間、お疲れさまでした。
さあ、続いては有馬さん、ふるさと納税といいますと。
ふるさと納税というと、肉、分厚い、非日常的な分厚い肉とか、おっきなカニとか、立派なメロンとか、各地の名品、特産品が気になりますよね。
気になりますよね。
とにかく何かと豪華なね、返礼品が話題になるんですけれども、ことしはちょっと異変が起きているんです。
例えばね、こちら、おいしそうなアスパラですけれども、ある自治体が、こんな感じで送ってくるはずだったアスパラガス1キロ。
ところが、届いたのはこれではなく、これだったということなんですよね。
アスパラカレーですか?
ではありません。
カレーなんです。
カレーですね。
これ、今、一体何が起きているのか、取材しました。
こんにちは。
よろしくお願いします。
どうも、すみません、お疲れ様です。
そのカレーを受け取った、津久井克紀さんです。
各地の果物や野菜など、返礼品を楽しみに毎年寄付しています。
ことしは、北海道遠軽町のアスパラガスに目がとまりました。
しかし。
届いたのは、手紙とカレー。
夏の低温や日照不足でアスパラガスが不作で、次の旬の時期まで待ってほしいと説明がありました。
カレーは、そのおわびの品だったのです。
天候不良によるふるさと納税の影響。
ことしは各地に広がっています。
千葉県館山市のマンゴーです。
去年、返礼品に加えたところ、大人気となった品。
ことしは日照不足などが影響して、実が十分に大きく育たないものが目立ち、返礼品としては出荷できませんでした。
市役所は期待していただけに、当てが外れてしまいました。
一方、ことしの不作のピンチをチャンスに変えようとした自治体もあります。
長野県上田市のふるさと納税の返礼品、りんごです。
初夏に降ったひょうで実に傷がついてしまいました。
ほとんどが売り物にならず、農家は苦境に立たされています。
そこで上田市が考えたのが、傷ついたりんごを、そのまま出品すること。
あえて、訳あり品で寄付を募ったのです。
東京都内。
そのりんごを返礼品として選んだ、石坂さん夫妻です。
決め手はふるさと納税の専用サイトにありました。
上田市は、りんごの被害について、写真付きで長い説明文を掲載。
農家は大変落胆しています。
応援してください。
農家の声をありのままに伝え、支援を訴えたのです。
上田市への寄付の申し込みには、応援のメッセージがたくさん添えられています。
農家に頑張ってほしいです。
ひょうの傷なんて気にしません!
ふるさと納税を巡っては、返礼品の自治体間競争が過熱。
総務省が、高額な品物などについて、見直しを要請する事態となっています。
専門家は、ふるさと納税の本来の意義を改めて考えるべきだとしています。
なるほど。
訳ありりんご、僕もそんな訳があるんだったら、応援したくなりましたね。
そうですね、そう思う方、多いですよね。
今回は不作がきっかけではありましたけれども、ふるさと納税の本来の意味、意義がよく分かりましたよね。
その、寄付をするほうと、受けるほうのコミュニケーションが大切だということですよね。
ではニュースを続けます。
先月25日の夜、パトカーに追跡されていたワゴン車が赤信号を無視して、大勢の歩行者が横断していた東京・渋谷のスクランブル交差点に進入した事件。
警視庁は、危険な運転をしたうえ、車線規制のために設置されていたポールに衝突する事故を起こしたのに、警察署に届け出なかったとして、仙台市の土木建築会社の社員で、当時運転していた神奈川県大和市の三吉敏男容疑者を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。
調べに対し容疑を認めたうえで、当時、運転免許証を携帯しておらず、取締りを受けたら免許停止になると思ったなどと供述しているということです。
京都大学医学部附属病院で、セレンと呼ばれる元素が欠乏する病気の治療のための薬を、処方箋の700倍以上の濃度で誤って調剤し、先月、60代の患者が死亡していたことが分かりました。
病院は調剤の過程にミスがあったことを認めて、遺族に謝罪するとともに、警察や厚生労働省などにも届けて調査委員会を設け、詳しい経緯を調べることにしています。
気象情報、斉田さんです。
こんばんは。
北から寒くなってきています。
白いですね。
この時間の気温、北海道では10度を下回っている所が多いです。
東京も20度5分まで下がってきました。
きょう、東京、日中は暑いくらいでしたよね。
そうなんですよね、ただ、あすは全国的に気温、下がってきそうです。
予想最低気温を見ますと、けさよりも2度から4度低い所が多く、西日本でも20度を下回りそうです。
予想最高気温を見ると、25度に届かない所がほとんどとなりそうです。
きょうと比べると、東京や大阪、5度も低く、仙台7度低い予想です。
かなり体感、変わりますね。
そうですね。
気温だけでなく、あすは、さらに体感温度、低く感じられそうです。
注目するのはこちらです。
