Google Compute Engine、仮想マシンの入れ子(Nested Virtualization)を可能に。KVM対応
Googleは、Google Compute Engineの仮想マシンの上でさらに仮想マシンを実行できる「Nested Virtualization」をベータ公開したと発表しました。
Nested Virtulizationを用いることで、オンプレミスなどのサーバの仮想環境で動作しているシステムのイメージをそのままGoogle Compute Engineに持ち込むことが可能なため、例えばディザスタリカバリ時のフェイルオーバーなどを容易に構築できると説明されています。
Netsted Virtualizationはどのマシンタイプでも利用可能、通常の価格より大幅に安価(ただしGoogle Compute Engine側の都合で終了させられることがある)なプリエンプティブルインスタンスにも対応しています。
また、Netsted Virtualizationはインテルプロセッサが搭載する仮想化支援機能のVT-xに対応しており、高い性能を実現しています。
ただしNested Virtualizationで対応している仮想化ハイパーバイザは、現時点ではKVM互換の仮想化ハイパーバイザのみで、Hyper-V、VMware ESX, Xenなどはサポートされていません。
カテゴリ クラウド
タグ Google Cloud Platform , Google Compute Engine
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