iPhone8にMNP乗り換え前に知っておきたい、お得な方法まとめ

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iPhone8が発表・発売されてからしばらく経ちました。現在は発表後約2週間ですが、カラーやストレージ容量によっては予約なしで即買いできるケースも出てきています。

手に入るとわかれば、次に考えるのは「いかに安く入手するか」ですね。iPhone8の入手方法は新規契約、機種変更、MNP(番号そのままで他キャリアのりかえ)の3種類があります。新規契約はさておき、機種変更とMNP、どちらがおとくなのでしょうか。

大雑把に言うと、キャリアポイントなどの割引手段がないか、ほとんど持っていないのであれば、思い切ってMNPするのが有効かと思います。ここでは、iPhone8にMNPで乗り換えする際に知っておきたいことを紹介します。

もくじ

  1. iPhone8について
  2. MNPのメリットとデメリット
  3. iPhone8にMNPで乗り換える方法
  4. iPhone8にMNPで乗り換える前に確認しておきたい注意点
  5. 乗り換え先キャリアはどこがよいか
  6. (検証1)ソフトバンク vs LINEモバイル
  7. (検証2)おとくケータイはやっぱりすごかった
  8. まとめ

1.iPhone8について

MNPの話をする前に、簡単ではありますがiPhone8の紹介をします。iPhoneXはいろいろと変わりそうなので、先代のiPhone7や6、SEなどの操作感をそのまま引き継ぎたいという方には、iPhone8がおすすめです。

1-1.デザイン

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見た目は7とあんまり変わらない印象ですが、背面ガラスのおかけでしょうか。実際に触ると全然違います。これまでのアルミ背面より手にしっくり付いて滑りにくくなっています。ケースを付ける人にはあまり関係ないですが、iPhoneはケース無しの裸で使う人も多いので、背面ガラスは落下防止という点でも良いことと言えそうです。
側面にだけ残ったアルミフレームは航空機用と同質のもので、品質は間違いありません。カラーはスペースグレイ、シルバー、ゴールドの3種類で、iPhone6以降定番となりつつあったピンク系はありません。
サイズは4.7インチ(iPhone8)と5.5インチ(iPhone8 plus)。個人的には、iPhone7からの据え置きサイズでよかったです。携帯端末と考えると、これくらいのサイズが限界ですよね?

1-2.耐水、防沫、防塵性

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「iPhoneは水に弱い」「iPhoneはホコリに弱い」というイメージ、いまだに強いと思います。しかし、iPhone8はミクロン(1万分の1ミリ)単位での設計・製造をしています。これは組立てた時に隙間がほとんどないことを意味します。つまり、気密度がアップ。水やホコリの侵入を防ぎます。耐水・防塵性を保証する規格(IP67等級)もしっかりクリアしていますので安心です。

1-3.A11 Bionicチップ

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iPhone8は2つの高性能コアと4つの高効率コアで構成されている、Apple A11 Bionicチップを搭載しています。iPhone7に搭載されていたA10 Fusionチップと比べると、高性能コアの動作速度はA10 Fusionの1.3倍、高効率コアは1.7倍に向上しています。グラフィック性能も30%もアップ。現状、iPhone7でもさほど不満は感じないと思いますが、それ以上の性能を持っているので安心です。

1-4.ワイヤレス充電

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前々から噂されていた「ワイヤレス充電」。iPhone8で実現しました!AirPowerマット(別売)というものにiPhone8を載せるだけで充電できます。iPhoneといえばLightningコネクタの劣化が悩みのタネでしたが、載せるだけならすり減ることも緩むこともないですから安心ですね。AirPowerマットの発売は2018年なのでしばらく待たねばなりませんが、他メーカ製の対応製品があるようです。
また、iPhone8は30分で50%(最大)の充電が可能となっていて、うっかりの充電忘れにも余裕で対応できそうです。

1-5.ステレオスピーカー・ヘッドフォン

iPhoneに限らずスマホ等の携帯端末のスピーカはサイズ制限もあって、どうしてもチープな印象を持ってしまいますが、iPhone8はiPhone7に比べ音量が25%アップしています。
なお、サウンド関連で付け加えておくと、付属ヘッドフォンはiPhone7と同じで標準のEarPod+Lightningヘッドフォンジャックアダプタという構成。ヘッドフォンジャックは未装備です。