北風が強めに吹いて、風が冷たく感じられそうなんです。
北風は嫌ですね。
風の予想、ご覧ください。
今夜10時から見ていきます。
全国的に北風が吹いて、沿岸部を中心にやや強く吹く所が多い予想なんですね。
北風、長く続いて、寒気が流れ込んできます。
山で降れば雪になる目安の寒気、1500メートル付近、0度の気温のラインが、東北まで南下してきそうなんですね。
天気の移り変わり、見ていきましょう。
あすの朝は、北海道から北陸にかけての日本海側、雨の予想になっていますけれども、北海道、標高が高い峠道などは、朝には、もう雪が積もっているおそれがあります。
積もりますか。
そして昼前後、関東から九州にかけて、広く晴れそうです。
ただ北風が吹いて、ひんやりと感じられそうです。
そしてあすの夜は、十五夜、中秋の名月ですけれども、晴れる所が多い予想ですね。
お月見は楽しめそうですね。
そうですね、ただ、服装に気をつけてください。
あす午後9時の予想気温見ると、白い表示、10度を下回る気温ですが、北海道だけでなく、東北や東日本の内陸部でも、下がりそうなんですね。
かなり上着を着ないと。
大阪や東京も17度と、今夜よりだいぶ低くなりますので、特にあす、風がありますので、風を通しにくい服装がいいかと思います。
では各地の天気と気温、詳しく見ていきます。
こんばんは。
あぶな。
段差も出来ましたから。
すみません、失礼しました。
よろしくお願いします。
まずは体操からいきます。
世界選手権がカナダで開幕。
個人総合で前人未到の7連覇を目指す内村航平選手と、初の個人総合に挑む白井健三選手が予選に臨みました。
白井と内村。
同じ組で上位進出を狙います。
白井は得意の跳馬。
自身の名前が付いたシライ/キム・ヒフンを決め、この種目、トップに立ちます。
続いて内村の跳馬。
大技のリー・シャオペン。
着地も決まりました。
しかしその直後、左足首に痛みが走ります。
内村はそれでも競技を続け、平行棒。
痛みで着地のふんばりが利きませんでした。
内村はこのあとの3種目を棄権。
連覇の記録が途絶え、個人総合の連勝記録も40でストップです。
内村の離脱を目の当たりにした白井。
ゆかの最初の技。
H難度のシライ3。
練習どおりの試合ができたと白井。
個人総合、暫定で4位につけました。
本当ですね。
続いてはゴルフです。
2013年からアメリカ男子ツアーを舞台に活躍してきた、石川遼選手が、5年間守ってきたツアーシード権を失いました。
距離を残したバーディーパット。
これを沈めて、好スタートを切ります。
その後、スコアを2つ伸ばして6番、林からの第3打。
ここもうまく寄せました。
石川はスコアを5つ伸ばしたものの40位。
入れ替え戦4試合で賞金ランキング25位以内に入れなかった石川。
5年間守ってきたツアーシード権を失いました。
残念ですね。
本当ですよね。
このシード権を失ってしまった石川選手ですけれども、年末までは日本の試合に出場したいというふうに言っているんですが、今後、アメリカツアーに再びチャレンジするかどうかについては明言しませんでした。
次はプロ野球です。
まずはパ・リーグですが、クライマックスシリーズの本拠地開催がかかる、2位を争っている楽天と西武。
ゲーム差2で、西武はこのまま逃げ切りたいところなんですが、残り試合が楽天よりも大幅に少なく、2つだけなんですね。
きょうも直接対決に臨みました。
西武の菊池。
ことし、楽天に7戦7勝です。
3回、同点とされ、なおもピンチ。
3番ペゲーロにタイムリーヒットを打たれ、勝ち越されます。
打線はその裏、4番山川。
高めのボール球を振り抜きました。
22号2ランホームランですぐに逆転します。
菊池は2点リードの8回、1塁2塁のピンチ。
これがセーフとなりました。
ノーアウト満塁となります。
ここからギアを上げました。
連続三振で2アウト。
ふんばった菊池、8回3失点で、リーグトップに並ぶ16勝。
楽天とのゲーム差を3に広げました。
西武の辻監督、きのう負けて、不安だったけど、菊池が頑張ってくれた。
8回のピンチで粘ってくれたのはさすがと、感心していました。
日本ハムは1点を追う2回、ルーキーの石井一成。
タイムリー2ベースで同点に追いつきます。
続く3年目の清水。
この当たりで逆転します。
3回にはチャンスで2年目の横尾。
レアードに代わって、5番での起用です。
いい場面で打てたと、変化球を捉えてタイムリーヒット。
この回一挙5点を奪って、オリックスを引き離します。
横尾はさらに4回、ランナー1塁の場面。
2ランホームラン。
若手の活躍で日本ハムが快勝です。
日本ハムの横尾は、4回のホームランについて、コースに逆らわずに打った。
いい角度で飛んでくれたと振り返っていました。
パ・リーグの順位です。
西武と楽天のゲーム差は3に広がりました。
残り試合は西武が1試合、楽天が6試合です。
