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人は無意識のうちに一瞬で相手を顔で判断する(ニューヨーク大学)

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メラビアンの法則、ついに解明か?

人間は無意識領域で一瞬にして相手の印象を顔で判断しているということが脳の動きから判明した。メラビアンの法則完全解明に一歩近づいたということですね。

メラビアンの法則

外回りをする仕事の人は一度くらいは聞いたことがあると思います。人間は相手を判断する材料として、言語情報7%、口調や話す速度とうの聴覚情報38%、見た目などの視覚情報55%と言われています。

つまり、第一印象を決める半分以上が視覚から得られる情報ということになります。

なお、営業職の研修やセミナーでは見た目が第一、営業テクニック等は二の次であると教えているところがほとんどですが、これは俗流解釈でありメラビアン本人の提唱とは異なるものです。

メラビアンの法則 - Wikipedia

相手を見た目で判断しているとする発表

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人間の脳は顔の見かけで相手の信頼度を判断していると科学者は主張している。研究者は顔が意識的に認識されていないときに顔がどのように信頼できるかに応じて脳活動が変化することを発見した。

この発見は、私たちの脳の一部が、多くの研究者が考えていたよりも複雑な潜在的な処理を行っていることを示唆しています。

ニューヨーク大学のジョナサン・フリーマン氏は扁桃体の活動に焦点を当てて研究しました。扁桃体は、脳内深部の小さなアーモンド形の器官で、恐怖のような強い感情を処理することに密接にかかわっている。

フリーマン氏はボランティアグループに様々な人の顔を見せて評価してもらう実験をおこなった。すると、眉間や頬骨に特徴のある人は信用できないと評価した。

その後、今回の実験に参加した人とは別のグループを対象として、今度はMRIに入ってもらい、顔の画像を表示した。なお、顔はほんの一瞬表示しただけでありメンバーは顔を見たという認識はなかった。

すると、扁桃体が信頼できる顔と信頼できない顔の潜在的なイメージに異なって反応することを明らかになった。扁桃体のいくつかの領域は、信頼できない顔の反応に反応し、他の領域は、顔の信頼性が非常に高い、または非常に信頼性が低い場合にのみ、より活発になったという。

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以前の扁桃体の研究では、扁桃体は恐ろしい画像に反応するが、信頼性に関する判断を求める構造が予期せぬものであったことを見出した。

信頼性を判断する手掛かりは、単純に恐ろしい表現よりはるかに巧妙で複雑であるとフリーマン氏は話している。

なお、この研究はJournal of Neuroscienceに詳しく掲載されています。

viaScience | The Guardian