TSUTAYAは10月2日、店舗でのDVDレンタルや動画配信を通じ、10万本の映像作品が見放題になるサービス「TSUTAYAプレミアム」を全国の800店舗で始めた。料金は月額1000円(税別、以下同)から。今後、対応店舗や作品ラインアップを拡大するという。
9万本のDVDやBlu-ray(新作・準新作を除く)を返却期限なし、延長料金なしで借りられるほか、2万本を配信する動画配信サービス「TSUTAYA TV」が利用できる(店舗レンタルと動画配信を合わせ、重複を除いた本数が10万本)。
料金は月額1000円から、1度に借りられるDVDやBlu-rayの数は3枚から(いずれも店舗で異なる)。支払いはクレジットカードによる自動引き落としで、更新手続きは不要。
店頭のカウンターかセルフレジで申し込みを受け付ける。TSUTAYA TVを利用する場合は、申し込み後に発券されるレシート記載のID(12桁)を、Webサイト「動画見放題利用申込み」で入力する。
TSUTAYAプレミアムは9月4日から一部店舗で試験導入し、ユーザーから好評だったため全国展開を決めたという。今後も導入店舗を拡大する考え。TSUTAYA TV向けにオリジナル作品を制作するなど、ラインアップの拡充も行う。
定額制動画配信サービスは、AmazonプライムビデオやNetflix、NTTドコモの「dTV」などが2015年ごろから相次いで参入。一方、レンタルビデオの市場規模は縮小に歯止めがかからず、07年には3604億円だったのが、16年には約半分の1831億円まで減少している(日本映像ソフト協会の資料より)。
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