ラスベガスで銃撃 20人以上死亡 100人以上けが

ラスベガスで銃撃 20人以上死亡 100人以上けが
アメリカ・ラスベガスのホテルやカジノなどが入った複合施設の近くで、1日、銃撃事件があり、少なくとも20人が死亡し、100人以上がけがをしました。警察は、男がホテルの上層階から屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見て調べています。
アメリカ西部ネバダ州ラスベガス中心部にあるホテルやカジノなどが入った複合施設の近くで1日午後10時すぎ(日本時間2日午後2時すぎ)、銃撃事件がありました。

警察によりますと、銃撃によって少なくとも20人が死亡し、100人以上がけがをしたということです。

これまでの警察の調べによりますと、男が、ホテルの32階から通りを隔てた屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見られるいうことです。

アメリカの有力紙、ロサンゼルス・タイムズは目撃者の話として、犯行には自動小銃が使われ銃撃は30秒ほど続いたと伝えています。また、現場では「しゃがめ」と叫ぶ声が聞こえ、多くの人が逃げまどっていたなどと、混乱した様子を伝えています。

容疑者は警察との銃撃戦の末、死亡したということで、警察は、容疑者と一緒にいたと見られる女の行方を捜査しています。

警察は容疑者について地元に住む男だとしていますが、これまでのところ、事件の動機や背景など、詳しいことはわかっていません。

銃撃があった当時、現場ではカントリーミュージックのコンサートが行われていて、会場の広場には音楽のステージのほか、出店や娯楽設備が並び、周辺には多くの人たちが集まっていたということです。

日本の外務省によりますと、日本時間のきょう午後7時前の時点で死傷者の中に日本人がいるという情報はないということで、情報収集にあたるとともに、現地にいる日本人に対して現場に近づかないよう呼びかけています。

目撃者「花火かと思った」

銃撃があったときにコンサートの会場にいた中年の女性は「瓶が割れるような音がしたと思ったら、『パン、パン、パン』という音がした。誰かが設置した花火の音かと思ったが、再び音がしたので違うと気づいた。そのあと、みんなはかがんで逃げ出した。1度銃声がやんだあと、再び鳴り始めた」と話していました。

外務省が注意呼びかけ

銃撃事件を受けて、外務省は海外安全情報を出して、事件が起きたコンサート会場など現場周辺には近づかないよう呼びかけているほか、今後、アメリカへの渡航などを予定している日本人に対しても、不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

具体的には、アメリカに渡航や滞在している人は、最新の情報を入手するとともに、公共交通機関や観光施設、それに、ショッピングモールなど人が多く集まる施設などを訪れる際には、周囲の状況に注意し、滞在時間を短くするなど安全確保に努めるよう求めています。
ラスベガスで銃撃 20人以上死亡 100人以上けが

ラスベガスで銃撃 20人以上死亡 100人以上けが

アメリカ・ラスベガスのホテルやカジノなどが入った複合施設の近くで、1日、銃撃事件があり、少なくとも20人が死亡し、100人以上がけがをしました。警察は、男がホテルの上層階から屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見て調べています。

アメリカ西部ネバダ州ラスベガス中心部にあるホテルやカジノなどが入った複合施設の近くで1日午後10時すぎ(日本時間2日午後2時すぎ)、銃撃事件がありました。

警察によりますと、銃撃によって少なくとも20人が死亡し、100人以上がけがをしたということです。

これまでの警察の調べによりますと、男が、ホテルの32階から通りを隔てた屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見られるいうことです。

アメリカの有力紙、ロサンゼルス・タイムズは目撃者の話として、犯行には自動小銃が使われ銃撃は30秒ほど続いたと伝えています。また、現場では「しゃがめ」と叫ぶ声が聞こえ、多くの人が逃げまどっていたなどと、混乱した様子を伝えています。

容疑者は警察との銃撃戦の末、死亡したということで、警察は、容疑者と一緒にいたと見られる女の行方を捜査しています。

警察は容疑者について地元に住む男だとしていますが、これまでのところ、事件の動機や背景など、詳しいことはわかっていません。

銃撃があった当時、現場ではカントリーミュージックのコンサートが行われていて、会場の広場には音楽のステージのほか、出店や娯楽設備が並び、周辺には多くの人たちが集まっていたということです。

日本の外務省によりますと、日本時間のきょう午後7時前の時点で死傷者の中に日本人がいるという情報はないということで、情報収集にあたるとともに、現地にいる日本人に対して現場に近づかないよう呼びかけています。

目撃者「花火かと思った」

銃撃があったときにコンサートの会場にいた中年の女性は「瓶が割れるような音がしたと思ったら、『パン、パン、パン』という音がした。誰かが設置した花火の音かと思ったが、再び音がしたので違うと気づいた。そのあと、みんなはかがんで逃げ出した。1度銃声がやんだあと、再び鳴り始めた」と話していました。

外務省が注意呼びかけ

銃撃事件を受けて、外務省は海外安全情報を出して、事件が起きたコンサート会場など現場周辺には近づかないよう呼びかけているほか、今後、アメリカへの渡航などを予定している日本人に対しても、不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

具体的には、アメリカに渡航や滞在している人は、最新の情報を入手するとともに、公共交通機関や観光施設、それに、ショッピングモールなど人が多く集まる施設などを訪れる際には、周囲の状況に注意し、滞在時間を短くするなど安全確保に努めるよう求めています。