2.MNPのメリットとデメリット

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iPhone8は機種変更またはMNPのどちらかで入手することになります(新規契約やSIMフリー版入手は除く)。機種変更と比べた時の、MNPのメリットとデメリットを再確認します。

メリット

(一般的に)安くなる
各キャリアはシェア獲得のために自キャリアへのユーザー引き込みを絶えず画策しています。MNPはめんどくさいイメージがどうしても付きまといますし、実際その通りです。その障壁を乗り越えてまでユーザーに乗り換えさせようとすると「安くする」くらいしか決定打がありませんので、各キャリアはキャッシュバックなどを駆使して少しでも安くする努力をしています。従って、MNP後の月額は機種変更に比べ安くなるのが一般的です。

デメリット

めんどくさい
MNPは機種変更に比べると、使えるようになるまでの段取りがどうしても多くなります。

  1. MNP予約番号の取得
  2. キャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp、@au.com、@softbank.jpなど)が使えなくなる
  3. 通販サイト等の登録メールアドレスにキャリアメールアドレスを使っている場合、変更必要

これらはすべて、機種変更時は何もしなくてよいものです。1.については店舗購入の場合だと乗り換え崎のショップで対応してもらえますが、本人確認時は繋いでもらった電話に出て、乗り換え元のキャリア担当といろいろ話せねばなりません(理由など聞かれて、多少面倒)。オンライン購入の場合は自分で旧キャリアに電話して取得しますが、なかなか繋がらなかったりあれこれ聞かれたりで、こちらもそれなりに手間暇がかかります。

2.や3.についてはGmail等のフリーメールをつかうことで対策できるものの、MNPをする時は、誰しも最低一回は経験するものです。特に3.は重要で、登録内容変更をせずにお買いものをしてしまうと、オーダー確認メールすら届かない状態となってしまいます。

メリットとデメリットを考えると、「安くならないMNP」は苦労だけしてメリットなしということになります。機種変更の場合、キャリアのポイントをiPhone8購入補助に使えますし、契約年数で有利になることもあります。一方、MNPの割引具合は以前よりおとなしくなりつつあります。ですので、場合によっては機種変更の方が安くなるケースも十分考えられます。はなからMNP一本で行くのではなく、機種変更との料金比較を前もってしておくことが大事です。

3.iPhone8にMNPで乗り換える方法

MNPは機種変更に比べると方法が多様です。以下に紹介します。

3-1.おとくケータイ.net




高額キャッシュバックで有名な「おとくケータイ.net」です。web展開のみなので店舗の維持費・テナント料などが不要、人件費も抑えられるのが安さの秘密です。iPhone8でもキャッシュバックをしてもらえます(2017年9月末確認済)。オンライン契約なので店舗へ出向くのと比べ時間を取りませんし、待ち時間もありません。不安な人は電話での対応もしてもらえるので安心です。

取扱いキャリアはソフトバンクのみで現ソフトバンクユーザーは使えないですが、ドコモやauからMNPする際はもはや定番となりつつあります。

3-2.キャリア公式オンラインショップ

ドコモ、au、ソフトバンクが運営しているオンラインショップです。最近、利用者が増えてきているようです。

ドコモオンラインショップ

au Online Shop

ソフトバンクオンラインショップ

共通のメリットとしては

  • 24時間対応+待ち時間ゼロ
  • 在庫が豊富
  • 品切れの場合でも次回入荷予定が明確
  • オンラインショップ限定のキャンペーンがある
  • 頭金不要

が挙げられます。注目すべきは「頭金不要」というところ。スマホを実店舗で購入すると、ほとんどの場合「頭金」という名目の「ショップ手数料」を取られます。これは端末本体とは関係のない料金であり、ユーザーはその分高く購入することになります。額はまちまちで、数千~一万円超(!)。

これを、「店員さんにいろいろやってもらう代価」と捉えることもできますので完全否定はしません。ですが、一円でも安くしたいというのであれば、オンラインショップを使うのが妥当と言えそうです。

