Oracle DBのバージョンが「12c」から一気に「18c」へ、2018年由来。Oracle OpenWorld 2017
オラクルはサンフランシスコで自社イベント「Oracle OpenWorld 2017」を開催中です。
すでに記事「[速報]「Oracle 18c Autonomous Database」発表。エリソン氏「世界初の自律的なデータベース」。Oracle OpenWorld 2017」で紹介したように、同社の次期データベースのバージョンは「Oracle 18c Autonomous Database」という名称となり、バージョン番号が現在の「12c」から一気にとんで「18c」となりました。
18cは2018年由来のバージョン番号
これについて同社の創業者兼CTOのラリー・エリソン氏は基調講演で次のように説明しています。
「18cの18は2018年のことだ。Oracle 18c Autonomous Datawarehouseは2017年12月から出荷されるけれども、自動車のモデルナンバーのようなものだ」
「12c」の次のバージョン番号は縁起の悪い数字「13」を含む「13c」です。これを回避する意味もあったのではないかと推測されます。
製品ラインはOLTPとAnalyticsの2つに
また、Oracle DatabaseはこれまでOLTPとDatawarehouseの両方に対応するソフトウェアとして展開されてきましたが、18cからはOLTPとAnalyticsの2つの製品ラインに分かれることも明らかになりました。
Analytics版が今年12月に、OLTP版が来年2018年6月にリリースされる予定。
また、クラウドサービスとしても提供される予定です。
Oracle OpenWorld 2017
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カテゴリ RDB / NoSQL / ミドルウェア
タグ Oracle
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