なんでもない私の、ひとつひとつ。

5歳と2歳の男の子を育児中。夫のこと、息子たちのこと、趣味のこと、思いついたこと。どこにでもいる主婦の徒然。

息子が亀頭包皮炎になりました。おちん○んの皮を剝いて洗うべきかどうか問題について考える。

こんにちは。今日は、子供のおちん○んの話。

 

 むきむき体操を知っていますか

むきむき体操とは何か、きっと男の子の母ならば知っているんではないでしょうか。

むきむき体操というのは赤ちゃんや幼児のうちに、おちん○んの皮を剥く行為です。毎日根気よく続けることで、小学校高学年くらいで亀頭がすっかり顔を出すという子もいるらしいです。

むきむき体操をする理由というのは「清潔にするため(病気を防ぐため)」「思春期以降の包茎防止」というものです。

 

いつからか、むきむき体操と呼ばれるようになっていました。

今5歳の長男が産まれたばかりの頃は、むきむき体操という言葉はなかったような……?

 

私はむきむき体操こそしないものの、子供おちん○んを剝いてお風呂で洗うかどうかについては少し悩んだりしました。

 

長男が生まれたばかりの頃、私は育児雑誌で「息子のおちん○んをお風呂で剥いてあらっているか」というアンケートを見ました。確かな数値は覚えていませんが、3割くらいの人が生後まも無くからお風呂で皮を剥いて洗っているという結果に驚いた記憶があります。

私は、先輩ママの友人たちに「ねぇ、ねぇ。おちん○んの皮剥いて洗ってる?」と聞きました。私の友人たちは圧倒的に剝いている派が多かったです。

 

おちん○んの皮を剝いて洗うことに消極的なお父さん達

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いざ、包皮を剝いて洗おうとするとこれがなかなか難しい。

産まれたばかりの赤ちゃんておちん○んがとんがりコーン並みに小さい上に、皮が癒着しているんですね。見えてくる亀頭が赤っぽくて痛そうで、あぁぁ。できない!と、思いました。今後綺麗に洗う為には、むきむき体操もしなくちゃならないか?

そこで、夫に相談します。同じ男ですから、よく知っているかなと。夫が代わりにむきむき体操をしてくれるんではないかという期待がありました。

ところが

「そんなこと、無理にすることないよ!痛いんだから。大丈夫だよ、自然にいつか剥けるし、病気になんてならないよ。」

の一言で終わりました。こういうお父さん、多いと思います。自身は育児中の皮剥きには消極的な時代に育っているだろうし、むきむき体操も無い時代です。

むきむき体操にも賛否両論あるようですし、我が家は放置でいっか。となりました。

剥けないから、剥かない、中は洗わない、です。

 

次男のおちん○んが臭くなる話

皮を剝いて洗うことなんて忘れていた頃、次男が産まれました。次男は、おむつを替える時に、なんか臭うと思いました。長男の頃にはなかったなぁ、臭い。

もしかしてかすが溜まっているのかな、と次男のおちんちんを剝いてみるとスルリ!と剥けました。亀頭には白いかすがたくさんついていました。

あぁ、これはお風呂で剝いて洗わないといけないな。

夫も「次男はスルっと剥けるね!」と、お風呂で洗うことに協力してくれました。兄弟でも違うものですね。

つまり、我が家は長男は何もせず、次男は剝いて洗うということをしてきました。

長男のおちん○んが痛みだした

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2週間程前、長男(5)がおちん○んを触っているのを見ました。

「おちん○んは大事なんだからね。汚い手で触るとバイキンが入っちゃうよ!」

と言ったのを覚えています。

きっとこの時すでに、バイキンが入っていたんだな。

 

その数日後、排尿時に痛みがあったようで

「パパ、おちん○ん痛い。」

と夫に訴えていました。夫は、バイキンが入っちゃったのかな。お風呂でしっかり洗おうね。と言っていました。

長男はもう5歳ですから、自分で皮を剝いてもらおうと思いました。やっぱり「痛い」といってほんの先までしか剥けません。そこに、シャワーをかけて洗ってみましたが、洗えているんだかさっぱり。

 

