視覚障害の男性 転落直前に電車から降りる

視覚障害の男性 転落直前に電車から降りる
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1日夜、大阪・高石市で全盲の59歳の男性が駅のホームから転落し、電車にはねられて死亡した事故で、男性は、直前に着いた電車から降りて改札口のほうへ向かっている途中に転落したことがわかり、警察が詳しい状況を調べています。
1日午後9時半ごろ、大阪・高石市のJR阪和線の富木駅で、男性がホームから線路に転落し、8両編成の快速電車にはねられました。警察によりますと、男性は、近くに住む全盲の椋橋一芳さん(59)で、全身を強く打って死亡しました。

椋橋さんは5分ほど前に駅に到着した電車から降り、改札口のほうへ向かっていたということで、ふらついていたため、近くにいた女性が声をかけ駅員を呼びに行っている間に転落したということです。

ホームのカメラには、白い杖をつきながら歩いていて転落する様子が映っていて、運転士は警察に対し、「駅の100メートルほど手前で気付いてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。

椋橋さんは、ふだんからこの駅を利用していて、1日も昼ごろ、近くに住む姉に「出かけてくる」と言って外出したということです。

ホームには緊急停止用のボタンや点字ブロックはありますが、転落防止用のホームドアはなく、警察が転落するまでの詳しい状況を調べています。

「気さくな人」

亡くなった椋橋一芳さんの自宅近くに住む男性は「目は不自由でしたが、近所の道は慣れていて、1人で歩いているのを見かけていました。気さくな人柄で、よくあいさつを交わしていたので本当に悲しいです」と話していました。

視覚障害の男性 転落直前に電車から降りる

1日夜、大阪・高石市で全盲の59歳の男性が駅のホームから転落し、電車にはねられて死亡した事故で、男性は、直前に着いた電車から降りて改札口のほうへ向かっている途中に転落したことがわかり、警察が詳しい状況を調べています。

1日午後9時半ごろ、大阪・高石市のJR阪和線の富木駅で、男性がホームから線路に転落し、8両編成の快速電車にはねられました。警察によりますと、男性は、近くに住む全盲の椋橋一芳さん(59)で、全身を強く打って死亡しました。

椋橋さんは5分ほど前に駅に到着した電車から降り、改札口のほうへ向かっていたということで、ふらついていたため、近くにいた女性が声をかけ駅員を呼びに行っている間に転落したということです。

ホームのカメラには、白い杖をつきながら歩いていて転落する様子が映っていて、運転士は警察に対し、「駅の100メートルほど手前で気付いてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということです。

椋橋さんは、ふだんからこの駅を利用していて、1日も昼ごろ、近くに住む姉に「出かけてくる」と言って外出したということです。

ホームには緊急停止用のボタンや点字ブロックはありますが、転落防止用のホームドアはなく、警察が転落するまでの詳しい状況を調べています。

「気さくな人」

亡くなった椋橋一芳さんの自宅近くに住む男性は「目は不自由でしたが、近所の道は慣れていて、1人で歩いているのを見かけていました。気さくな人柄で、よくあいさつを交わしていたので本当に悲しいです」と話していました。