2017年9月の配当
さて、9月が終わり、配当が出そろいました。整理しておきます。今月もギリギリ10万円を超えるような状況になりました。今までインカムを底上げしていたPFFが無くなっていますので、なかなか10万円を超えるのがしんどくなってきていますね。
ただ、来年の今頃にはインカムがだいたい・・・8万から20万ぐらいの幅で増えるはずですね。たぶん。PFFのぶんの投資先を振り向けました。それと、財形と預貯金をを崩しました。
勤労所得以外に20万~30万の不労収入があると、生活もだいぶ楽になってくるのではないかと思っています。ただ、そうなったとしても生活水準を上げるわけではありません。
ですから、相変わらず15年モノの中古車に乗り、スーパーの安売りで食材を探すという毎日になるのでしょう。ここで言う楽になるというのは、再投資が楽になるということです。
ただ、この生活が持続可能かというと、可能ではないですね。とにかく時間がありません。体が動くうちにできるだけ収入を投資に回し、動かなくなってきたらリタイヤということになるのでしょうか。
前段が長くなりましたが、配当収入はこのようになっています。
米国株、9月配当銘柄のショートコメント
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VTIは特定口座とNISAの分です。この2つは金額は小さいですが、買った時期が良かったのでおよそ1年半で30%以上のキャピタルゲインが乗っています。VTIは配当だけでなくある程度のキャピタルが狙えるのが良いところです。
それと目に付くのはBHPビリトンです。もともと高配当ですが、銅や鉄鉱石の市況が回復しつつあるので配当も増配傾向です。ただ、暴落後の病み上がりという形で、まだまだ予断を許さないところです。
BHPビリトンはリオティント、ブラジルのヴァーレなどと同様に資源メジャーの一角です。原油ほど経済的な濠が狭くないので持っていて面白い株だと思います。ただ、やはり商品系なので、あくまでサテライト的な買い方でしょう。ボラが大きすぎます。
エクソン(XOM)とロイヤルダッチシェル(RDSB)はそれぞれルーツはRockefellerとRothschildというある意味ブランドです。ただ、原油市況はこれまた難しいので、一応のポジションは持っていますが軽めです。結局のところ、商品系のカテゴリに属する株という理解です。
両社とも業績は底打ちと思われますが、ペイアウトレシオが厳しい水準です。資源メジャー、オイルメジャー、いずれも日本にはない性質の株ということで妙味はありますが、過度の突っ込みはポートフォリオの上下動を激しくすることでしょう。
お祭りの季節で思うこと
近所の神社でお祭りがありました。おみこしや山車が出て、街中を練り歩いていました。うちの子も太鼓をたたきました。私はベッドタウンに育ったので、歴史と文化が薄く、そういう経験はありません。
お祭りになると、お小遣いが発生します。子どもは屋台で食べたり、射的をしたりします。息子はハンドスピナーをくじで当てて喜んでいました。クジや射的は投資額に比べてリターンが少ないのですが、そういうことを言ってはいけません。
自分の子どものころを思い出します。まず、グルグルとあちこちの屋台を回り、雰囲気を楽しみます。その後どのようにお金を使うかということです。私もお祭りのときにお小遣いをもらったのですが、使い方は2つでした。
- コンビニに行って、おかしを食べる
- ラーメン屋に行って、ラーメンを食べる
結局、友達と外で食事をするのが楽しいので、食べて帰ってくるわけです。ただ、お祭り会場でお金を使うことはありませんでした。理由は、量のわりに割高に感じたからです。射的などをすることもありませんでした。理由は単純で「当たらないから」です。
しみったれにもほどがあります。どうしてそういう発想になるのか、どうしてまたそういう友達に囲まれたのか、不思議です。ただ、今はこう思います。その時、特別な夜のドキドキとワクワクを加味すれば適正価格なのではないかと。
こう自省しつつも、しみったれた性格は今も同じです。収入が増えたからと言って散財する気には到底なれません。人生のプライオリティをどこに置くか。今の私は「健康」「家族」「お金」ということになります。
時間はお金で買えるので、いずれ時間をたくさん手に入れたいと思っています。結局、モノよりも時間が欲しいということです。やりたいことはやりつくせないほどに多く、知りたいことは身の回りから派生して殆ど無限にあります。
おそらくこれらが完全に満たされることは自分が衰えるまでないのでしょう。よりよく生きるために。よりよくお金を使うために。ぼんやりとそんなことを考えています。
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石油株に関しての考えです。市況モノはとにかく読みにくいですが、淡々と決めた割合でポジションを持っておくというのも1つの手でしょう。
じわじわ円安になってきています。ただ、ようやく国債買い入れも絞られてきています。政局に左右されますから、今後の金融政策に注目ですね。
時間を買うということは、働き方を見直すということかもしれません。仕事も趣味も楽しいという場合はなかなか迷うことです。特に、仕事は一度離れてしまうと復帰するのが簡単ではありません。マルチステージの生き方ができると良いのですけどね。