僕の通っていた小学校に入学することになった弟、ヒロ君。
通学は僕と一緒に学校まで歩いていました。
片道およそ40分。
そういえば、弟も僕と同じく表皮水疱症だったので夏場は二人してボロボロで歩いていましたね(ノД`)
低学年の頃は常に手を繋いで歩いていました。
なんせ、繋いだ手を離すとどこかに行ってしまうのです。
学校では確かなかったと思いますが、家にいる時は何度も一人でふらりとどこかに歩いていたんですよね。
特に外出先でそのパターンが多かったかも。
そしてそのまま行方不明になる。
そういった時は暫く身内だけで探して、三~四時間しても見つからない時は母が警察にお願いに行ってました。
一度冬の寒い雨の日に夜になっても見つからない時があったんですよね。
その時は僕が家で警察からの連絡待ちという事で待機をしていたのですが…
子どもながら今回はもうダメだろうと思ってしまってました( ω-、)
確か夜10時位にひょっこり帰って来たと思います。
ホントひょっこり、本人は何も語れませんがごく普通に玄関の鍵をガチャガチャやるんです。
ただ、全身はビショビショで冷えきっていました。
この時の驚きと喜びは今でもよく覚えています。
何か色んな想いがぐちゃぐちゃになって、泣きながら弟を抱きしめました。
そして捜索中の父や母にどうやって連絡を取れるか焦っていました。
なんせまだ携帯電話が普及する前の時代なので(^_^;)
結局連絡手段が見つからないので、その間も母達は必死に捜索をしていましたが。
そんで1時間後くらいに帰ってきたと思いますが、それまで僕はヒロ君を風呂に入れたりして風邪を引かないようにさせていました。
何か余りにも身体が冷たかったのでこのまま死んでしまうような気がしたんですよね(~_~;)
低学年の頃は頻繁にこのような行為をしていたヒロ君。
しかし4年生くらいになる頃、行方不明になることはピタリとおさまりました。
彼も成長してそういった事が良くないと分かるようになったんだと思います。
よく母と最近どこにも勝手に行かなくなったねぇ…なんて言っていました。
そうやって成長はしていたのですが、同学年の子達に比べて成長の差は開くばかり。
知らない人でもパッと見るだけで『あの子は何かおかしい…』と分かるレベルでした。
そうなると出てくる問題が、イジメや差別になってくるのですが…。
本人や母達もそうでしょうが、僕もその辺は結構苦労しました(ノД`)
次回に続くのですが、不思議なことに難癖をつけてくるのは同級生以外なんです。
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