アムステルダムから車で30分ほどで行ける小さな漁村「Marken(マルケン)」でランチ&お散歩をしてきました。
13世紀に嵐でオランダ本土と分断されてしまった半島
13世紀に大嵐がきてオランダ本土と分断されてしまったマルケンは、漁業を主な産業にしている小さな村です。1957年に堤防が建設されて再び本土とつながることができたそうですが、今でも自然や昔ながらの伝統が多く残る半島として、多くの人が観光に訪れています。
Marken
人口:約1810
面積:2.71 km²
カラフルな木造家屋が並ぶかわいい村マルケン
村の入り口にある駐車場(2.5H7€)に車を停めて車外に出ると、アムステルダムとは違いものすごい風が吹いていました。
もってきた上着を羽織って村の中へ。
マルケンの村はザーンセ・スカンスのように風車はありませんが、とてもカワイイ木造家屋が並んでいます。
こんな建物が並ぶ村の中をお散歩気分で歩くと、港にでます。
たくさんの船が並んでいる光景は壮観ですが、かなりの突風で桟橋を歩くのは大変でした。
港にはいくつかの出店が出ていて、ハーリング(ニシンの塩漬け)やキベリング(タラなど白身魚のフライ)が売られています。
久々にハーリングを食べましたが、とても新鮮でおいしかったです。
キベリングはちょっと揚げ油が古かったようで、揚げカスがついていて微妙でした。
この半島は一週回って約9kmということで、ハイキングにピッタリなようですが、この日はホントに風が強くて島一周お散歩しようという気分にはなれませんでした。
突風の中テラスでランチ、オランダ人は風に強い?
港周りには、カフェやブラッスリーが数軒並んでいます。こんな風の中でも外のテラスで食事してる人が多かったのですが、私たちは店内でランチをすることにしました。
外の景色が見える席を確保し、「本日のお魚」をオーダー。
Flat Fishと言われたので、ヒラメかな?カレイかな?を二人でシェア。
イギリスのフィッシュ&チップスといった感じで、こういったお魚のグリルには必ずフライドポテトがついてきます。なので、パンを頼まなくてもお腹いっぱいになります。
伝統工芸の木靴ファクトリー
村の中では、オランダ土産でよく見かける木靴の製造、販売が行われています。
村の中には木靴屋さんの他にもお土産物屋さんや、チーズ屋さんがありました。チーズ屋さんでは、実際にチーズを作っているというかわいらしいお姉さんに、色々な種類のチーズの試食をさせてもらいました。
明日から日本へ一時帰国なので、お土産物屋さんでかわいいチューリップの小皿を買いました。
さぁ、これから荷造りをして明日ヘルシンキ(フィンランド)経由で日本に帰ります。日本に帰るのは半年ぶりなのでとても楽しみなのですが、ヘルシンキ乗り換えは初めてなのでちょっとドキドキです。