「iPhone」のOSを「iOS 11」にアップデートしたら、バッテリの減りが「iOS 10」のときよりずいぶん早くなった気がしないだろうか。
どうやら、iOS 11がバッテリの持続時間に大きく影響しているようだ。
iOS 11がリリースされてから数時間のうちに、バッテリに関する不満の声がネットに多くあがった。筆者は通常、初期のこうした報告を気にしない。充電が再調整されるまでに数回の充電を要する場合があるからだ。しかし、リリースから2週間近くが経ち、さらには「iOS 11.0.1」が公開されてもなお、多くのユーザーが依然としてバッテリ持続時間に問題を抱えている。
iOS 11に問題があるとの見方を裏付けるデータもある。法人向けにモバイルセキュリティのソリューションを提供するWanderaは、同社ネットワークを利用するiPhoneおよび「iPad」の中〜高頻度ユーザー5万人を調査し、3日間のバッテリの平均消耗速度をiOS 10とiOS 11で比較したデータを公開した。その結果、iOS 11ではiOS 10に比べてバッテリ持続時間がはるかに短くなっていることが明らかになった。
では、ユーザーは何ができるだろうか。バッテリ持続時間を少しでも伸ばすためにできる工夫はたくさんある。また、予備のバッテリやモバイルバッテリを持ち歩き、日中にiPhoneやiPadを充電することもできる。だが、こうした対策に加え、この問題に対処するパッチがAppleから配布されるのを待つ必要があるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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