[2012/07/05 1:43 更新]

以前は
Windows Media Player でカラオケ風に歌詞を表示させる方法を紹介しましたが、
今回は↑の画像のように動画自体に歌詞をつける方法を紹介します。
(上画像の歌詞表示はDAMをイメージしてみました。設定ファイルは記事内でDLできます)
もちろん、カラオケの様に歌詞が表示されるので
カラオケ風に動画を作ってみたいという方は参考にしてみるといいかもしれません。
重い作業を必要とされる場合もあるので十分なスペックが必要な場合もあります。
準備するもの 
・歌詞をつけたい動画(avi)
・音楽と同期させた歌詞ファイル(kra)
(歌詞ファイルの作成方法は
こちらの記事をご覧ください)
・
txt2ass1、歌詞をつけたい動画を用意します

2、歌詞ファイルを用意します

3、
こちらのサイトからダウンロード・解凍後、中のtxt2assを実行します
(txt2assの実行には、
VB6ランタイムが必要です。
起動できない場合は、
こちらからDLできるVB6ランタイムをインストールしてください)

4、ソフト右側「
メディア情報取得」から動画ファイルを読み込みます

5、その下「
テキスト読み込み」から歌詞ファイルを読み込みます

この時、表示拡張子を.txtから.kraに変更してください

歌詞読み込み後、下の画像のような警告が出た場合は
長い行を細かく改行してもう一度同期させ直してください
== 細かい設定方法 ==ここからは歌詞を見やすくするための細かい設定をしていきます。
面倒な方は最後まで飛ばしてください。
●ルビ作成 特殊な読みをする場合等はルビ(読み仮名)が必要です
1、ソフト右側「ルビ作成」を押します

2、表示された画面の指示に従ってルビ作成後、×で閉じれば終了です
●歌詞表示位置を変更 歌詞が下過ぎたりすると見づらくなります。ここで設定をすることで見やすくします
1、画面中央上部「表示位置」を変更すると反映されます

2、ルビタブから「ルビ表示位置」を変更するとルビの位置も変更できます
●表示行数を設定する 歌詞の表示行数が多いと歌詞が見づらくなったり、動画が隠れてしまい見えなくなります
ここで適切な行数に設定してください
1、拡張タブから「行数」を変更することで反映されます
●歌詞のフォント・サイズ・太さを指定する ここを変更することで文字自体を見やすくさせます
文字の大きさを大きくし過ぎると1行に収まらなくなるので注意してください
1、フォント設定の欄のボタンを押します

2、フォント名・スタイル・サイズを変更したらOKを押して終了です
●文字の表示をフェードにする 歌詞を表示させるときにゆっくりと表示させるようにします
1、拡張タブの「フェード」の“イン”“アウト”にチェックを入れることでフェードになります
●文字の色、縁の色、影の色、透明度を指定する 歌詞の色や縁の色、影の色の他透明度も指定できます
1、ソフト中央の「色&透明度」を変更することで反映されます
★限定公開★ 上の画像のように縁まで色を変えたいけど出来ない方のために設定ファイルを公開します。
同梱の「使い方.txt」は必ずお読みください。
([2012/07/05 1:43]に設定ファイルの修正版を公開しました)
〔設定ファイルのダウンロード〕 全ての確認が終わったらソフト右下の「ファイル作成」を押してください。

assファイルが作成されたら成功です。

このassファイルは字幕ファイルで、今回指定した情報がすべて保存されています。
この次は実際に動画にこのassファイルを使って歌詞を組み込んでいきます。
STEP2 [VirtualDub編] こちら
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