今週から10月が始まるので月足で過去のチャートを確認し今月の動きを考えます。
確認する波動は上昇波と下降波です。
月足で辿ると、予想通りかなり過去のチャートから拾ってくる事になり、
現在までの値動きの考察が随分長くなってしまいました。
でも、ドル円を今後も取り扱うなら、
しっかり確認しておいても損はないかなと思い、掲載しました(*'ω'*)
↓ドル円 月足
月足で辿ると、予想通りかなり過去のチャートから拾ってくる事になり、
現在までの値動きの考察が随分長くなってしまいました。
でも、ドル円を今後も取り扱うなら、
しっかり確認しておいても損はないかなと思い、掲載しました(*'ω'*)
↓ドル円 月足
■上昇波
1995年4月起点 3波目スタート2011年10月(仮状態)
・目標値
NT値 79.700
N値 143.47
拡大Y波動 151.790
E値 215.56
V値 219.72
・時間償却
V型 ~2024年12月
NT型(最大) ~2028年4月
■下降波
1998年8月起点 3波目スタート2015年6月(仮状態)
・目標値
NT値 104.074
縮小P波動 97.318
N値 53.762
V値 25.228
E値 3.45
・時間償却
V型 ~2019年2月
E型 ~2024年12月
N型 ~2028年8月
NT型(最大) ~2032年4月
目標値や時間償却を見ると随分想定外の数字が並びますが、
ここで重要になってくるのは到達ラインです。
波動構成図に全てを書き込むと図が見にくいので、
これまで意識されてきた到達ラインと今後意識されるだろう到達ラインを選んで記載しています。
■先月までの動き
2011年10月に起点①上昇波3波目がスタートしました。
スタートと同時に時間償却E型が既に過ぎている苦しい展開でしたが、
最大時間償却内にE値215.56への到達ライン(赤1)にサポートされ上昇しました。
2015年6月に2007年6月の高値124.110を越えた辺りで抑えられ反転。
この反転ポイントが起点②下降波3波目スタート地点となりました。
この上昇が波形としては、本来拡大Y波動を形成しているので151.79を目指すべきなのですが、
この時点で時間償却N型も消化しており、なお目標レートが遠く反転した事を考えると、
ドル円通貨ペアにおいて、この反転ポイント125.852は、
今後超長期で見てもかなり強いレジスタンスになると思います。
反転後は起点①の下降波が攻勢を強め、
最短の時間償却V型でV値25.228への到達ラインに乗る勢いで下降します(青1)
2016年6月には最初の目標値、NT値104.074を達成。
このまま起点②下降波の縮小P波動下限ライン97.318へ到達するかと思われましたが、
上昇波の拡大Y波動値へ、時間償却VとNTで到達するライン(赤2、赤3)がサポートしました。
※図を作成してから気が付いたんですが、
上昇波N値へ時間償却Vで到達するラインが一番綺麗にサポートしてました。
図にはないですが、(赤2´)としておきます。
(赤2´)はちょうど(赤2)と(赤3)の中心値を通ります。
(赤2´)でサポートされ2016年8月から再度上昇します。
下降時に毎月の上限となっていたレジライン(青2)を始めて陽線で突破し、
次のレジライン(青3)で抑えられるも翌月にはここも突破します。
これはサポライン(赤2´)に支えられた事もありますが、このまま下降すれば、
下降波縮小P波動下限を割ってしまう事を嫌がった動きに見えます。
この下限値を割ると中間波動(レンジ)の終了で大きな下降トレンドを形成してしまいます。
上昇波は2016年12月にレジライン(青4)で抑えられます。
(青4)は下降波目標値N、時間償却N型の有力な到達ラインになります。
しっかり頭を抑えられ以降、上昇するも抑えられ上髭で返されてきます。
ここで毎月の下髭を確認すると、(青3)ラインにサポートされている様に見えます。
(青3)は下降波縮小P波動下限値へ時間償却最短で向かう到達ラインです。
縮小P波動下限値は下降波の大きな目標であると共に、買方から見れば割ってはいけないラインです。
(青3)ラインはここを挟んで上値にある時はサポートに、下値にある時はレジスタンスになります。
2016年12月以降ジリジリと下げていましたが、
2017年8月・9月で(赤2)のサポラインが追い付いてきます。
ここからは周知の通り、9月8日に107円台を一度記録するも以降上昇を続けています。
そして、9月の後半上昇が鈍ります。
再度(青4)の有力なレジラインに近づいたことで抑えられ9月も上髭で返されました。
■10月の動き
意識される10月のラインは
レジスタンス 雲上限115.84 ←ここもライン通ってます、
図に入れるとわかりずらいので雲上限にしてあります。
図に入れるとわかりずらいので雲上限にしてあります。
レジスタンス(青4)113.10
9月29日終値 112.456
サポート(赤2)110.20
サポート(青3)107.63 ←このラインは割れるまでサポート、割れてからレジになります。
月足で見るとやはり予測レートが広がりますね。
月足コアレンジは110.20~113.10になるかと思います。
コアレンジを抜けると上下どちらかのラインに一度は到達する可能性があるので注意が必要です。
細かくは週足・日足・1時間足でしっかり拾って行きます。
■11月からの動き
年末に向けて気になるのが、これまで有効に働いていた到達ライン同士が交差することです。
現在はレンジの中のレンジを形成するような動きですが、そろそろ決着がつきそうですね。
交差するのは正確には2018年1月、交差レートは111.65周辺です。
111.65が下限になるか上限になるか12月末には決まるのではないでしょうか(。´・ω・)
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