衆院選 投票用紙を自治体に発送
今月22日に投票が行われる衆議院選挙の投票用紙が県選挙管理委員会から県内の各自治体に発送されました。
衆議院選挙の投票用紙は、▼候補者の名前を書く「小」と書かれた「小選挙区」と▼政党名などを書く「比」と書かれた「比例代表」のそれぞれ一般用と点字用の4種類です。
金沢市鞍月の県庁で、3日午前9時すぎから県選挙管理委員会の職員などが県内の各自治体への発送作業にあたりました。
県内の有権者は約96万人と前回、3年前に比べ1万8000人あまり増え、これは衆議院選挙では今回、初めて選挙権を得られる年齢が18歳に引き下げられたためだということです。
職員たちは小選挙区と比例代表の投票用紙約198万枚が詰められた段ボール箱を、行き先や選挙区分を読み上げ積み忘れや間違いがないか確かめながら車に運び込んでいました。
投票用紙は3日中に県内すべての自治体の選挙管理委員会に届けられるということです。
県選挙管理委員会の林孝雄書記長は「短い期間でしたが無事、投票用紙を送ることができました。若い有権者の方も自分の意志を票に込めて投票所に足を運んでください」と話していました。
衆議院選挙は今月10日に公示され、22日に投票が行われます。