3-3.実店舗(量販店・専売店・併売店)

いわゆるケータイショップはいずれも実店舗ということになりますが、形態によって3種類あります。オンラインショップに比べると、上で述べた「頭金」の存在と、不要なオプションの半強制加入といった店舗独自の「抱き合わせ」も結構あるので、自分の要望とマッチしているかどうか、よくよく検討する必要があります。

量販店

ヤマダ電機やビックカメラといった大型家電量販店と、イオンなどの流通系量販店を指します。規模メリットを活かした店舗展開と在庫量の多さ、複数キャリア取扱いという面で有利ですが、メインの業務は販売であり、アフターサービス面は他に比べて弱いと言わざるを得ないところがあります。

おとく度で言えば、スマホとは全然関係ない商品のキャンペーンなどが期待できるので、「スマホと関係ないところで何か得したい」という目的ではお勧めです。

ですが、キャンペーンは期間限定であることがほとんどで、iPhone8購入タイミングとうまく重なるかわかりません。また、店舗独自のポイント還元という形のバックがほとんどです。結局はポイントで他のものが買えるだけで、iPhone8購入費用(=出費)自体が下がるケースばかりではない、ということです。

専売店

いわゆる「キャリアショップ」と呼ばれるもので、上記オンラインショップの実店舗版です。上記の量販店(モール等)の中に専売店が構えられていることもあります。直営のため単一キャリアのみの取扱で、各社の料金をその場で比較はできないのが弱点です。

一方、販売スタッフの質は総じて安定しています。アフターサービス面では最も頼りになるといってもよいでしょう。購入後もいろいろお世話になれるはずです。

併売店

「街のケータイ屋さん」という感じの、比較的小規模な店舗や個人経営店はほとんどこの形態です。キャリアに直結していない(間にいろいろ介在する)ため、スピーディーな手続きができないケースがあります。

また、アフターサービス面においては併売店の範疇でできることが限られており、相談内容によっては専売店への誘導やキャリアとの仲介をするだけといったことも多く、処理速度の面ではどうしても劣ることも多いです。

3-4.格安SIM(MVNO)

最近脚光をあびてきました。MVNOとは仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator)の略で、キャリアの通信回線をレンタルして通信サービスを展開している業者のことです。「格安SIM」「格安スマホ」といった呼び名が一般的ですね。ここ数年で増えてきており、LINEモバイルや楽天モバイル、UQモバイルなど、TVCMで見かけることも多くなってきました。
MVNOは、3キャリア程の通信安定度は望めないものの、

  • 通信料金の安さ(契約によっては3キャリアに比べて半額程度で済んだりと、かなり安い)
  • 本業に紐づいた独自サービスの展開:LINE通信無料、楽天ポイント付与など
  • 一部を除き、いわゆる「2年縛り」がない(ただし、1年縛りが多い)

などのメリットがあります。

iPhone8で使う場合は端末代金が高く(定価)つく

MVNOでセット販売しているスマホはAndroidの安価なものが主流で、iPhone8を販売しているMVNOはありません(iPhone5sや6などを扱っているMVNOは少数存在します)。従って、iPhone8をMVNOで使う場合、iPhone8本体はSIMフリー版を別途購入、MVNOとはSIMの通信契約のみを行い、SIM差込や設定は最初から自分でやることになります。

iPhone8本体はAppleStoreで購入するのが(おそらく唯一の)方法と思いますが、この場合は定価購入(iPhone8だと一括支払いで¥78,800/税別)となります。3キャリアの端末サポートを考えると、これはかなり高めです。

ただ、通信料そのものは3キャリアに比べるとかなり安いので、通信契約を安価なプランにしつつ、iPhone8を3~4年使うなどすれば、お得になる可能性はあります。

4.iPhone8にMNPで乗り換える前に確認しておきたい注意点

iPhone8に限ったことではありませんが、MNPをする際に理解しておかねばならないことがいくつかあります。

注意点1.MNP予約番号

MNPには「MNP予約番号」が必要です。乗り換え先のキャリアで取得の補助をしてもらうこともできますが、自分だけで取ることもできます。以下の連絡先へ電話して取得するのが簡単です。
■ドコモ(9:00~20:00)