そのまた数日後、長男が「おちんちんが痛くて痒いし、赤くなった!」と言いだしました。 見るとおちん○んが真っ赤に!おちん○んの半分くらいから先が赤くなって、腫れていました。

こりゃ大変だ。と小児科へ行きました。

 

亀頭包皮炎

長男は、亀頭包皮炎と診断されました。細菌が入り込んでしまったのだそうです。

細菌性の亀頭包皮炎は小さい子供に多いのだそうです。(大人になると、カンジダ性の亀頭包皮炎が多いとか。)

軟膏を処方されました。(程度によっては飲み薬を処方されることもあるようですよ。)

軟膏は、剥けるところまで剝いて無理せずに先端に塗るだけでもいいよ、とのことでした。

 

私の行っている、小児科はむきむき体操を推奨しているわけではありません。でも「毎日、できるところまで剝いてやさしくあらってあげた方がいいですね。」とのことでした。無理に洗おうとして、傷をつけてしまうとそれが感染要因になってしまうことがあるそうです。とにかく、優しくとのことでした。

 

二度と亀頭包皮炎にさせないためには、洗うこともそうですが汚い手でおちん○んを触ってはいけないことも教えていかないといけないですね。

 

薬を1日3回塗ってみて

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息子が処方されたゲンタシン軟膏

 

すごく即効性がある!というような薬ではないように思いましたが(先の方しか塗れていないからかもしれません。)、徐々に長男のおちん○んの腫れは退いてきました。痒みもやわらいできたようです。

朝昼晩、1日3回の薬ですが、さすがに保育士さんに昼塗ってもらうのはちょっと……。と思い、朝、帰宅後、寝る前に塗っています。

最初は本当に先端の部分にしか薬を塗れませんでした。でも、薬を塗るために1日3回、皮を剝いていると3日目には、亀頭が出てくるようになってきました。あ、これならお風呂でも洗えるかも。

 

結局のところ、むきむき体操って必要なのだろうか

長男は、皮をむいて洗うということをしてこず、亀頭包皮炎になってしまいました。これを、私が皮を剝いて洗ってこなかったからだと言われれば、そうなのかもしれません。むきむき体操をしていれば、もっと剥きやすくなって洗いやすくなっていたのかもしれません。

でも、長男は次男より癒着の程度がひどく剥きにくい子だったのは確かです。

私は、赤ちゃんの頃から無理して傷をつけるよりは、今おちん○んを剥いて洗う機会を与えてもらって良かったのかもしれないとも思うのです。痛い思いをしたので、自らちょっと剝いてシャワーをかけたりしています。(石鹸でごしごしするのはあまりよくないそうです。)

次男は最初から剥きやすい子だったので、お風呂の度に剝いています。なんとなく、朝のおむつ替えの時も「かすがついていないかな〜?」なんて剝いてみたりしちゃいます。むきむき体操と呼ばれるに近いくらい、よく剝いているように思います。意識して続けていれば思春期には亀頭が出ている状態になるかも?という感じです。

 

でも、どうでしょう。私、若い子の「仮性包茎は普通だよ!」っていう感覚なんですけど。その感覚を教えてあげるほうが、子供のコンプレックスにはならない気がします。

将来、仮性包茎が理由で亀頭包皮炎になる確率はどれくらいなのでしょうか。長男のように剥きにくい子は、ちょっと出せたところを洗っていれば問題ないような……?

 

賛否両論あるし、私は専門家ではないので「こうだ!」とは言えないのですが、これだけは言いたい。

ネットにはむきむき体操の情報がたくさんあります。お母さん達が悩みながら情報を交換しています。その中には「夫は無関心」という意見がすごく多いのです。将来「若い子の仮性包茎は普通だよ!」と教えるのか「剥けてた方が清潔だしかっこいいよ」と教えるのかは知りませんが、それは母より父の役目だと思うんですけどね。

最近、ちまたで推奨されているむきむき体操、お父さんも「そんなの知らない、必要ない!」と一言で終わらせない方がいいですよね。情報をしっかり得て、子供の体質も考えつつ『我が家の方針』をお母さんと一緒に決めてみてはどうでしょう。

情報も、どっからとればわからないような時代です。信頼できるかかりつけ医に相談できると尚いいですよね。