そして、きょう勝ち投手になった、西武の菊池雄星投手ですけれども、これで、今シーズン、楽天戦だけで8戦8勝負けなし。
16勝だから、半分は楽天から稼いでいるということですか。
そういうことですよ、すごいことですよね。
しかも楽天の好調を支えてきたペゲーロ、ウィーラー、アマダーという3人の外国人選手、これ、3人で80本もホームラン打ってるんですけど、菊池投手は1本も打たれていません。
抑えてんだ。
クライマックスシリーズ、ファーストステージは、この両チームの対戦になりますから、また抑えるのか、それとも対策練ってくるのか、ここも注目してください。
おもしろいですね。
続いてヤクルトです。
今シーズン最終戦、4位巨人との対戦になります。
退任する真中監督に、選手たちは勝利を贈れたんでしょうか。
ヤクルトはホーム、神宮球場での今シーズン最終戦です。
2点を追う4回、真中監督はチャンスで、代打の大松を送ります。
起用に見事に応えるタイムリーヒット。
1点差に迫ります。
さらに坂口も続きました。
これで1人がかえり、同点に追いつきます。
両チーム3点ずつを加えて同点の9回、6人目の秋吉が、満塁のピンチを招きます。
真中監督の最後の試合を勝利で飾ることはできませんでした。
ヤクルトの真中監督、ふがいないシーズンだったが、多くのファンに支えられ、精いっぱいやってこられた、感謝しかないと、涙をこらえながら話していました。
おととい、クライマックスシリーズ進出を決めた、DeNA、ラミレス監督は、きょうが43歳の誕生日。
起用した若手が活躍します。
1回、ドラフト5位のルーキー、細川のプロ初打席。
フルスイングしようと決めていたと、19歳が豪快な先制3ラン。
最高のデビューを果たします。
先発は綾部。
2年目でプロ初登板です。
やってやるという気持ちだったと、チェンジアップを効果的に使いました。
20歳の綾部は、5回無失点で、初登板初勝利。
ラミレス監督、新しい世代がすばらしい誕生日プレゼントをくれたと、ご満悦でした。
プロ初打席初ホームランのDeNAのルーキー、細川は、信じられない気持ち。
筒香選手のようなバッターになりたいですと、笑顔でした。
セ・リーグの順位表です。
巨人とヤクルトは、きょうが最終戦。
ヤクルトは球団史上最多の96敗でシーズンを終えました。
続いては東京オリンピックの新種目、スポーツクライミングです。
ことしの世界ユース選手権で3位に入った中学3年生、伊藤ふたば選手が、初出場の国体で圧倒的な強さを見せました。
伊藤は15歳の中学3年生。
ことし最年少でボルダリングの日本一になった、東京世代のホープです。
大勢の観客が見守る中、その実力を発揮します。
長い手足を生かして、難しい設定の壁を登ります。
決勝でただ一人、2つの壁を登り切り、チームを初優勝に導きました。
伊藤は、登った壁の高さを競うリードにも出場。
15メートルの壁に対しても、出場選手中、最も高い位置まで到達し、圧倒的な強さを示しました。
しっかりしてますね。
それにしても手足が長くて、すらっとしててすてき。
すてきですよね。
160センチ、44キロだそうですけれども、あの長い手足が、彼女の武器の一つなんですよね。
お父さんの影響でボルダリング、始めたそうなんですが、ちょっと見ていただきましょう。
小学4年生のころの伊藤ふたば選手ですけれども。
このころから手足が長いですね。
ねー、そうなんですよね。
自宅でも、お父さんと一緒にこうやって毎日、特訓してきたそうですよ。
こうして今ね、あるわけですけれども、1月に取材したときに、彼女は手のひらを見せてくれたんですけれども、指紋がなくなってたんですよ。
それぐらい、やっぱり練習しているということです。
東京オリンピックも楽しみに。
続いては、サッカーの日本代表の合宿です。
きょうから合流した香川真司選手、若手の台頭に巻き返しを誓いました。
3日目のきょうは、香川選手や長友佑都選手など、8人が合流。
これですべての選手がそろいました。
28歳の香川選手は、けがの影響で最終予選の3試合で出場がありませんでした。
強化試合では、経験や実績で、若手の活躍に対抗します。
来週判決が出る2017/10/03(火) 21:00〜22:00
NHK総合1・神戸
ニュースウオッチ9▽ラスベガス銃撃“連射”の衝撃▽希望の党1次公認192人[二][字]
ラスベガス銃撃事件最新情報・容疑者は40丁超の銃所持・周到に準備か▽希望の党1次公認は192人・与党側は政権担当能力アピール▽なぜこれが?あの“返礼品”に異変
詳細情報
番組内容
【キャスター】有馬嘉男,桑子真帆,【スポーツキャスター】一橋忠之,【リポーター】伊藤海彦,大橋拓,保里小百合,【気象キャスター】斉田季実治
出演者
【キャスター】有馬嘉男,桑子真帆,【スポーツキャスター】一橋忠之,【リポーター】伊藤海彦,大橋拓,保里小百合,【気象キャスター】斉田季実治
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