  • ドコモの携帯から:151
  • 一般電話から:0120-800-000

■au(9:00~20:00)

  • auの携帯・一般電話から:0077-75740

■ソフトバンク(9:00~20:00)

  • ソフトバンクの携帯から:*5533
  • 一般電話から:0800-100-5533

休日など、時間帯によっては繋がりにくい時もありますが、オンフックににして放置しておけば5~10分程度で繋がると思います。内容は本人確認、MNPしたい理由、どのキャリアへ移るつもりか、などです。取得したMNP予約番号は、SMS(iPhoneの場合、”メッセージ”アプリ)へ送信されます。

注意点2.MNPでかかる費用

MNPでは、必ずかかってしまう費用と、場合によってはかかってしまう費用があります。

必ずかかる費用

下記2つです。

  1. MNP転出手数料…ドコモは¥2,000、au・ソフトバンクは¥3,000
  2. 契約事務手数料…¥3,000

「MNP転出手数料」は、それまで契約していたキャリアに支払う料金です。「契約事務手数料」は、これから加入するキャリアに支払う料金です。合わせて¥5,000~¥6,000と、それなりにまとまった額が必要ですので注意してください。MNP予約番号を取るために現キャリアに電話すると、この説明は必ずあります。

場合によってはかかってしまう費用

下記2つです。

  1. 契約解除料…¥9,500
  2. 端末代金の残債

「契約解除料」は”2年縛り違約金”とでもいえばわかりやすいでしょうか。大抵の場合、スマホ購入ではキャリアと2年契約を結んでいます。この契約では2年後の翌月(25ヶ月目)が「更新月」となります。更新月内でのMNPは何の制約もありませんが、更新月以前でMNPしようとすると「契約解除料」がかかってきます。MNPのキャンペーンやキャッシュバックで割引してもらっても、契約解除料が発生してしまったら相殺されてしまうので注意してください。
なお、2年契約はほぼ例外なく自動更新となっています。つまり、25ヶ月目を過ぎて26ヶ月目(更新契約の1ヶ月目)に突入してしまうと、次に契約解除料なしでMNPできるのは49か月後(更新契約の25ヶ月目)ということになります。自分の更新月はキャリアのユーザー用ページ(My softbank等)で確認できます。

「端末代金の残債」は、これまで使っていたスマホ代金の残りです。2年契約だと端末も24回払いの割賦方式で購入していることがほとんどですので、2年未満でMNPしようとすると残債が発生することになります。
これに加えて、これから使うスマホの月額もかかってきますから結構な負担となってしまいます。

注意点3.「家族割」がなくなる

家族で同じキャリアに加入すると月額割引しますという「家族割」的なプラン、加入されているかたも多いと思います。家族のうち、一人でもMNPで抜け駆けしてしまうと割引が失われ、差し引きで見ると損をする可能性もあります。できれば家族一斉のMNPが望ましいですが、契約時期が異なると上記の2年縛りが絡んでくるため、実際はかなり難しいと思われます。

注意点4.MNP防止策?48回払い契約のワナ

2年縛りに関連して、もっと縛りのきつい「48回払いプラン」が登場してきています。今というよりは今後の注意なのですが、あわせて紹介しておきます。

従来の端末代金支払いは一括または24回払いが主流でしたが、auの「アップデートプログラムEX」やソフトバンクの「半額サポート for iPhone」は48回払い契約です。これらを使ってiPhone8を購入すると、

  • 48回払いなので、iPhone8代金の48分の1を毎月支払う(つまり月額は24回払いの1/2になる)
  • 24回目の支払いが終わった時点でキャリアを変えずに「機種変更」すると、25~48回目の支払い免除(つまり、iPhone8代金は半額となる)
  • 機種変更時、iPhone8は下取り額¥0でキャリアへ返却する。iPhone8が故障している場合は¥20,000を別途支払う

