フジヤエービック、ラズパイなどシングルボードコンピュータ用のオーディオグレードケースを発売開始。

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この1-2年次第に盛り上がりを見せ始め、これまで「ポタ研」「ヘッドフォン祭」などでも出展して頂いている、Raspberry Pi(ラズベリーパイ)に代表される、

Raspi-PGB001いわゆるコンピュータ基盤、シングルボードコンピュータによるハイレゾプレーヤー、DACヘッドホンアンプなどの総称「ラズパイオーディオ」。DSC01153

IoT、工作系の方にとっては基盤のほうが何かとやりやすい?のですが、オーディオ機器として使用する場合、見た目や耐ショック性、外部ノイズ遮断などのためにケーシングはマストとなります。

春のヘッドフォン祭2017で評論家の海上忍氏が提唱する「ワンボードオーディオコンソーシアム」が立ち上がり、ヘッドフォン祭会場でも試作汎用ケースなどが展示されていましたが(その時の紹介記事がこちらです

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この構想がついに具現化!AVIOT ブランドから、オーディオグレードのシングルボードコンピュータ(Raspberry Pi / Tinker Bell)アルミニウム合金削り出しケースを 2017 年 10 月 2 日(月)より発売開始致します。

AVIOT CASE 01
– Audio Quality FULLY MACHINED-ALUMINUM CASE –
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全体のプロデュースおよび機構設計はオーディオ評論/ITコラムニストの海上忍氏、インダストリアルデザインは高級スマートフォンケースで豊富な実績を持つMichael Tong氏が担当し、オーディオ用途に特化した設計・意匠を施しました。フジヤエービックでは、先日このCASE 01の実物を拝借しました。アルミ合金の外板は吹き付け塗装されており、共振も起こしにくい上に高級感もぐんとアップしており、大きなポタアン?と間違えそうな出来栄えです。。

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ケース正面。右横にUSB/HDMIなどの端子が見えます。左側はこんな感じ。

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左側下の凹部にmicroSDカードスロットがあり、ここにOSなどを収納します。なお、側面の右2つの端子は基盤の出っ張りを避けるために穴をザグっているだけで、実際には何も使いません。左上はUAB端子。

 

 

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ケース正面写真の反対側。USBx4、LAN端子が並びます。いわゆる「入出力」。

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基盤上フタはアルミの服付け仕上げに本物のウッドを張り付け、見た目には高級感が上がり、オーディオ面では木を貼り合わせることで共振を抑えています。

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底面積ではAK70とほぼ同じくらいです。

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ケース内部。Raspberry Pi のみではなくTinker Bell も使用可能です。[

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シングルボードコンピュータと拡張ボードの間に厚さ約 2mm の銅製シールドを配置できる機構を採用、全体の剛性アップを実現した他、シングルボードコンピュータが発する電磁ノイズのオーディオ処理系に対する影響を抑えています。

フジヤエービックでは、本日よりこのAVIOT CASE 01の販売を開始致します。

AVIOT CASE 01フジヤ価格16,070円

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