地域差ハンパない! 『カナブン』を発音してもらおうとしたら、予想外の展開へ
日本では、地域によって特有の『いいかた』をすることがあります。
同じ読みかたでも、イントネーションが微妙に違うことも。
でも、より地域差を感じるのは、方言でしょう。
方言のインパクトが大きい
多くの人が見たことのある昆虫、カナブン。
日本に広く分布し、夏になると公園や林などでよく飛んでいます。
『カナブン』は、出身地によってアクセントが違うそうです。
クロ(cro_______cro)さんがInstagramに投稿した、自分自身の体験漫画でも、男性2人のカナブンの発音が違っていました。
ただ、クロさんの場合は…。
男性たちの発音は、次の2通り。
『ナ』を強調して発音する。すべての音を、ほぼ一定の高さに発音するしかし、クロさんはカナブンを下のように呼びます。
「カナブンが飛ぶ時の羽音かな」と思ってしまいそうな呼びかた!
意外すぎて、何度も聞き返してしまうのも分かります。
ところが、クロさんと同じようにカナブンを『ブイブイ』と呼ぶ人がいるようです。投稿に対して、たくさんのコメントが寄せられています!
大阪出身の私は、同じく『ブイブイ』です!兵庫県で、『ブイブイ』って呼んでます。神戸生まれで、『ブイブイ』です!でも、『ブイコ』って呼ぶ時もあるよ。コメントを見る限り、関西圏の中でも特に兵庫県民は、カナブンを『ブイブイ』と呼ぶ人が多いようです。
また、こんな意見も。
カナブンはカナブン、『ブイブイ』は『ブイブイ』で、別の虫だったりします!
別の虫とは、どういうことでしょうか。
調べてみると、『ドウガネブイブイ』という昆虫がいるようです。カナブンとかなり似ていますが、背中の形や、色の違いで分かるそう。
つまり、カナブンを『ブイブイ』と呼んでいる人がいれば、『ドウガネブイブイ』を『ブイブイ』と呼んでいる人も、いるということです。
カナブンの呼びかたひとつで、これだけの地域差が出てきました。
なまりや方言を調べていくと、新たな発見がまだまだありそうです!
[文・構成/grape編集部]