となります。もしMNPすると、たとえ25ヶ月目であっても契約解除となり、無料になるはずだった25~48回目の支払いが復活します。つまり、半額だったはずのiPhone8が「定価」になります。25ヶ月目の機種変更をしなかった場合も契約解除となるため、この形態の契約は2年縛りどころか「無限縛り」と言っても語弊のないものです。
月額を安くする代わりに、2年後の端末下取り額は¥0とされてしまうため、結局は24回払い+旧端末下取りと大して変わらない…です。後々のことをよく考え、目先が安いからといって飛びつかないようにしましょう。

5.乗り換え先キャリアはどこがよいか

iPhone8にMNP乗り換えする際、各キャリアで使えるキャンペーンを紹介します。

5-1.ドコモのキャンペーン

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■下取プログラム

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今使っている携帯端末(スマホ、タブレット、ガラケー。キャリア問わず)をドコモで下取してもらうと、iPhone8の購入代金から最大¥46,000割り引いてもらえます。

■家族まとめて割

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家族で「シェアパック」(10~30Gの大容量の通信データ量を複数人で分け合う)に加入し同時購入すると、1台あたり最大¥5,184(税込)の割引。

■U25応援割

25歳以下限定ですが、カケホーダイプランの基本使用料¥-500、月々の利用可能データ量+1G。iPhone8でも適用されます。

5-2.auのキャンペーン

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■下取プログラム

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今使っているiPhone、スマホ、タブレットを下取りに出して買い取ってもらうと、iPhone8を最大¥32,400割引きしてもらえます。

■auデビュープログラム

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他社からauへMNPすると、au WALLETプリペイドカードへ¥10,000チャージ!ただし、条件付きです。

  1. auピタッとプランまたはフラットプラン20/30+2年契約する
  2. MNPの翌日までにau WALLETプリペイドカードを申し込む

注意点としては、フラットプラン20、フラットプラン30自体が高額である(それぞれ¥6,500/月、¥8,000/月)ということ。2.についてはポイントの受け先が必要なので当然と言えば当然です。忘れないようにしましょう。

ソフトバンクのキャンペーン

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■下取りプログラム(のりかえ)

他社のスマホを下取りに出してiPhone8の代金を割引してもらえます。¥0となるのはあくまでも条件次第。iPhone6以降を下取りした場合に限ります。

■ワンキュッパ割

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毎月の通信量から¥-2,457(1年間だけ)を割引いてくれるキャンペーンで、iPhone8も対象です。月々¥1,980は「やろうと思えばできる」だけですので注意。これが成立するのは

  1. スマ放題ライト(5分まで通話無料。超えると¥20/30秒)
  2. データ定額ミニ1GB
  3. おうち割 光セット

という内容で、明らかに「家にWi-Fiがあって、iPhone8を外で使うことはほとんどない。長電話もしない」人向けです。通話が多くなってしまった月、データが足りなくて買い足した月は月額UPです。くれぐれも¥1,980/月で長期計画しないようにしましょう。

■みんな家族割

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「ウルトラギガモンスター」という50G(!)、月額¥7,000のデータプランに複数人で加入すると、1人当たり最大¥-2,000(4人以上)割り引かれます。1人頭¥5,000となるわけですが、これにiPhone8本体の支払いも乗ってきますので、絶対額として考えると決して安いものではありません。50Gというデータ量が自分にとってどうなのか?というところを吟味する必要ありです。

(検証1)ソフトバンク vs LINEモバイル

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上で、格安SIM(MVNO)ではiPhone8本体が定価となるので結局高いかも、という話をしました。とはいえ、3キャリアは通信料が高めなのでもしかしたら…と思い、簡単ではありますが検証してみました。3キャリア中でMNPでの月額が最も安いソフトバンクと、LINEモバイルの比較です。

条件は

  • 乗り換え機種:iPhone8 64GB
  • 通信データ量:5G/月
  • 通話:制限時間内無料
  • 下取り機種:iPhone6

とします。

ソフトバンクの月額

機種代金(24回払)※1 ¥ 3,930
スマ放題ライト(5分)+Web使用料 ¥ 2,160
データ定額5G ¥ 5,400
月月 ¥-3,210
下取りによる減額※2 ¥   -720
¥ 7,560

