JR大阪環状線「103系」の最後の列車を運転した運転士、飯田昭寛さん(40)は「103系」に対する思いを語りました。
飯田さんはおよそ20年間にわたって「103系」を運転していたということで、「扱い方が難しく憎たらしい面もありましたが、かわいらしい面もありました。運転士としてこの電車に育ててもらったので、きょうで運転できなくなるのはさみしいです」と振り返っていました。
最後の列車を運転した気持ちについては、「注意深くブレーキを踏んで乗客の乗り心地がよくなるよう心がけました。ホームに多くの人が見送りに来ていて、愛されている電車だなと思いました。『およそ50年の間、お疲れ様でした』と言いたいです」と話していました。
さよならオレンジ色の103系 多くのファンに惜しまれて
k10011166181_201710031404_201710031412.mp4
大阪の中心部をおよそ半世紀にわたって走り続け、オレンジ色の車両で親しまれたJR大阪環状線の「103系」が3日で営業運転を終え、多くの鉄道ファンや利用客が別れを惜しみました。
JR大阪環状線の「103系」は、国鉄時代の昭和44年に導入されて多くの通勤客を運び、オレンジ色のシンボルカラーで長く親しまれてきました。
しかし老朽化が進んだことから引退が決まり、「103系」にちなんだ10月3日が営業運転の最終日となりました。
大阪環状線の玉造駅に隣接する、「103系」とそっくりな色や形につくられた建物の屋上には近くの保育園児たちが集まり、通過する「103系」に「ありがとう」などと声をかけて感謝の気持ちを伝えました。
そして、午前11時すぎにJR京橋駅に列車が到着すると、集まっていた鉄道ファンなどが名残惜しそうにカメラのシャッターをきっていました。
大阪環状線で通勤している30歳の女性は「昭和の雰囲気を感じる『103系』が大好きでした。大阪環状線と言えばこの車両で、なくなるのはさみしいですが、最終列車に乗車できてよかったです」と話していました。
JR西日本によりますと、「103系」の車両は近畿や九州などの一部でいまも運行されていますが、オレンジ色の車両はJR大阪環状線のみで、3日で姿を消すことになるということです。
しかし老朽化が進んだことから引退が決まり、「103系」にちなんだ10月3日が営業運転の最終日となりました。
大阪環状線の玉造駅に隣接する、「103系」とそっくりな色や形につくられた建物の屋上には近くの保育園児たちが集まり、通過する「103系」に「ありがとう」などと声をかけて感謝の気持ちを伝えました。
そして、午前11時すぎにJR京橋駅に列車が到着すると、集まっていた鉄道ファンなどが名残惜しそうにカメラのシャッターをきっていました。
大阪環状線で通勤している30歳の女性は「昭和の雰囲気を感じる『103系』が大好きでした。大阪環状線と言えばこの車両で、なくなるのはさみしいですが、最終列車に乗車できてよかったです」と話していました。
JR西日本によりますと、「103系」の車両は近畿や九州などの一部でいまも運行されていますが、オレンジ色の車両はJR大阪環状線のみで、3日で姿を消すことになるということです。
最後の103系 運転士は
JR大阪環状線「103系」の最後の列車を運転した運転士、飯田昭寛さん(40)は「103系」に対する思いを語りました。
飯田さんはおよそ20年間にわたって「103系」を運転していたということで、「扱い方が難しく憎たらしい面もありましたが、かわいらしい面もありました。運転士としてこの電車に育ててもらったので、きょうで運転できなくなるのはさみしいです」と振り返っていました。
最後の列車を運転した気持ちについては、「注意深くブレーキを踏んで乗客の乗り心地がよくなるよう心がけました。ホームに多くの人が見送りに来ていて、愛されている電車だなと思いました。『およそ50年の間、お疲れ様でした』と言いたいです」と話していました。
飯田さんはおよそ20年間にわたって「103系」を運転していたということで、「扱い方が難しく憎たらしい面もありましたが、かわいらしい面もありました。運転士としてこの電車に育ててもらったので、きょうで運転できなくなるのはさみしいです」と振り返っていました。
最後の列車を運転した気持ちについては、「注意深くブレーキを踏んで乗客の乗り心地がよくなるよう心がけました。ホームに多くの人が見送りに来ていて、愛されている電車だなと思いました。『およそ50年の間、お疲れ様でした』と言いたいです」と話していました。
さよならオレンジ色の103系 多くのファンに惜しまれて
大阪の中心部をおよそ半世紀にわたって走り続け、オレンジ色の車両で親しまれたJR大阪環状線の「103系」が3日で営業運転を終え、多くの鉄道ファンや利用客が別れを惜しみました。
JR大阪環状線の「103系」は、国鉄時代の昭和44年に導入されて多くの通勤客を運び、オレンジ色のシンボルカラーで長く親しまれてきました。
しかし老朽化が進んだことから引退が決まり、「103系」にちなんだ10月3日が営業運転の最終日となりました。
大阪環状線の玉造駅に隣接する、「103系」とそっくりな色や形につくられた建物の屋上には近くの保育園児たちが集まり、通過する「103系」に「ありがとう」などと声をかけて感謝の気持ちを伝えました。
そして、午前11時すぎにJR京橋駅に列車が到着すると、集まっていた鉄道ファンなどが名残惜しそうにカメラのシャッターをきっていました。
大阪環状線で通勤している30歳の女性は「昭和の雰囲気を感じる『103系』が大好きでした。大阪環状線と言えばこの車両で、なくなるのはさみしいですが、最終列車に乗車できてよかったです」と話していました。
JR西日本によりますと、「103系」の車両は近畿や九州などの一部でいまも運行されていますが、オレンジ色の車両はJR大阪環状線のみで、3日で姿を消すことになるということです。