※1:ソフトバンクホームページによる
※2:下取りプログラム(のりかえ)でのiPhone6下取り額¥17,280÷24

LINEモバイルの月額

LINEモバイルの料金プランはこちら

機種代金(24回払相当)※1 ¥ 3,546
音声通話SIM(5G) ¥ 2,220
10分通話無料オプション ¥    880
下取りによる減額※2 ¥   -583
¥ 6,063

※1:AppleStoreでのSIMフリー版購入額¥85,104(税込)÷24。実際の支払いは12回(金利0)、または一括のみ。
※2:Appleでの引取額¥14,000÷24(端数切捨て)。

LINEモバイル側はAppleCareを付けていませんし、ソフトバンク側にしてもキャンペーン等々考慮していませんから、実際はこんな単純ではありません。とはいえ、この結果を見るとLINEモバイルの方が確かに安くなっています。

さらに、LINEモバイルはLINEに関する通信データがカウントフリー(=使っても減らない)なので、もしかしたら5Gも要らないかも知れません。3Gに減らせば月額¥5,000台も見えてきます。

現ソフトバンクユーザーでMNPを考えている方は、iPhone8SIMフリー版+格安SIMを視野に入れてもいいのではないでしょうか。

以下に、お互いのメリット・デメリットをあげておきます。

ソフトバンクのメリット

  • 通信速度が安定している
  • アフターサポート面の安心感

ソフトバンクのデメリット

  • LINEモバイルに比べ、無料通話時間が5分短い

LINEモバイルのメリット

  • ソフトバンクと比べ、無料通話時間が5分長い
  • LINEでの音声通話・トーク・動画/画像カウントフリー

LINEモバイルのデメリット

  • ソフトバンクに比べると通信速度が不安定(と思われる)
  • アフターサポート面で不安が残る
  • Appleの下取り基準は非常に厳しい(例えば、画面割れは¥0)

(検証2)おとくケータイはやっぱりすごかった

「MNPはおとくケータイが一番安い」というのが世間一般のイメージとなっていますが、実際どうなのでしょうか。この度、おとくケータイから簡単な見積をもらってみました。昼過ぎにメールを出したのですがすぐ見積がきて、夕方ころに電話もくれました。とても親切です。

ソフトバンクへMNPした場合と比較します。条件は上記(検証1)と同じです。

おとくケータイとソフトバンクの比較

ソフトバンク おとくケータイ
機種代金(24回払) ¥3,930 ¥3,930
端末値引き ¥        0 ¥???
スマ放題ライト+Web使用料 ¥2,160 ¥2,160
データ定額5G ¥5,400 ¥5,400
下取りによる減額(iPhone6の場合) ¥  -720 ¥  -720
¥ 7,560 ¥(7,560-???)

おとくケータイ.netにはソフトバンクにない「端末値引き」があります。その他の項目は両者まったく同じなので、何をどうやってもおとくケータイの方が安くなる他ありません。具体額な割引額は伏せておきます。実際に問い合わせてみてください。

なお、この「端末値引き」、上記のように月々の料金に反映させることはもちろん、キャッシュバックとして一気に受け取ることも可能です…おとくケータイ、最強すぎます。

8.まとめ

iPhone8にMNPで乗り換えする際に知っておきたいことについて紹介しました。MNPは機種変更に比べいろいろと手間暇かかるのは事実ですので、少しでも安くできないと意味がありません。3キャリアへのMNPで比べれば、ソフトバンク限定にはなりますが「おとくケータイ.net」が断然お得です。

また、iPhone8のような高級機種では格安SIMは金銭的に不利と思われがちですが、やり方次第で端末代の高さを通信料の安さでカバーできることもわかりました。

auとソフトバンクの新プラン(48回払い)はMNP防止策と思われ、これで契約すると今後MNPし難くなるでしょう。いっそ、格安SIMという選択肢もアリではないかと思います。

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  • キャリアを乗り換えない機種変更なら一番お得

ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ

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  • キャッシュバックは出ない場合が多い
  • 混雑しているため非常に時間がかかることがある
  • 店員の質にばらつきがある